【株式会社Resorz創業ヒストリー紹介】代表 兒嶋裕貴
<社名の由来>
2月5日で2009年の創業から9年目を迎えました。この機会に改めて弊社の創業についてお話ししたいと思います。社名「Resorz」(リソーズ)という会社名は、Resource(資源・手段・機転)と「理想図」という二つの言葉を由来としています。創業時、本当は「株式会社理想図」としようとも考えたのですが、敢えて造語にしました。おかげで社名を読み間違われることもありますが、、、(リゾートなど!苦笑)いつか思い通りの会社になったと思えた時に、漢字の「理想図」にするかもしれません。
<世界に出て感じたこと>
私は学生時代や、転職の合間などこれまで延べ50ヶ国を周りました。
学生時代は旅行というより「放浪」する感じで、長く滞在した国もありますし、普通の旅行では体験できないことも自分の目で見に行って、世界をまわりました。そこで、日本の窮屈さを感じで世界に出たはずが、改めて感じる
日本の素晴らしさと、日本に何かを還元したいという思いがありました。
これは、海外で日本に対する評価をもらった時に感じたことですが、企業家、スポーツ選手など、時代の変わり目に世界を舞台に活躍する日本人が出てきて、日本にそれを還元してきてくれたことで、今の日本の地位があるんだと思えました。もっと、「そういうハイブリッドなジャパニーズ(日本人)」を排出し続けられるような支援がしたいと感じました。
<日本企業・日本人はもっとグローバルで活躍できる?>
前職のITベンチャーで、ベトナム法人の事業会社を立ち上げていた際、日本企業は、韓国や台湾の企業に比べると進出決断の速度が遅く、世界にまだまだ積極的に出ていけていないと感じました。国としてのバックアップもまだまだ弱いことや、それを解決するためのサービスも足りていないと思ったんです。
もっと、日本企業が海外に出ていかなければ、日本人が活躍できる場が増えない。そういう想いから、まずは日本企業がグローバルで成功できるサービスを創ろうと考え、起業しました。
<転機になったメキシコでの出来事>
何かしなければいけない、そう思いながらもすぐに起業できたわけではありません。前職のITベンチャーでは新規事業を成功させ上場企業に事業売却をした経験はありましたが、起業経験や海外ビジネスに関するノウハウがあったわけでもありませんでした。でも、転機になったのがメキシコのイスラムヘーレスへの旅での出来事です。
ある日、旅中で知り合った日本人と他の外国人旅行者たちと食事をしていたら、周りの外国人が「君たちは日本人だろう?僕ら、寿司が食いたいのだけど作れるか?」と聞いてきました。「おいおい、日本人だから、みんな寿司が作れるわけじゃないぞ」と思ったら一緒にいた日本人の彼はなんと料理人で「寿司握れるよ」と言い出してしまったんです。それなら寿司パーティーやってみるか!と次の日から魚など現地で調達できる食材を集め、場所もレストランを貸してもらえるように交渉して周り、30人程参加希望者を集めて周りました。そのパーティーは大反響で、僕ら「寿司ボーイズ」はまるで、英雄かスターみたいな扱いでした。
<ノウハウはいらない。やり方は捻って考えればいい>
この体験で、「日本のコンテンツはこんなにも素晴らしく、世界で勝てるんだ」ということと、ノウハウや経験のあるなしよりも「やってやろうという想いと、頭をひねって考えればどうにかなるんじゃないか」と感じることができました。そうして立ち上げたのが株式会社Resorzです。
実は、現在のメイン事業となる「Digima~出島~」のサービスが立ち上がるまで起業から2年程かかっています。そのお話はまた「開発秘話」にて紹介します!
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■関連インタビュー
http://asenavi.com/archives/4594
https://an-life.jp/article/361
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