さくっと1,000文字で会社説明してみる。
SAKIYOMIの会社HPがない !? そんな状況を簡単に打破「できない」ので、トピックごとに人事責任者がゆるく解説してみました!
https://www.wantedly.com/stories/s/1000moji-series
1,000文字シリーズを10本以上書いて、初めて気がついたことがある。
「やべ、ミッションの記事、書いてねえわ」
どうも、SAKIYOMI人事責任者の樋田(といだ)です。あれだけ1,000文字で会社のHP作っちゃいますとか豪語してたくせに、よくよく考えてみたら会社の根幹にある「ミッション」について解説した記事を書いていないとは…なんたる不覚。
ということで、SAKIYOMIのミッションについて今から書いていくんですが、やはりこのミッションなるものも、ぜひこれからSAKIYOMIで働きたいと思ってくださっている方がいらっしゃるのであれば、ぜひご一読いただきたいですね。めっちゃ重要ですし、これがあったから今日までのSAKIYOMIの成長があると言っても過言ではございません。
それでは早速始めていきましょうか!
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SAKIYOMIのミッションはこれです。特に難しい言葉も使っていなければ、目新しいことも言っていない。秘めてある想いで言えば「積極的に挑戦していこう」「その挑戦を成功体験に変えていこう」というシンプルなもので、これが核となってさまざまな意思決定がなされてきました。ミッション爆誕から振り返ってみましょう。
組織が30名ほどまで拡大したタイミング。SAKIYOMI(当時はRadix)のメンバー数も過去最多を日々記録しており、どんどん組織が大きくなっていく中で、疑問が生まれました。
「幸せとかって、みんな自分ごととして捉えられるのかな?」
「理念が大事とは言うけど、それってどこまで浸透しているのかな?」
SAKIYOMIにおける全ての根幹には「仕事を通じて人間として成長し、自分と周りの人を幸せにする」という理念が存在していましたが、どうもこの規模感にまでなってくるとそれが浸透していない気もしている。まあ確かに、人間性だとか、幸せだとかっていう抽象度の高いところでコミュニケーションが発生してしまいますので、帰納法的に経験則を結びつけることができない状態だと、どうしても腹落ちしないでしょうし、それを理解することはできても、本当の意味で追求したり、体現したりは難しい。
そうはいうものの、僕たちが大事にしたい理念を変えるわけにもいかないし、はてどうしたものかと考えていたときに辿り着いたのが「理念」と「組織」とを橋渡しする何かが必要なのではないかという考えでした。これは他の会社からすれば「当たり前だろう」と思われることかもしれないのですが、当時の僕たちからすれば超大事にしていた理念が浸透していない可能性がとても嫌で、怖く、どうにかして浸透させたいという想いも強烈にありましたので、かなり革命的な発想だったんですね。
そして辿り着いたのが「ミッション」を作るという結論。熱海だか福井だったかはもう覚えていませんでしたが、どこかに旅行に行った際に夜通し考えて生まれたのが今の「新たな挑戦に、成功体験を。」という言葉でした。
試行錯誤の末、どうして「新たな挑戦に、成功体験を。」というミッションに辿り着いたのか。その答えは6年ほどのSAKIYOMIの歴史にありました。僕たちは常に理念に忠実に仕事と向き合ってきました。
「どうすれば、僕たちは幸せになれるのだろうか?」
人に優しくなれること、常に笑顔であれること、ありがとう・ごめんねとしっかりと言えること、やりがいを持って仕事に取り組むこと、趣味の時間を得られていること、たくさんのお金を得ていること、仲の良い人とともに時間を過ごせること。
たくさんの幸せになる方法が世の中に落ちているかと思いますが、僕たちが導き出した答えは「生きづらい世の中を、生きやすいものへと変えること」だったんです。
働く場所にも、働く時間にも縛られたくない。
だったらフルフレックス・フルリモート制度にすれば良い。
固定化された考えではなく、自由度を持って世の中にインパクトを生み出したい。
だったら長期インターン生を主体に会社を作れば良い。
一つの会社だけではなく、複数の会社やプロジェクトに携わっていたい。
だったら業務委託人材で会社を組閣すれば良い。
SEOだけに特化せず、もっと自由にPVを増やせるようになりたい。
だったらTwitterのフォロワーを増やしてユーザーを集客すれば良い。
地方の学生は就活に不利、もっと平等に就活ができるようにしたい。
だったらSNSを活用して就活ができるようにしたら良い。
大学に通いながらも、正社員として会社にフルコミットしたい。
だったら学生社員の制度を作り出したら良い。
