Relic(レリック)は、「新規事業」を事業ドメインとし、4つの自社サービス(クラウドファンディングプラットフォーム「ENjiNE」、マーケティングオートメーションツール「Booster」、企業内での事業創出などをサポートする「Throttle」、新規事業に関するノウハウを発信するオウンドメディア「Battery」)と、新規事業を立ち上げたい会社や個人=イノベーターへの事業プロデュースを行っており、順調に事業規模を拡大し続けています。
そして、去る10月1日、Relicでも2020年新卒社員向け内定式が執り行われました。現在Relicは正社員が約50名の会社規模ですが、来年度入社の新卒は、なんと社員数の1割超にあたる【5名】を迎えることになりました!
また、大手や有名企業の出身者に限らず、起業と失敗を経験した人や未経験エンジニア、複数の仕事を掛け持ちする人など、メンバーのキャリアの多様性には定評のあるRelicですが、もちろん内定者のバックグラウンドも多種多様で、彩り豊か。
なぜ会社規模に対して1割を超える人数の新卒を迎える事になったのか?内定者5名は、一体どのようなメンツなのか?内定式後に開かれた座談会の様子を通じて、紐解いていきましょう。
【内定者5名のプロフィール】※画像の前列左から内定証書を持つ内定者。中央は代表取締役CEOの北嶋。
渡辺大:大阪府立大学在学中。大学入学後に家業である医療グループの手伝いなどユニークな経験をし、来年Relicに就職予定。現在28歳。
大西圭佑:神戸大学大学院在学中。マーケティングを専門に、学生時代から企業との共同プロジェクトも多数手掛けた実績アリ。
武原悠真:早稲田大学在学中。Relic内定後、週4日の本格的なインターンとして、周りよりも一足先に社会人生活をスタートしている。
黒岩大輝:北九州市立大学在学中。NPOの福岡拠点代表を務めたり、東京のベンチャーでインターンをするなど、学生時代から積極的に活動。
保延みさき:昭和女子大学在学中。デザイン思考を用いたマネジメントを専攻。夢にチャレンジする人をサポートしたいと、Relicへの入社を決定。
そもそも、Relicでは大手就職支援サイトを通じた、いわゆる“新卒向けの採用活動”は行っていません。では、内定者の5名はどのようにしてRelicに出会い、就職を決めたのでしょうか。
ーまずは、ベンチャー企業を就職先の視野にいれた理由や、Relicに出会ったきっかけを教えて下さい。
(武原)はじめは、大学の友人と同じように日系大手、または有名コンサルティングファームを志望していました。ただ、就職活動をする中で大手企業では会社側の意思が自分の仕事内容に大きく影響を及ぼすと感じ、裁量権を持って事業が進められるベンチャー企業に志望を変更。ベンチャー企業経営者とご飯に行けるサービスを通じ、Relicの代表取締役CEOである北嶋さんに出会ったことがきっかけです。
(保延)私は、もともと大学4年の卒業時に就職するつもりはありませんでした。「新卒一括採用」というのでしょうか、採用した人の3割が3年以内に辞めるから、それを見越して100名採用して・・・というような、学生をひとつのカタマリのように捉えた考え方に同意できなかったのです。ただ、4年生から一人暮らしを始めたことで生活費が必要になり、それならば私をひとりの人間、個人として見てくれる会社に行きたいとWantedlyで会社探しをスタート。私の話を真剣に聞いてくださり、考えを丁寧に引き出してくれたRelicに惹かれました。
ーRelicの事業ドメインは「新規事業」。皆さんがこのキーワードに興味を持った理由を教えて下さい。また、新規事業にチャレンジする会社は星の数ほどありますが、その中でRelicを選んだ決め手は何でしたか。
(大西)学部生のときの経験から、消費者の生活を大きく変えるのはゼロから生まれた事業だと思っています。大学院での社会科学研究では、実際に“起きている現象”を研究対象とすることが多いのですが、受け身にならずに、自らが現象を起こす存在になりたいと強く意識するようになり、「新規事業」に関心を持ちました。そこでRelicを選んだ理由は「得られる経験値」と「ビジョンと事業の一貫性」。一人ひとりが担当する業務が幅が広い上に量も多いベンチャー企業で、インプットとアウトプットを繰り返すことが、自分の成長に繋がると考えています。また、Relicでは新規事業立ち上げの知識提供に留まらず、新規事業を成功に導くためのサービスも複数運営しています。私はここにRelicの「想いを持った挑戦者と共に走り、共に創る」というビジョンと事業展開の一貫性を感じ、ぜひ働きたいと思いました。
(保延)先程、入社の理由のひとつとして「Relicの社風に惹かれた」とお話しましたが、「夢や目標がある人を、併走しながらサポートしたい」という、自分の深いところにあった強い想いも、Relicでの面接がきっかけとなってはっきり認識することができました。やりたいことに挑戦し、成功を収めた人がそこかしこにいる社会。そして夢を叶えた人を見て、また他の人が恐れずに新しいことに挑戦する・・・ポジティブな循環がある世の中に貢献することができれば素敵だと思っています。
(渡辺)私はこれまで、大学進学資金を自分で貯めるために数年間アパレル企業で働いたり、家族の病気療養に際して大学を休学、家業の経営・営業を手伝ったりと、普通の大学生とはまったく違う経験をしてきました。そんな経験の中で、将来起業してやりたい事業がぼんやりと見えてきたため、それにつながるようなベンチャーへの就職を希望していました。Relicでは、ベンチャーというハードな環境に加えて、事業プロデューサーとしてたくさんの新規事業の立ち上げに関わり、その成長をサポートして行くことで、ビジネスマンとして他の企業に就職するよりも大きく成長できると感じました。
ー就職は2020年の4月、つまりは半年後ですね。先んじてRelicでインターンをしている2人は、Relicという会社のこと、仕事のことをどう感じていますか?
(武原)現在、インキュベーション事業部でインターンをしており、新規営業や戦略提案の作成に関わっています。インターン生である自分の意見にも耳を傾け、考えの方向性が違えば時間をかけて議論をしてくれるメンバーの姿勢に、Relicは「超フラットな会社」だと感じています。また、社内には積極的に知識やノウハウを共有する文化があり、先輩方の豊富な知識や経験談に日々刺激を受けています。
(渡辺)現在は今までの仕事ではやってこなかった資料作成、市場調査などの仕事を自分から志願してやらせてもらっています。初めての業務に取り組む中で、将来につながる新たなスキルが身についていると感じます。
ー黒岩さんは他社で長期インターン中。その視点からみて、Relicはどう写りますか?
(黒岩)現インターン先も注目のベンチャーで、毎日とても勉強になります。その上で、Relicという会社の特長を自分なりの言葉で表すと「仕事で青春」。社員さんが仕事を心から楽しんでいるし、金銭以外のやりがいや達成感もインセンティブと感じる人が多いです。だから仕事をすることがストレスではないのだと思います。私はファーストキャリアを自分の成長の場と位置づけているので、できるだけ自分に負荷をかけて短期間で力をつけたい。そんな考えの学生には、Relicはおすすめの会社です。
5人が5人とも、なんとも“Relicらしい”意見や考え方を持ったメンバーであることが、とても印象的でした。会社とのカルチャーフィットはとても重要ですが、この5名は今後のRelicで大活躍してくれそうです!
続く後編では、Relicの20卒内定者が就職や仕事を通じてどんな社会人になりたいのか、成し遂げたいことはなにかをフカボリしていきます。