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Relic新卒トップ2に聞く。入社直後から活躍できる人材の心構えや姿勢とは?

「(写真の左から)2023年度新卒MIP:脇 瑠冴、準MIP:松田 剛」

Relicでは2026年度も新卒採用を実施します。Relicでは、年度の終わりにその年に最も革新的な働きをした新卒メンバーを「新卒MIP(Most Innovative Person)」として表彰しています。今回は、2023年入社で新卒MIPを獲得した2名にインタビュー。彼らは、どうやって早くから仕事のリズムを捉え、成果につなげたのでしょうか?その秘訣や心構えを深堀ります。
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2023年度入社の新卒28名の中で、最も「イノベーティブ」と表彰された2人が登場

ーーMIP受賞おめでとうございます!まずは、お二人の現在の担当業務を教えて下さい。また、業務に当たる上で心がけていることなどがあれば合わせて教えてください。

脇: 私はXTech事業部で、クラウドファンディングサイト構築SaaS「ENjiNE」の営業活動を担当しています。Relicのなかでは運営期間も長く、営業体制も一定の形ができているサービスではありますが、提案先の企業様によって新規事業創出のあり方や評価軸、立ち上げ後に予定する活用方法まで様々で、単純にパッケージ通りのSaaSを導入していただければいいというビジネスではありません。提案先の企業ごとにカスタマイズした営業戦略が必要になってきますし、ENjiNEを導入後、運営フェーズに入った企業様の伴走支援も欠かせません。

また、私は常に120%のアウトプットをすることを心がけています。入社直後は、経験も知識も不足しているため、どんなに頑張っても理想に対して3割のクオリティの提案になってしまい、締め切りに間に合わせられず悔しい思いをしたこともありました。なんとか仕上げた提案資料も、前提が間違っており全て作り直し、ということもありました。今では、着手前・進捗30%時点・50%時点…と、上長に細かく提案内容の相談をしながら進めることで時間的な余裕を確保しつつ、+アルファ、つまりお客様の期待以上の120%の提案が安定して提出できるよう進めることにも慣れ、提案に対する企業様からの反応も格段に良くなったと感じています。

松田:私はビジネスクリエイション事業部で、メンタリング等を通じて各クライアントの新規事業開発を支援しています。プロジェクトマネージャーとして、クライアントの具体的な事業案に対する支援はもちろん、同時に新しい商談機会の創出にも注力。具体的には、「昆虫食」や「高齢者向けフィットネスジムの展開」など、ジャンルも様々なプロジェクトを並行で担当しています。

普段から心がけていることは、「新規事業のプロとして、べき論を提示する」。例えばクライアントが新規事業検討期間中に目先のKPIに囚われてしまったときも、外部の自分だからこそ冷静な視点を持って、大上段の目的や、プロジェクト成功へのルートを冷静に考え、「長期的な視点でこう進めるべき」という理想形を提示するようにしています。お客様への提案については、自分のなかで一切の疑問がない状態にしてから、上長にチェックを求めるようにしています。不明な点を調べながら・勉強しながらの作業になるので時間はかかりますが、そのほうが自分の実力がつくように感じます。

ーー2023年4月には28名もの新卒社員がRelicに入社しました。そのなかで、脇さんが「2023年度新卒MIP」、松田さんが「準MIP」に選ばれましたね。ご自身でその受賞理由などはどう理解していますか?

脇:RelicのMIPは「事業革新性:事業に対して、新しい挑戦やチャレンジをしたか」「組織革新性:Relic社内外の組織に対して働きかけ、よい影響を及ぼす取り組みを行ったか」の2点で評価されます。

私も、ENjiNEの営業手法を変更し、受注率を向上させるなどもちろん担当事業に対する挑戦もしたのですが、特にMIP選定において評価してもらったのは「組織革新性」でした。同期が担当するファッション相談アプリcoordimateのダウンロード数を伸ばすためにQRコードをプリントしたオリジナルTシャツを制作・着用して新宿や渋谷を練り歩いたり、Relicの合宿では全員参加コンテンツの司会や、社内ラジオのMCを担当し好評を得るなど、Relicという会社全体を盛り上げる活動をたくさん行った点が高く評価されました。

これらの取り組みは、ENjiNEの新規営業の範囲外ですが、起業を目指す私にとって、どの取組みも将来なにかの役に立つはずだと思っています。メイン業務に閉じずに何事にも挑戦する姿勢で取り組んだことが評価してもらえて、嬉しく思っています。

脇の業務内容を詳しく聞いたENjiNE担当者インタビュー記事▼

SaaS型クラウドファンディングプラットフォームENjiNE担当者が語る、クラファンの現在地とENjiNEチームの魅力 | 株式会社Relic
Relicが創業初期から提供するサービスのひとつである「ENjiNE」は、企業が独自のクラウドファンディングサイトを立ち上げる際に活躍するSaaS型のプラットフォーム。導入企業は延べ200社を超...
https://www.wantedly.com/companies/relic/post_articles/898534