SAKIYOMIの歴史を振り返ると、いつの時代だって「世の中の当たり前」とは逆行するように見える路線を走り続け、それを自分たちなりに成功へと導いてきたのが僕たちでした。そこで気がついたのが「僕たちがハッピーに生きられないのは、誰かが作った無駄な当たり前に縛られているからなのではないか?」ということ。
でも世の中の「大人」たちは、そんなものは非常識だから、誰も成功したことがないから、やめておいた方が良いと、その人なりの善意の足枷を持って僕たちと接してきてくれました。でも、それらを1つも取り入れなかった。全て、自分たちが「こうあった方が幸せなんじゃないか?」を追求し、世の中の当たり前ではないところを走り、結果としていつしか、それが世の中の当たり前へと昇華されていっていた。
つまり、幸せになるために、社会通念をぶち壊し、自分たちなりの当たり前を作り出してきたということなんです。だからこそ、抽象度の高い理念と、僕たちがいる組織というものの橋渡しになるものが「新たな挑戦に、成功体験を。」というミッションが最適だと考えたのです。
「僕たちが幸せであるために」という、言ってしまえばエゴ的な発想をもとに、善意を元に助言をしてくれていた人たちの意見を全て無視し、自分たちが描く理想を追い求めてきた。これはどこか空疎で、反逆的で、社会に求められにくい行動かもしれないなと思いつつ、でもこれは生物の生存戦略上、きっと正しかったんだろうなと、今振り返ってみると感じるのです。
社会が著しく変化する現代において、何が正解なのかは到底理解ができません。しかし、唯一わかることは、昨日までの正解が、今日明日の正解であり続ける確証はないということ。もっと言えば、社会環境が変化していく中で、その中に生きる自分たちが変化しないということは、言い換えるとちょっと前までの当たり前のままに生きるということは、それすなわち自然淘汰に遭遇しやすいということを意味しています。
詰まるところ、実は社会通念から外れた異端的な行動をとるということは、また、変化する社会の中で「こうあった方がいいのではないか?幸せなのではないか?」という信念をもとに、自分たちが変化し続けることは、とても合理的な意思決定をしていることと同義だと思うのです。
これを書いてしまうと、どうもSAKIYOMIの評判が悪くなってしまうのではないかと感じ、書くことを厭いそうになってしまうのですが、コンテクストを読んでくれる前提の元に書いていきます。
「行く意味ないなあ」「遊んでるだけだしなあ」「だるいからサボっちゃお」と感じている大学を卒業することに、果たして意味があるのでしょうか。大学に行くことで得られる学歴というものは、果たしてあと何年有用なのでしょうか。大学に行く学費を自分のビジネススキルや教養のために全て費やしたと考えると、どれほどあなたは成長できたのでしょうか。
名の知れた企業で働くことが安定だと、あなたは今でも本気で思えているでしょうか。昨今、大量に発生しているリストラを見て、なぜあなたは大丈夫だと確信できるのでしょうか。なぜ大人たちは30年前の当たり前をもとに「大企業は安泰だから」と言えるのでしょうか。
なぜ結婚、出産した女性は会社員として働き直すことがこれほど難しいのでしょうか。
なぜマスク解禁だと言われながらも、「みんながまだマスクをしているから」という理由で、呼吸がしづらいはずのマスクを外せないのでしょうか(花粉症の人、すみません。本当に風邪の人、すみません。)
なぜ自分の頭だけで考えることが美徳とされているのでしょうか。なぜこれほど世界を揺るがしているAIに乗っかることを避けてしまうのでしょうか。
なぜ、僕たちは生きているのでしょうか。
なぜ?なぜ?なぜ?
みんな、そんなふうに「なぜ?」を問うことができません。怖いからです。社会通念に対して異議を申し立てれば、変なやつだと思われるから。家族に止められるから、先輩や上司に怒られるから。
でも、時代は刻々と変化し、昨日の正解が今日の不正解になってしまうのです。何かを変えなければ、きっとこのまま生きづらい世の中がただ平穏に見える姿で流れ続けていくだけなのです。
じゃあ、変えるしかない。
それが怖いのであれば、「変えたい!」「変えよう!」と心の底から叫べる環境に身を置き、ひたすらに生きづらい世の中を、自分たちが幸せに生活できるための社会に変えるしかないんです。明日の子供たちに、僕たちが享受してきた豊かな日本を、残していかなければならないんです。
急激に加速する世界の中で、あなたは今、なにを思いますか?
どうすれば、もっと幸せに生きられるんだと思いますか?
変えなければならない、でも変える勇気を持てないこともあるでしょう。
でも、変えないと、変えたいと叫ばないと、明日が良くなることはありません。
きっと誰かが変えてくれるかもしれませんが、それを待っていても、いつ訪れるのかはわかりません。
もし、少しでも挑戦したい何かがあるのであれば、何かを変えたいという思いがあるのであれば、それだけでSAKIYOMIの門戸を叩く理由は十分です。ぜひ一緒に、新しい何かに挑戦し、それを成功体験へと変えていきましょう。
自分たちが幸せであり続けるためにも。
終わり!