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【社員インタビューvol.11】システム開発マネージャーが語る入社15年の歩みと理想のチーム作り

社員インタビュー11人目は、システム開発グループ マネージャーの大澤 俊彦さんにインタビューしてきました!
入社15年の豊富な経験を持つ大澤さんに、入社から現在までのアールスリーでの歩み、現在の業務、そしてマネージャーとして目指す理想のチームについてお話を伺いました★

プロフィール
システム開発グループ マネージャー 大澤 俊彦
大阪府出身、大阪府在住。子育て中。趣味は読書やゲーム。

大学は法学部出身。学生時代はイベントスタッフで現場チーフとして活躍。
兄の影響でシステムエンジニアを志し、新卒でシステム開発会社に入社。5年勤め、長年の夢であった世界一周旅行をするため退職。世界中を旅した後、2009年にアールスリーに入社。現在はシステム開発グループでマネージャーとして活躍中。

――学生時代の経験や、前職での経験について詳しく教えてください!

大学時代のアルバイトの経験は、今につながっている部分もあるかもしれません。コンサートやJリーグなどのイベントスタッフのアルバイトをしていて、半年ほどで現場のチーフを任されるようになりました。スタッフに対して、チケット確認や誘導など役割分担を指示する立場となり、チームをまとめる経験を積んだことは今でも活きていると思います。

大学は法学部でしたが、卒業後は法律関係に進むつもりはありませんでした。就職活動中、システムエンジニアをしている兄から「パソコンを使う仕事は今後も需要がある」とアドバイスをもらい、挑戦してみようと考えました。その結果、システム開発会社を受け、無事に入社することができました!

前職では5年ほど勤務し、その間に複数の客先に常駐して経験を重ね、大手企業の製品開発にも携わりました。しかし、どんなに力を注いで作っても製品が一つも売れないプロジェクトもあり、「いったい誰のために何を作っているんだろう?」と疑問を感じたこともありました。
3年目にはリーダーを任されるようになりましたが、これは前任者が突然退職するという予期せぬ状況から始まりました。急遽引き継いだプロジェクトでしたが、これまでの人をまとめた経験を活かし無事に成功させることができました。
プロジェクトごとに忙しさは大きく異なりましたが、様々なプロジェクトを経験することで技術や知識を習得できたことは、現在でも役に立っています。

その後、以前から夢であった世界一周旅行のため退職し、夢を実現しました!

世界一周旅行で訪れた、ペルー・マチュピチュにて。

――世界一周旅行も貴重な経験ですね…!帰国してアールスリーに入社されたと思うのですが、どのような経緯で入社されたんですか?

帰国後、再就職を目指しましたが、旅行中に発生したリーマンショックの影響で厳しい状況に直面しました。転職エージェントに登録して何十社も応募しましたが、なかなか良い結果が得られませんでした。そんな中で紹介された企業のひとつがアールスリーでした。

エージェントから「この会社に受かった人を聞いたことがない」と聞いて、ハードルが高い印象を持ちました。さらに、当時のホームページには「優秀な理系人材が活躍するエリート集団」のような表現が並んでいて、自分には縁遠い会社かも…と思っていました。

それでも挑戦しようと思ったのは、アールスリーが自分が働きたい環境にマッチしていたからです。前職では客先常駐でシステム開発を行い、現場リーダーとしてのキャリアは築けたのですが、その先のキャリアパスが見えませんでした。昇進していくと社内での管理業務が中心となり、システム開発から離れることが避けられないため、転職先では開発業務を続けられる環境を希望していました。
また、前職ではシステムを使うお客様と直接やり取りする機会はほとんどありませんでした。その経験から、アールスリーのようにお客様と密接にかかわりながら価値を生み出す仕事ができる働き方に魅力を感じました。

面接の中で、アールスリーの考え方やビジョンに共感し、自分の求める環境だと感じられました。私が想像していた一般的なSIerのイメージとは異なり、成長できる機会が多く、ロジカルなコミュニケーションが印象的でした。無事に合格し入社できて、嬉しかったです!

――理想の環境に出会って無事入社されたんですね♪ 入社してからの印象や業務内容など、詳しく教えてください!

入社した2009年頃のアールスリーは社員数10名ほどで、事務所も小さく、独特な緊張感がありました。現在のアールスリーとは少し違った雰囲気がありましたね。

業務では、お客様との距離の近さを実感しました。ヒアリングや定例ミーティングのために直接訪問し、課題を聞きながらシステム開発を進めるスタイルは、まさに私が求めていたものでした。

入社当初担当した主な業務は、Webの業務システムのスクラッチ開発でした。お客様のニーズをくみ取って、システム構成や画面デザインまで自分たちで考える必要があり、頭をフル回転させ周りのメンバーに追いつこうと必死でした。
前職では与えられた指示通りに動くことが多く、視野が狭かったと痛感しました。アールスリーのプロジェクトでは、「お客様のために何ができるか」を常に考える文化があり、そのおかげで視野が広がりました。周りのメンバーを見て真似る中で、「考える」ことの重要性を学びました。

経験を重ねる中で、最初は指示されたシステムを作るところから始まり、経験を重ねる中で次第に設計を任されるようになりました。さらにメンバーの管理と、工程全体を上流から担うようになりました。

4年目となる2013年には、初めてプロジェクトリーダーを任されました。このプロジェクトは大手企業がクライアントで、1年以上にわたる大きな案件でした。既存のシステムを完全にリプレースするものでしたが、仕様書が存在せず既存システムを動かしながら仕様を把握するところからスタートしました。既存システムを動かしていると隠し機能のようなものが次々と現れ、外部の協力会社への依頼やその管理も含めて非常に混乱しましたが、メンバーからのサポートを受けてなんとかやり遂げることができました。

