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どんな過去の経験も、SAKIYOMIでならきっと活かせる。未経験で1児のママが社内外を股に掛けて輝けている理由。

社会人としてバリバリ働き、結婚式を挙げる。そして、子供を産み、育てながら温かい家庭を作っていく。

多くの女性が歩むそんな”キラキラとした世界”の裏で、きっと多くの方が同時に感じているのは「社会から断絶された孤独」ではないでしょうか。初めての育児に悩み、誰にも相談ができず、旦那さん以外との関わりもない。でも社会復帰はハードルが高く感じてしまい、パートやアルバイトでそのまま生活を送ってしまう。

でも、大丈夫です。あなたがしてきたこれまでの経験は、きっと社会に出て、SAKIYOMIの中でしっかりと活かせるはずです。今回の記事では、SAKIYOMIでレポーティング業務(クライアント様にへ月間の運用報告を行うこと)を担当する矢田さんに「未経験でもSAKIYOMIで活躍できる理由」についてお話をお伺いしました。

冒頭でお伝えしたことを矢田さんも同じように感じられていながらも、今では社会復帰して、SAKIYOMIのクライアントだけではなく、社内にまでその活躍の場を広げています。矢田さんが特別だったから?そうではありません。誰だって過去の経験を活かし、昔みたいに輝くことができるんです。

5,000文字を超えてしまいましたが、SAKIYOMIで半年働いている矢田さんが感じていることを詰め込みました。ぜひ最後までご覧になってください。

矢田 悠 / エキスパート(業務委託) / レポーティング担当

大学卒業後、ITソフトウェア会社に新卒入社後、金融機関向けのCRMを取り扱う部署に配属。営業に5年間従事する。健康事業を手がける会社に転職し、運動指導員として3年間活動。出産を機に退職し、2年間専業主婦として生活する。復帰後はスポーツクラブでトレーナー(パート)として活動。パーソナルトレーナーに転身と同時に、2021年11月にSAKIYOMIにジョイン。現在はパーソナルトレーナーとして活動する傍ら、SAKIYOMIではレポーティング業務に従事。

「クライアントワーク」と「言葉選び」。今に活きるベーススキルを身につけた8年。

ーーSAKIYOMIの中で働かれている主婦さんの中でも、矢田さんは所属が長い方に部類されますよね。かなりご活躍されているという話も伺っているのですが、まずは矢田さんのこれまでのキャリアについてお伺いできればと考えております。

ファーストキャリアは、金融機関向けのCRMを取り扱っている会社でした。そこで5年ほど、アポイントメントの獲得から、実際の提案営業までを経験しました。クライアントは地方銀行や信用金庫、信用組合などで、毎日ひたすら架電し、獲得できた数件のアポイントメントに対して、実際に出向いてデモンストレーションを交えながら提案を行っていました。メガバンク以外の全国の金融機関をターゲットとしていたので、ものすごく出張の多い職場でした。

ーーものすごく難しそうな仕事ですね…1社目で学んだことはどういったものでしたか。

クライアントワークの基礎を徹底的に叩き込まれた5年間でした。相手の話を聞いて、自分の伝えたいことをしっかりと伝え、双方の落とし所を商談の中で探っていく。営業の1番基本的な部分ですよね。当時は上司がものすごく怖くて、持っていった資料に誤字脱字があったらその場でゴミ箱に捨てられたり、商談のロープレの質が低かったら途中で退席されてしまったり(笑)。そんな経験をたくさんしてきたので、準備を徹底するようにもなりましたし、足腰の強さがそこで身についたなと感じています。

ーー脳みそから冷や汗をかくくらい考えて、はじめて人は成長できると言いますが、まさにですね。5年間働かれた後に転職なさっていますが、どういった経緯があったのでしょうか。

お伝えしたように、テレアポも死ぬほどしましたし、出張もたくさんあって「環境がキツすぎた」のが1つ目の理由です。実は1社目で働いている中で結婚をし、出張も徹夜も多いのはどうなんだろうとずっと考えていまして。そこに2つ目の理由が重なるんですが、私の身近な人が病気に罹ってしまったんです。それを近くで見ていたからこそ「ヘルスケア(健康)業界に入ってみたい」と思うようになり、転職を決意しました。

