代表との最終面接後、即日内定→翌日入社という「リジョブ最短入社ギネス」を持っている太田 竣也さん。屈託のない笑顔ですぐにチームに溶け込み、求職者様とサロンのマッチングに日々奔走しています。
サッカーや陸上競技、アカペラサークル…と学生時代さまざまな事に注力し、どの場所でもそれなりの成果を上げてきた彼の初めの就職先は、リラクゼーション業界でした。セラピストとして実績を上げ、2年目には店長になり働きがいや手ごたえを充分に感じていた彼が、なぜリジョブへの転職を決めたのか?話を聞いてみました。
太田 竣也(おおた しゅんや:26歳):東京都出身。新卒でリラクゼーション業界へ就職。得意な施術は負荷抵抗運動。大手リラクゼーションサロンの店長を経て、2021年リジョブ入社。歌うこと、話すこと、走ることが大好きで、多才な星野源に憧れるUS期待のホープ。座右の銘:「出会いは未来」
#運動系だった小中学校時代。不登校を経て「自分から人と関わる」キャラクターに。
はじめまして、元セラピストの太田です。学生時代はサッカー・陸上・和太鼓・演劇・スキーやアカペラ…など、体を動かすことや人と話すこと、地域のお祭りや学校行事など、イベント事も大好きな子どもでした。(高校時代に1500m走が学年一早かったのは、密かな誇りです☆)
※高校の体育祭で。こんな時代もありました!!
そんな僕ですが、小学~中学にかけて、ささいな出来事をきっかけに不登校の時期がありました。父母とも何度も話し合い荒れかけたこの頃、やがて気付いたのが「同じ属性の人同士が集まる」という世の中の習性です。
いつも前向きでオープンな人の周りにはそのような人が、攻撃的な人の周りには同じような人が集まっている。自分は絶対に、人が好きで人と関わっていきたい。だったらふさぎ込まず、「自ら働きかけ、人と関わっていこう」と心に決めてからは、再び登校するように。
「目の前の事は、自分が変わることで変えていける」と気付いてからは、再び不登校にもならず充実した学生生活を送りました。コロナ渦で小中学生のうつ病、不登校などが問題になっていますが、ほんのささいなきっかけで人は変われるし、今日元気のない子どもも、明日には笑顔いっぱいになる可能性を秘めています。このような経緯で、高3の進路決定時には「学校の先生になる」ことを思い描いていました。
#大学ではアカペラに没頭。20名⇒120名にサークル活動の輪を広めました。
子どもとの関わりも好きだったので、大学は小学校の教員免許が取れる教育学部へ進学。入学後に夢中になったのが、声だけで歌うアカペラサークルでした。
とはいえ、当初はメンバー20名程度。発表機会もあまり無い、控えめなサークルでした。そこで6名のコアメンバーで「どうやって、この活動を広めるか?」を考えるように。学園祭や休み時間、オープンキャンパス等々で「歌う機会」を多く作り積極的にメンバーを勧誘したり。並行して、部費を徴収し音響設備を整えたり…とインフラも整え、「アカペラの人たち、最近色んな所で見かけるし、なんだか楽しそう!」という活動の輪を大きくしていきました。
結果、4年間でメンバーが120名ほどになり、サークルとしての影響力も増大に。入学式で8,000名の前で歌わせてもらったり、他大学や旅行会社とイベントを開催したりと、4年前には考えられなかった規模感になりました。僕自身もサークルの副会長として、沢山の得難い経験ができましたし、この時のコアメンバーはそれぞれ教師になったり、博士号を取って建築を学び続けたりとお互い活躍していて、今も毎年、高尾山で初日の出を観る友情が続いています。
※アカペラサークルのグループメンバーと。最高に好きだった曲は「歌うたいのバラッド(斉藤和義)」です♪
#「お客様と関わり、店長も経験したい」とセラピスト業界へ就職。
教師を目指して教育学部に進んだものの、「社会に一度も出ずに"先生”と呼ばれる」ルートに違和感があり、早めに就活を意識しました。アカペラは好きでしたが音楽系に進もうとは思わず、むしろ旅行会社や他大学との関わりを通して、リーダーや組織づくりといった分野に関心があったので「お客様と直接コミュニケーションを取れる」「実力次第で若いうちから店長やマネジメント経験が出来る」セラピスト業界を志すように。元々、運動や人とのコミュニケーションが好きだったのも後押しになりましたね。
数あるリラクゼーションサロンの中でも大手M社に決めた理由は「学院長自身が手技統括者で、技術とホスピタリティに思い入れがあること」「実績次第で、1年以内に店長になる可能性があること」でした。新人研修の後に現場配属され、セラピストとしてデビュー。初めは力が入りすぎ、一日が終わると体がガチガチでしたが「お客様と一対一で向き合い、手技を通して元気になっていただく」セラピストの仕事は毎回とても達成感がありました。
#まずは「実績を出す」。入社2か月で新規獲得数店内トップに。
現場に出ても、「店舗づくりに関わりたい」想いは変わらず、かといって店一番の新人のため、経験も技術も一番下からのスタートです。この時考えたのが「脳内バーチャル店長」でした(笑)。今もし自分が店長だったとしたら、技術はベテランセラピストより当然劣るはずだけれど、だからこそ現場の声を大切にして、「全社方針と、セラピスト個人の想いへの寄りそい」を心掛けるだろうなと。リアルな場でも、そこを意識してコミュニケーションを深めました。
早期で店長になるためにもう一つ頑張ったのが、当たり前ですが「いち早く、セラピストとしての実績を出す」所でした。女性ばかりの店舗内で、唯一の男性である自分の強味は“手が大きく力が強い”所です。そこで強味を活かした施術を工夫しつつ「新規客にリピーターになってもらう」事に注力し、5月時点で配属店の新規獲得数トップになりました。実績を出すと、徐々に先輩方も話に耳を傾けてくれるように。その後店舗を異動し、異動先の店長が辞めるタイミングで店長職を引き継いだのが入社2年目の11月でした。
※富士山登頂!!
