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【社員インタビューvol.13】安心して働ける。チームで支え合う職場の魅力

2025年も引き続き社員インタビューを連載していきます。
今年1人目のインタビューは、初登場のバックオフィスグループから海田 彩子さんです!
2児の子育てと業務をどのように両立しているのか、その秘訣を伺いました。

プロフィール
バックオフィスグループ 海田 彩子
静岡県出身、大阪府在住。趣味は調べ物、読書、ゲーム。

建築学科の大学に進学するも、家庭の都合で3年で中途退学。その後、派遣社員として3社で経験を積む。
出産を機に専業主婦になるが、育児が落ち着いたタイミングで2019年にアールスリーに入社。以後、バックオフィスグループで契約管理業務を担当し、活躍中。

――海田さん、よろしくお願いします!まずは、アールスリーに入社するまでの経歴を教えてください。

大学を中退後、派遣社員として3社で勤務しました。
1社目は複合機を扱う会社のコールセンターで、電話の受発信を担当していました。複合機の状態をオンラインで確認して、エラーを感知したお客様に連絡したり、故障の相談を受けたりしていました。
もともと電話対応がとても苦手でしたが、コールセンターでの経験を通じて落ち着いて対応できるようになりました。ゆっくり話すことを心がけたり声のトーンに気を付けたりと、この経験が現在も契約管理業務でお客様に電話をするときには役に立っています。

4年半ほど勤務した後、法律改正の影響で別の派遣先で勤務することになりました。
2社目はガラス商社で、営業事務や受付をしていました。お客様に送る商材の梱包、来社したお客様の対応、郵送物の処理など幅広い業務をこなしました。営業事務・受付を担当するのは私一人だったので、休みをとると翌日には業務が山積みになることもあり、大変でしたね。

半年間の契約期間を満了し、3社目は化学薬品や塗料の製造会社で経理を担当しました。経理業務は仕入れと販売で部署が分かれており、私は仕入れの部署を担当していました。請求書のチェックや金額の確認、振り込み業務に加え、今ではなかなか見ませんが手形や小切手を扱う業務を経験しました。仕入れ業務全般を担当していたため、原料の薬品の名前にちょっと詳しくなったのもいい思い出です。

1年勤務した後、出産を控えて専業主婦になりました。3社目の経理経験を活かして、産休中に簿記やMOSの資格取得に励みました。
これら3社の勤務を通じて、環境が変わってもすぐに適応できる力を身に着けることができました。また、新しい人とのコミュニケーションに苦手意識を持たず、自然に馴染めるようになりました。

――様々な業界で幅広い経験をされたんですね。再就職しようと思ったキッカケなどを教えていただけますか?

2歳差で出産し2児を育てていましたが、下の子が幼稚園に入ったタイミングで就職活動を始めました。
自分の性格を考えると、働かないと怠けすぎてしまうと思ったのが再就職を考えた大きなきっかけですね(笑) しかし、アルバイトの面接などをいくつか受けたものの、なかなかいい結果に結びつきませんでした。

そんな中、長年友人であるにらさん(元契約管理担当、現在はサポートを担当)に相談したところ、アールスリーを紹介してもらいました!
にらさんも子育てしながら働いており、「短時間の勤務OK、リモートワークも可能」と聞いて、前のめりで受けたい!と思いました。
友人として話を聞く中で、にらさんが好きなkintone関連の会社だということは認識していました。また、夫がシステムエンジニアということもあって、IT業界への抵抗はありませんでした。

面接では面接官として友人のにらさんも同席しており、珍しい状況でとても緊張したことを覚えています…!緊張しながらも、自分の意欲やこれまでの経験をしっかり伝えることができ、無事に入社が決まりました。

――同じく子育てをされている人から働きやすいと聞くと、安心感がありますね♪ 入社後の業務内容について教えてください!

数日間出社した後、すぐにリモートワークに切り替わりました。文字でのコミュニケーション中心になりましたが、学生時代からパソコンでゲームを楽しみながらチャットをしていたので、すぐに適応できたと思います。

入社してからは、gusuku製品の契約管理を担当しています。直接販売と間接販売で対応内容は少し異なりますが、お客様やパートナー企業からの見積依頼や注文、請求書の処理、契約に関するお問い合わせの対応が主な業務です。

最初は簡単な質問の回答から無理なく業務を覚えていけるよう配慮されていました。
専門的な質問についてはサポートチームに回答を依頼することもありますし、契約関連で判断が難しい場合はチーム内で相談したり上長が対応してくれたりします。悩んでも社内のチャットでつぶやくと誰かしら反応してくれるので、ストレスを感じることなく業務を進められています!