2社目は幅広く健康事業を展開されている会社で、運動指導員として高齢者の方のリハビリ支援やヨガのトレーナーを行っていました。その会社に在籍していたのは3年ほどですが、実は入社して2年経ったくらいで、自分自身でヨガのレッスンを開いたりもしていました。組織の中にいたらその枠組みから外れた行動は当然取れませんし、でも仕事を通じて自分の表現をしたい世界もどんどん出てきて。自分でスタジオを借りて、広告を出してみたり、HPを姉(デザイナー)に作ってもらったり、自治体の市報に掲載してもらったり。「本業の方はちゃんとやっているから、失敗しても大丈夫」という想いからいろんなことを試していましたね。

ーーめちゃくちゃ面白いですね、、、!2社目で働かれている中で、何か印象に残ったことなどありますか。

高齢者の運動指導をしている際に、全盲の方のサポートをする機会がありました。病気の関係で、視力が落ちてしまって、視覚情報は完全に0だったんです。それまでは自分の動きを「見て」もらって運動指導をしていたのですが、初めて自分の言葉を「聞いて」もらって運動指導をする必要があって。「どんな言葉を選んだらこの人は自分の思っている動きをしてくれるんだろうか」ということをひたすらに考えていました。

ーーSAKIYOMIで働かれている中でも、矢田さんの言葉選びの的確さには本当に感銘を受けます。トレーナーを退職なさったのはどういった理由からですか。

3年目に入ったあたりで妊娠して、出産と育児のために退職。そこから2年ほど専業主婦をしていました。きっとわかってくださる方も多いと思うのですが、専業主婦は社会との断絶感がものすごく強いんです。旦那が仕事で外に出ている時は自宅で子供と二人きり。日本語が全く通じない相手と日々過ごしていると、次第に「自分」っていうものがわからなくなってくるんです。そのタイミングで「社会との関わりを持ちたい」「もう一度仕事をしたい」と思うようになって、子供を預けられる保育園を探し始めました。

ーー多くの主婦さんがその悩みを抱えられていそうですよね。仕事への復帰はどのような形からスタートしたのでしょうか。

自宅近くのスポーツクラブのインストラクターとして働き始めました。雇用形態としてはパート。最初は順調に仕事をしていたのですが、お客様としっかりと向き合いたいという想いから業務委託契約に切り替えてもらい、レッスンあたりで報酬をもらうようになりました。現在はインストラクターではなく、個人の方を対象にするパーソナルトレーナーとして同じような仕事を継続して行っています。

インストラクターとして働いている時の写真

社内外に価値発揮を。業界未経験でも活躍できているワケ。

ーーパーソナルトレーナーとしても、目的としていた社会復帰・社会と接点を持つことはクリアしているように感じます。その中でもさらにお仕事を探されていた理由はどういったものでしょうか。

1つはコロナの影響がものすごく大きいですね。ジム関連のお仕事は軒並みダメージを受けていて、私もその中の1人でした。もう1つは「今の自分」がどれくらい社会に通用するんだろうかという疑問がふと湧いたから。専業主婦や個人事業主として働く時間が長かったこともあり、今の自分が持っている力がどれくらいなのかがわからなくなっていました。「久しぶりに組織に属してみたい」という想いがあり、派遣会社に登録しました。

ーーたくさんある会社の中で、SAKIYOMIを選んだのは何か理由があったんでしょうか。

大前提、SAKIYOMIにしか応募していないんです(笑)。たまたま派遣会社から「こんな求人がありますよ」っていうメールが届いて、シンプルに面白そうだなと。私が今SAKIYOMIでやっている仕事は「レポーティング」と呼ばれるもので、クライアントさんの前に立って1ヶ月の運用報告をするお仕事なんですね。見方を変えれば「クライアント様との関係構築」がミッションです。求人を見た時に感じたのが「逆じゃない!?」という不思議な感情で。派遣会社で紹介される求人でよく見るものって、クライアントに提出するレポート作成、いわゆるバックオフィス業務だと思うんですよ。でも「レポート作成はしなくていいから、クライアントとコミュニケーションを取ってくれ」っていう仕事があったことに興味が湧いて、そのまま面接し、合格、今に至るという流れですね。

ーー自分でも「見たことない求人だな」と思いながら作成してました(笑)。半年ほどのお付き合いになりますが、その中でやられてきたことも変わっていると思います。もう一度、現在の業務内容についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