#店長になって直面した「採用課題」。現場が働きやすい仕組みを作りたい。
新宿店、小石川店とお客様の多い店舗に配属されたのはラッキーでした。中には静岡や熊本から通って下さり、毎回3時間のオーダーをされるお客様もいらして、店長を務めながら施術をこなし、忙しくも充実した日々を過ごしていましたが、そのうち見えてきたのが「数年働いて慣れてくると独立したりと、スタッフが辞めていってしまう」「売上自体が大きくなっても、そこに人材採用が追い付かない」という人の採用課題でした。
当時は、自社としても新店に優先的に人材を配置し、近隣店舗同士がスタッフ採用の奪い合いになるなど、大手ならではの難しい問題も抱えていました。当時はクライアント側としてリジョブの求人サービスを使っていて、店舗毎に求人広告内容を編集できるなど、「自分たちで自分たちの店の採用に着手できる所」が好きでしたね。どうすれば自分たちの店舗の価値観が求職者に響くのか、日々考えていました。
そのうちに、「セラピストとしてでなく、現場が働きやすい仕組みを作る側への転職」を思い浮かべるようになり、リジョブの求人をくまなくチェックしていました(笑)。そしてリジョブの求人サービスは魅力的な反面、「沢山ある機能を使いこなせない」オーナーもいるだろうと感じていたので、もし自分がリジョブに入ったら、そういった面含め理解・提案しサロンの採用を支援したい。そう思い面接に臨みました。
#リジョブではUS所属。脳のスイッチが似ているUSとセラピスト。
面接の中で「美容・ヘルスケア業界で働きたいと思っている、求職者(ユーザー)サポートチームはいかがでしょう? 求職者様の視点を持つことは、ゆくゆくサロン側へサービス提供する際にも、大きな支えになると思いますよ」という提案があり、US配属に。求職者様からのご相談に対して、最適なサロンを結び付ける業務に携わっています。
折角USにいるのだから、求職者様の視点をできるだけ体得したうえで「採用に困っている企業様と、求職者をどう結びつなげられるのか?」を追求したいです。エンドユーザーの声を聞けるUSの特性を活かし、他部署と連携する機会も増えているので、求人サービスリジョブの大きな流れの中で「自分の価値観にあったサロンの探し方が分からない」「機能が使いこなせない」といった部分を拾っていき、採用成果という目に見える形にしていきたいですね。
セラピスト店長時代は「個人売上の合計値=店の売上」で、メンバー同士は敵ではなく同志だったのですが、このチーム力の感覚は、USも共通していると思います。その他にも、お客様への心配りやホスピタリティなど、脳のスイッチが同じところが多いなと感じています。チームの皆さんは、普段から求職者様の事をものすごく考えられていて、同じ目線でサロン探しの相談に乗ってて凄い、といつも思っています。
※こちらは同じUSの、20新卒Kさんのインタビュー記事です。彼女の「まわりが協力したくなる人柄」はすごい強味だなと思います!
#転職を考えるセラピストさん&チームメンバーへのメッセージ
自分が転職してみて、目の前の仕事が「誰かのためになる」ことは、セラピストもリジョブの仕事でも同じで、その方法やツールがセラピスト時代の「手技の習得」や「実際の施術」から、リジョブでは「サービスや業界知識の習得」や「求職者様への対応」になったのだと感じました。大切にしたい所は同じなので、セラピストからの転職を考えている方も、「お客様や業界のために」という気持ちを持っていれば、きっと乗り越えられると思っています。
また、USチームに対しては、本当に「これまでUSを作ってきてくれてありがとうございます。これからよろしくお願いいたします」という気持ちです。USメンバーの求職者様への寄り添い力、提案力は本当に素晴らしく、自分も学び中なので、そこを大いに活かしつつ、これまで届かなかったところに手が届く新しいサービス、安定感プラスアルファのコールセンターを一緒に創れたらいいな、と思ってます。
温和な中に強さや覚悟を感じさせる太田さん。「どうして、ずっと前向きでい続けられたんですか?」という問いには、「人と話したり、関わることがどうしても好きだったから、そこを活かせる道を模索してきたんです」と話してくれました。
…リジョブには、元セラピストや元美容師のメンバーが、その経歴を生かして営業、CS、USなど様々な職種で活躍しています。「デスクワークの経験は無いけれど、接客力には自信がある」「セラピスト・美容師としての経験を活かして、業界貢献に結び付くような仕事がしたい」といった皆さま、ぜひ話を聞きにいらしてください!