また、専門的な問い合わせ対応においては、サポートチームがまとめたTipsが大変役に立っています。最初はたくさんあるTipsを眺めて、問い合わせ対応に役に立ちそうな情報を少しずつ覚えていきました。
このように蓄積された知見をチーム内で共有するため、スプレッドシートを活用してマニュアルを作成しています。

――マニュアルも作成されているのですね…!バックオフィスグループではkintone認定アソシエイト資格が必須ではありませんが、海田さんは資格を取得されてますよね。kintoneに関するブログも執筆されていましたが、どのような経緯で学ばれたのですか?

必須ではありませんが、バックオフィスグループもkintone認定アソシエイトの取得が望ましいと言われています。契約管理業務に活かせる知識を身に着けられること、もともとITが好きで興味があり、学ぶことが好きだったことからクラウドユニバーシティ(クラユニ)を受講しました。
そこで基礎をしっかり固め、資格取得に向けて勉強しました。資格取得の勉強も好きな方なので、楽しく勉強し試験を受けました。合格した際には経営陣から「おめでとう」と連絡をいただいたこともあり、とても感動したことを覚えています!

資格を取得したことをきっかけに、せっかく学んだことを活かしてアプリを作り、その過程をブログで発信することに挑戦しました。kintoneの基本機能だけを使って家計簿アプリを作成し、その過程を数回にわたってブログで連載しました。
非エンジニア主婦がkintoneで家計簿アプリを作ってみたい!

●家計簿アプリの入力画面

●家計簿アプリでグラフも作成

文章を書くことも好きなので、アプリ作成や執筆もとても楽しめました。
この家計簿アプリはkintone基本機能のみで作成しましたが、自社サービスであるカスタマイン(ノーコードでkintoneのカスタマイズができる)も使ってみたいと思いました。

――ITや文章を書くこと、また資格勉強など、多方面に興味を持ち前向きに取り組む姿勢はすばらしいですね!海田さんが入社されてから、バックオフィスグループの人数は増えていますよね。グループの様子について教えてください!

私が入社してから現在まで、バックオフィスグループの人数は着実に増えています。最近では、新人さんへの教育にも取り組んでおり、苦手ながら奮闘中です!
私が入社したときと同様に、最初は決まったパターンの簡単な問い合わせ対応から始めてもらうようにしています。サービスの成長に伴い、私が入社した当初に比べて問い合わせ内容や対応範囲が広がってきています。

契約管理業務ではkintoneのアプリを使っていますが、kintoneやカスタマインを知らないままアプリを使ってもらうことになります。そのため、仕組みを簡単に説明し、抵抗感なく使ってもらえるよう工夫しています。

契約管理アプリへの入力作業には、例えば英数字は半角でなくてはならない、スペースが入っていてはいけない、などの細かいルールがあります。これらは、過去に発生した問題を防ぐために追加されたものです。私自身はどうしてそういったルールになったのか経緯を知っているから苦になりませんが、新人さんにとっては細かいな、と感じることもあるかもしれません。できるだけ苦にならないよう、理由や仕組みを丁寧に説明していくよう心掛けています。

私自身も、入社してからずっと「取り返しがつかないことはない、間違ってもすぐに訂正すれば大丈夫」と言われたことで安心して業務を進めることができました。この経験を活かして新人さんにも同じように伝え、安心して働ける環境を整えていきたいと思っています。

――グループ全体が安心して働ける環境、とても理想的ですね。海田さんにとってのやりがいを教えてください!