松田:対して私は、「事業革新性」がMIP受賞のポイントとなりました。例えば先程からお話している「昆虫食」は、現在一般向けの市場はゼロに等しい。新規事業への知見の蓄積があるRelicにおいても、当該市場の開拓からのチャレンジというのはほぼ前例がなく、これまで蓄積してきた新規事業開発のセオリーが適用できるかも不確実という状況のなかで、継続支援や案件拡大を達成したことが困難なチャレンジをやりきったと高く評価されました。

もちろん、4月の入社直後からいまのような責任感を持ってプロジェクトに関われていたわけではありません。私にとって大きな転機になったのは、プロジェクトに参画してから半年ほどで発生した組織体制変更。それまで昆虫食のプロジェクト支援を引っ張っていた上長が異動となり、実質的に自分がメイン担当者に。そこで大きく意識の変化があり、「自分がこのプロジェクトを検討している企業の責任者だったらどう考えるか?どう成功に持っていくか?」と、本気で考えるようになりました。プロジェクトを牽引していくにあたって、学生時代に簿記・会計を学んでいたことで収支計画のイメージが描けたことも、早期に結果を出せた理由のひとつだったと感じています。

脇:コミュニケーション力に強みがあって、回数で実力を積み上げていくタイプの脇と、知識や分析力をもって、いつでも冷静に正解にたどり着く松田。私たちふたりの仕事へのアプローチの方法が真反対で、社内では「まるで漫画NARUTOの、ナルトとサスケのようだ!」と言われています。(笑)

1年目の社員の意見でも、しっかりと耳を傾けてくれる社風。もちろん自分も、そうありたい。

ーー直近では2024年の新卒社員が入社し、去年の自分と重なる頃ではないでしょうか。入社から1年が経った今、Relicという会社の良い点や、後輩ができて気付いたことなどを教えて下さい。

脇:新卒でも積極的な意見・提案が歓迎され、年次やレイヤーに関係なく発言することができるのがこの会社の最もよいポイントだと感じています。後輩が私に意見や相談を持ちかけてくれた際は、自分と考えが違っても否定はせずに「自分だったらこうする」とアドバイスをしながら、一緒に考える姿勢を大切にしています。先輩後輩関係なく、同じ目線で一緒に事業を作りたいと思っています。

松田:1年目のフレッシュな視点も大事だと私の意見もしっかりと受け止めてもらえる社風なので、いつでも気兼ねなく発言できるのが良かったです。また、後輩へのアドバイスはまた脇くんとは違ったアプローチで、正解は示さずに「◯◯だったらどうかな?」「この視点で考えてみたら?」と、問いを立てるようにしています。ただ、最終的には後輩社員にも自由に考え、発言してもらいたいという思いは脇くんとまったく同じです。どんなに間違っていてもいいから、一生懸命考えて、表現するという姿勢は大事にしてもらいたいです。

ーー最後に、いまRelicへの入社を検討している学生へメッセージをお願いします。

脇:これは私がCTOの大庭さんから言われた言葉ですが、ぜひ「自分の”得意”を主張」してください。私の場合は、それが舞台度胸とか、人の懐に入るコミュニケーションスキルでした。そして、それを業務内外で発揮していることが今回のMIP受賞につながっています。自分の「ポジション」を確立し、その分野では社内の誰にも負けない!となることが、ひいては仕事の成果にもつながってくるはずです。

松田:この1年を振り返ってみて、「限界までやりきれたか」というのが重要なんだと、改めて思います。Relicに採用される人はもともと物事を完遂する能力が高い人が多いとは思いますが、自分が思うよりもさらに一段上、自分ができる最大限のコミットメントを常に発揮する姿勢が求められていると思います。

松田の就職活動を聞いた内定者インタビュー▼

【23卒 ビジネス職内定者インタビュー】私たちがRelicに就職を決めた理由 | 株式会社Relic
Relicでは、新卒社員も積極的に募集しています。今回は、2023年4月に入社予定のビジネス職の内定者3名に集まってもらい、それぞれの就職活動、企業選びで大切にしていたこと、なぜRelicを選ん...
https://www.wantedly.com/companies/relic/post_articles/475320#_=_

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<プロフィール>

ビジネスイノベーション事業本部 XTech事業部   脇 瑠冴

大阪産業大学 経営学部卒。在学中から、企業を目指す学生と起業家を繋ぐピッチイベントや、就活支援のインターンを経験。現在はXTech事業部に所属し、株式会社CAMPFIRE ENjiNEにて、クラウドファンディングサイト構築SaaS「ENjiNE」の法人営業を担当。

新規導入を獲得しながら、他事業のサポート、社内ラジオ、合宿コンテンツなど、社内外でのコミュニケーションにも積極的に取り組んでいる。2023年度新卒MIP。

ビジネスイノベーション事業本部 ビジネスクリエイション事業部   松田 剛

慶應義塾大学 商学部卒。大学在学中から積極的に事業会社でのインターンを経験。現在は、ビジネスクリエイション事業部にてクライアント様の具体的な事業案に対する支援を実施。昆虫食、高齢者の方向けフィットネスジム、飲食店を絡めた事業案などで伴走支援しながら、商談機会を多数創出している。2023年度新卒準MIP。



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