その後2018年頃からは、kintoneを活用したプロジェクトにも携わるようになりました。その最初の案件では「基幹業務システムをkintoneに置き換える」という大きな挑戦に取り組みました。当時はkintoneの可能性や限界が十分に理解されておらず、「kintoneでなんでもできる」という誤解が多い中でのスタートでした。結果として、要件を満たすために多くのJavaScriptカスタマイズを行ったものの、それでもお客様の期待に答えきれない部分がありました。しかし、この経験を通じて、kintoneの可能性と限界について深く理解する貴重な学びを得られたと感じています。

このように大変だったプロジェクトもありますが、それらが成長の糧となり、確かな経験として身についたと実感しています。

――最初は大変な思いもされて、大変だったからこそ成長できたのですね。現在はマネージャーとしてメンバーの育成や管理といった面でも活躍されていますよね。そちらも内容や、やりがいを教えてください!

2023年からシステム開発グループのマネージャーを任され、チーム運営や組織にかかわる業務が大幅に増えました。システム開発グループには4名のマネージャーがいて、それぞれ異なる役割を担っています。
私は新サービスの検討を中心に、途中から採用関連の担当をすることになりました。そのほかにも、メンバーとの定期フォローアップのミーティング、リソース管理や案件の対応といった業務を並行して進めています。
すべての業務に十分なリソースを割けているとは言えませんが、自分なりに最善を尽くしていきたいですね。

そんな中で、日々やりがいを感じていることが大きく2つあります。
まずはシステム開発そのものです。転職した大きな理由でもあった通り、システム開発に関わり続けたいと思っています。システム開発の魅力は、決まったことを単に繰り返すのではなく、毎回試行錯誤が求められる点にあると思います。エラーが発生した際も、「なぜこのようなエラーが起こるのだろう?」と調査を進める過程を楽しむことができます。そして、試行錯誤の末に作り上げたシステムをお客様が利用し、思い通りに動作した瞬間は大きな達成感を得られます。

2つめはコミュニケーションの面での貢献です。社内外を問わず、認識の違いから生じる齟齬に気づくことが多く、調整役として間に入る機会がよくあります。お互いに同じことを話しているつもりでも、前提がずれているために話が噛み合わないような場合、それを解きほぐして円滑なコミュニケーションができるようにサポートすることが得意だと思っています。自分がかかわったことでコミュニケーションが改善され、スムーズに進んだ時には大きな満足感を感じます。

――もはや特殊能力ですね…!?マネージャーとして、さまざまな業務を担当されていますが、理想のチーム像や、メンバーの成長に対する考えをお聞かせいただけますか?

理想のチームは、メンバー一人ひとりが自立し、自分で判断して行動できるようになりながら、チームとして最大限のパフォーマンスを発揮することです。そうすることで新しい取り組みにより多くの時間を割けるようになり、組織全体が成長していけると思います。

しかし現実には、新しいメンバーが増える中で手厚いサポートが必要な場合もあります。また、チーム全体がそれぞれの置かれている状況を正確に把握して適切な行動をとれるようになるには時間がかかります。

そのため、メンバーそれぞれに合った成長のきっかけを提供することが重要だと考えています。
印象的だったのは、以前、ある若手社員と一緒の案件を担当していたときの経験です。当初、その方になかなか成長のきっかけを与えられずに悩むことがありました。しかし、別の案件でプロジェクト全体を任せたところ、責任感が芽生えたのか、大きく成長しました。この経験から、環境やチームの組み合わせが個人の成長に与える影響を強く実感しました。

成長のきっかけは人それぞれ違います。一人ひとりの個性や状況を理解し、それに応じた方法を模索し続けることが、チームをより良い方向に導くカギだと思います。これからも柔軟なアプローチでチームを支え、より良い環境づくりに力を注いでいきたいです。

――一人ひとり成長によって、理想とするチームに近付けていきたいですね。最後に、アールスリーやシステム開発グループの魅力と、一緒に働きたい人物像を教えてくださいっ!

システム開発グループの最大の魅力は、お客様と直接関わりながら仕事ができる点です。お客様から直接お話を伺い、その悩みや困りごとを解決するためのシステムを作ることができます。誰かのためになるものを作れるのはとてもやりがいがあるので、魅力的な環境だと思います。

また、要件のヒアリングから設計、開発、運用、保守までシステム開発の全工程を経験できるのも魅力的です。自分たちが作ったものをお客様が使い、その反応をダイレクトに感じられる瞬間は、とくにうれしいですね。

アールスリー全体としては、成果を出していれば自分のペースで働ける柔軟さがあります。リモートワークにも対応しており、ライフステージに合わせて仕事を調整しやすいです。私自身も子育てと仕事を両立しながら業務に取り組めています。

アールスリーでは明るいメンバーが多いので、前向きに楽しみながら働ける人がフィットすると思います。
案件の進行や会話では、物事を整理し、論理的に考える力が求められる場面が多いです。お客様のためにどうすれば最適な解決ができるかを考え、柔軟に対応や判断ができる人にはとても向いている環境だと思います!

IT技術でお客様のお困りごとを解決したい方、ぜひ一緒に働きましょう♪

――大澤さん、ありがとうございました!アールスリーで働くことに興味を持たれた方は、「話を聞きに行く」からカジュアルにお話してみませんか?

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