契約管理の業務で得た情報を、営業チームやサポートチームなど社内の他の部署へ共有する文化があります。例えば「このお客様にはこんな情報がありますよ」と伝えると、チームや関連部署の方に喜んでいただけることが多いんです。自分が持っている情報が役に立っていると感じられるときは、嬉しいですね。
特に、契約管理チームだからこそ知りえる情報があり、それを適切なタイミングで共有するよう社内のチャットを積極的に活用して情報収集を行っています。

また、新しいツールや方法を試すことも好きです。最近ではAIを活用して業務の効率化を図っています。例えば、メール作成にChatGPTを使ったり、回答内容をチーム内で共有したりすることで、業務改善に役立てています。こうした工夫が、私自身やチームの成果につながることもやりがいですね。

――海田さんは本当に多方面を見て、適切な情報を良いタイミングで共有してくださると社内でも評判です!今後の展望や目標について教えてください。

今後の展望として、契約管理業務のさらなる効率化を目指しています。これまでマニュアルをスプレッドシートで作成していましたが、データ量の増加や複数人での使用によって重くなり、扱いにくくなってきました。
そのため、今後はマニュアルをkintoneアプリにする方向で考えています。ここで、kintone認定アソシエイト資格を取得した経験を活かし、さらに使いたいと思っていたカスタマインも活用する予定です。新しいツールを取り入れて業務改善を進めていくのが楽しみです。

また、契約管理チームの人数が増えていることを踏まえ、「同じ情報を共有し、同じ業務を誰でもできる」状態を目指しています。業務が属人化すると負担が偏り、チーム全体の効率が下がる恐れがあるため、全員がスムーズに業務を進められる体制づくりを大切にしています。新しいメンバーには今後もやり方だけでなく、背景や意図を伝えるよう工夫することで、より深く理解してもらえるよう心掛けていきます。

最終的な目標は、契約管理チームの情報が社内でより有効活用され、他の部署やお客様にとって価値ある形で提供できるよう改善を続けていくことです。

――マニュアルのアプリ化は大きな業務改善に繋がりそうですね…!アールスリーや契約管理チームの魅力を、改めて教えていただけますか?

アールスリーや契約管理チームの魅力は、まず働きやすさとチームの一体感です。
アールスリー全体として、リモートワークを基本にしながらも、気分転換に出社できるなど自由で柔軟な環境が整っています。私自身、小学生の子供が2人いるため、在宅で働けることは本当に助かっています。学校や習い事の予定で一時的に抜けることもできますし、体調を崩した際にもすぐに対応できるため、安心して仕事に集中できる環境です。

契約管理チームでは、そんな柔軟な働き方を活かしながら、チームで支え合う文化が根付いています。契約に関する判断が必要な場面でも「こう考えたけどどう思う?」と相談し合える雰囲気が魅力です。過去のケースを一緒に探したり、メールの対応方法を話し合ったりと、知識や経験をみんなで共有する姿勢が当たり前になっています。そのため、誰かが抜けたり休んだりしても他のメンバーでカバーできる体制が整っています!

また、アールスリー全体として、何かミスが起きても個人の責任にせず、「どうすれば防げるか」を一緒に考え、システムで解決する文化があります。kintoneはもちろん、チャットツールやタスク管理ツールなど多くのツールを活用している会社なので、わからないことは気軽に質問でき、誰かが助けてくれる環境が整っています。

さらに、チームの人間関係も良好で、相談や意見交換がしやすく支え合う風土があります。こうしたチームや会社の魅力が、安心して長く働き続けられる理由だと感じています。

――ミスが起きても個人のせいにせず、仕組みで解決する文化は私もとても大好きです!最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?

一緒に働きたいのは、まず相談しやすい方だと嬉しいです。契約管理チームでは、日々さまざまな情報や手続きを扱うため、「これどうしたらいいんだろう?」と思ったときに気軽に相談できる人が向いていると思います。
特に、相談する際に「誰に何を聞いたらいいか」を自分で考えて動ける力があると、チーム全体の業務がよりスムーズに進みます。もちろん、最初は誰に聞けばいいかわからなくても大丈夫です。チームで丁寧にサポートします!

また、業務内容に関しては仕組みや手順を理解することが求められる場面が多いので、そういったことに興味を持って取り組める方だと嬉しいです。私自身、メンバーには一つずつ丁寧に教えることを心掛けているので、着実に業務を覚えていただける環境だと思います。

さらに、少しでも新しいことを学ぶのが好きだったり、仕事の中で工夫をして楽しめたりする方だと、とても相性がいいと思います!現在もチームの業務改善を進めていますので、そうした取り組みを面白いと思える方だと嬉しいです。

バックオフィスグループはおしゃべり好きな方が多いので、おしゃべり好きで気軽に相談し合える仲間を待っています!

――海田さん、ありがとうございました!海田さんのように子育てとキャリアを両立する働き方をしたい方はとても参考になると思います。アールスリーで働くことに興味を持たれた方は「話を聞きに行く」からカジュアルにお話してみませんか?

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