基本的には先ほどお伝えした「レポーティング」という業務に携わらせていただいています。10社ほど担当をしていまして、1ヶ月の運用報告をしたり、クライアント様からのご要望を適切に吸い上げて、資料にまとめて提出したりしています。最近で言えば、社内のクライアントワークの質を向上させるプロジェクトに、代表の石川さんと一緒に関わらせてもらっていて。レポートのフォーマットを刷新したり、社内で勉強会を開催したりと、SAKIYOMIのクライアントワークを標準化させるプロジェクトに携わっています。

ーー主婦さんで、さらに業界未経験なのにも関わらず、組織面での活躍もなさっているんですね。本当にすごい…逆に、これまでの社会人経験が活かせたシーンがあればお伺いしたいです。

1社目で培った「クライアントワークのベーススキル」と、2社目で得た「言葉を選んで相手に伝えるスキル」は現在の仕事に活きていると思います。思ったよりも成果が出ていなかったクライアント様を担当していたのですが、しっかりとヒアリングをして、先方が求めていることをきちんと資料に落とし込んで、丁寧に提案をしてっていうのをやったんです。

そうしたらクライアント様から「バッチリです」のお言葉を頂けて。そのまま上申してくださり、契約を継続してくださいました。その時は本当に嬉しかったですし、丁寧に準備を重ねた結果だったなと思います。Instagram運用自体は当然未経験ですが、知識を自分で吸収し、クライアントのために行動していくことは、きっとどのお仕事でも同じだと思うんです。もちろん、知識を吸収することに苦労はしましたが「未経験者だからできない」ということはないんじゃないかなと考えています。

褒める。すごくシンプルだけど、これまでの会社では感じられなかったSAKIYOMIの文化。

ーー矢田さんがこれまでに培われてきた「クライアントワーク」や「言葉選び」以外に、何かSAKIYOMIでスキルアップしたものがあれば教えてください。

SNSマーケティングの骨格が少しずつ見えてきたなと、最近感じるようになりました。これまでのキャリアでは営業職として、トレーナーとして「人とどう接するのか」を突き詰めてきました。ただ、SAKIYOMIに入ってからは「多くの人にどう広げていくのか」というマーケティング的な観点で仕事に取り組むことが増えてきて。実際に学んだことが増えると、レポーティングの中でもその知識が活かせるんですよね。それが楽しくて、社内のSlackで発信されている内容を読んだり、自分が関わっていない案件のチャンネルに顔を出してみたりして、日々「学びだなあ」と感じています。

ーー異常なくらいSAKIYOMIのSlackは活発ですし、自分から学びを拾いに行ける人からすれば、本当にいい環境ですよね。お仕事をするという観点で、SAKIYOMIにはどういった魅力を感じますか。

1つは多様なクライアントと接点を持てるということです。1社目では金融機関だけ、2社目ではフィットネスに興味がある人とだけしか仕事をしてきたことがありませんでした。関わる職種や業界が限定されているイメージですね。ただ、SAKIYOMIでのお仕事では不動産のクライアント様から大学法人のクライアント様まで、本当に多種多様で。広がっていることが逆に大変だと感じる人もいるかもしれませんが、私みたいに面白がれる人であれば、SAKIYOMIでの仕事はとても面白いんじゃないかなと思います。

あとは家庭を守りながら働けていることですね。フルリモートで働かせていただいているので、好きなタイミングで家事もできますし、子供の送り迎えもできる。守りたいものを守りつつ、自分のやりたいこともできる環境は、多くの主婦さんにとって魅力的なんじゃないかなと感じています。

ーーおっしゃられるように、本当に主婦さんが自分のキャリアを広げるために働くには最適な場所だと思いますよね。では最後に、SAKIYOMIという会社全体についての魅力をお伺いしてもよろしいでしょうか。

入ってみて「ここは他の会社と違うな」と感じる点は、人を褒める文化が根付いていることだなと。普通の会社で働いていると「歯車の一部」として扱われることが多くて、私みたいに大きな会社で働いていた経験が長い人だと、褒められた記憶の方が少ないんじゃないでしょうか。SAKIYOMIに入り、久々に褒められた(承認された)ことに気づかされました。加えて、主婦って「自己肯定感が下がりやすい」という話を聞いたことがあって。家事や育児を一生懸命やっても、旦那さん以外褒めてくれないじゃないですか。でもSAKIYOMIはちゃんと大きな声で褒めてくれるんですよね。大きな成果だけではなく、ものすごく小さなことに対してもお礼を言ってくれたり、褒めてくれたりするのは本当に良い文化だなあと感じます。

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