社員インタビュー企画8人目!2022年入社のサービスグループ gusukuユニット カスタマーリレーションチーム 大野 あずささん(あずにゃんさん)にインタビューしてきました~♪
異業種の2社を経てIT未経験でアールスリーに入社して3年目。子育てとの両立のコツや、さまざまな挑戦を続ける秘訣についてお話を伺いました☆
プロフィール
サービスグループ gusukuユニット カスタマーリレーションチーム 大野 あずさ
兵庫県出身、東京都在住。趣味は子どもと一緒にアウトドアをしたり、体を動かすこと。
大学は法学部法律学科に進学し、労働法を中心に法律について学ぶ。新卒で商社に入社し、仕入れ〜販売まで幅広く経験を積み3年間勤務。その後、航空機内装品メーカーに転職しサプライチェーンマネジメントやデータ分析を担当。子育てと両立できる環境を求めて2022年にインサイドセールスとしてアールスリーに入社し、現在はインサイドセールス&カスタマーサクセス(カスタマーリレーションチーム)で活躍中。
ーー大学時代に学んだことと、アールスリー入社前の2社での経験について教えてください!
大学は高校時代から目指していた法学部へ進学し、身近である労働法を専攻していました。自分を守れる法律で、どの仕事に就いてもこれから働いていく上で役に立つと考えたんです。
大学卒業後は、大阪に本社を持つ商社の東京支店に就職しました。商社では国内外の取引があり、仕入れ(貿易)から販売(メーカーや小売店への営業)までのすべてを担当していました。また、展示会の運営もやっていましたね。ここで、今につながる営業の基本を学びました!海外との取引で時差があるため勤務時間が長いなど、家庭との両立が大変な面もあり3年ほど勤めて転職しました。
2社目は航空機部品を取り扱うメーカーの外注部で、外注している部品のサプライチェーンマネジメントを担いました。こちらの要求通りに部品を生産するためのキャパシティや能力などを外注先が確保できているかなどを、データを分析し評価・管理していました。また、クライアントである航空機メーカー複数社の監査が度々あったので、その対応も行っていました。途中に産休や育休をとりつつ7年勤めました!協力会社である外注先と面談することが多く、ミーティングの時間内でどう話していくかという流れ、話の組み立て方を身につけることができましたね。
後半はコロナ禍で、航空業界は大きな影響を受けました。今後の見通しをさまざまなデータから分析して未来を予測し、外注先に伝えて需要の揺り戻しに備えキャパシティを維持してもらうよう交渉するなど、大変な経験もありました。
ーーそこから転職して、アールスリーに入社されたんですね!転職の経緯や理由を詳しく教えてください。
もともと知り合いだったアールスリーの役員がいるのですが、私に営業の経験があることを知っていました。コロナ禍で航空業界が落ち込んでいた際に、「うちの会社でインサイドセールス(営業)を募集しているよ」と連絡をもらったことがありました。その時は前職でまだやりたいことがあったため、転職の決断はしませんでした。
しかし、コロナ禍でリモートワークだったのがコロナの収束に伴い全員出社に切り替わったこと、地方にある部品工場で現場を経験しなければこの会社でこれ以上キャリアを伸ばすことは難しいと感じていたことなどから、転職を考えるようになりました。家庭、育児のことを考えると、地方に転勤はできませんでした。
また、コロナ禍で同僚の退職が続いたことにより業務が忙しくなり、時短勤務でありながらも残業が増えたり、休日出勤せざるを得なくなったりしました。そのため、子育てとの両立が厳しくなっていきました。キャリアの面でも子育てとの両立の面でも転職した方が良いのではないか、何より「もっと子供と過ごせる時間を作りたい」と感じるようになりました。
そこで、数か月前にアールスリーでインサイドセールスを募集していると連絡をもらったことを思い出し、思い切って「まだ募集していますか?」と連絡しました!運良くまだ募集していたので詳しく話を聞くと、リモートワークができる、時短勤務も可能、スケジュールを調整すれば勤務途中で中抜けもできることがわかりました。
IT業界は未経験でしたが、業界よりも「家庭や子育てと両立できるか?自分が無理なく長く働いていけるか?」という点が重要でした。アールスリーなら家庭や子育てと両立できそうであり、これまでの経験を活かせると感じたため、IT未経験だけど挑戦してみようと思いました!
面接では特に「一人ひとりの事情をとてもよく考えてくれてるんだ」ということを強く感じました。社員を大切にする風土だということがよく伝わってきたことを覚えています。
ーー子育てしながら活躍している人も多く、両立しやすい環境ですよね!これまでの経験はどんな点で活かせていますか?アールスリーでの業務内容も含めて教えてください♪
聞いていた通り、インサイドセールスとして入社しました。途中からカスタマーサクセスも担当することになり、現在はカスタマーリレーションチームとしてインサイドセールス、カスタマーサクセスの両方を担当しています。
入社当初、インサイドセールスを担当していたのは現在リーダーのゆっこさんのみでした。そのため、マニュアルや情報共有の方法などしっかりとした決まりはありませんでした。そこで、ゆっこさんと相談しながらマニュアルを作成したり、情報共有のためのkintoneアプリを作成したり、ルールを決めるといったことにも取り組みました。
私は時短勤務なので特に、限られた時間の中でも最大限のパフォーマンスを出したいという考えがあります。そのため、業務の標準化を進め、定型業務は都度考えたり相談したりしなくても進められる環境に整えていきました。現在メンバーは増えましたが、こうしたルールやアプリは日々改善しながら役立っています!
また、これまでの経験で活かせていると感じることは大きく2つありますね。
1つは商社で身につけた営業の基本です。商社でもお客様が求める商材を聞いて、考えて、探して、提案することを経験してきました。現在のカスタマーリレーションチームでも、お客様にヒアリングして、汲み取って、業務や困りごとを想像して、カスタマインでの解決方法を提案しています。業界や扱うものが変わっても共通する点はありますね。
また2社目の航空機部品を取り扱うメーカーで身につけた、収集したデータについて指標を設定して評価する力も、今も役に立っています!営業として数字は気にしていますし、さまざまなデータを分析しています。契約数の増加や解約率等さまざまなデータを分析した結果から行動方針を考えるなど、経験を活かすことができていますよ!
ーーこれまでの経験も活かしつつ、希望の環境で働くことができているのですね!異業種に転職して、大変だったことやそれを乗り越えたことはありますか?
IT未経験かつkintoneのことも入社するまで知らなかったので、なんといっても一番大変だったのは kintone や IT技術に関する勉強ですね。kintone認定アソシエイト、kintone認定アプリデザインスペシャリストをはじめとしたサービスや周辺知識について必死に勉強しましたし、現在もkintone認定カイゼンマネジメントエキスパートの受験に向けて勉強しているところです!
また、当初インサイドセールス担当で入社しましたが、途中からカスタマーサクセスも担当しています。カスタマーサクセスをやることになったときには、「できるかな…」と不安がありました。
カスタマーサクセスでは、有償契約をしていただいているお客様と定期的にミーティングを行っています。担当し始めた頃は、お客様からのいろいろな質問に「その場で答えられないといけない…!」と思い込みすぎて、つらくなってしまったこともありました。実際は即答する必要はなく、お客様からも「今じゃなくてもいいので…」と言っていただけることもありました。即答できないことが続くと、自分はお客様のためになるカスタマーサクセスができているのだろうか?と悩み、上司にミーティングに同席してもらったり、考え方を変えるよう努力したりとさまざまな工夫をしました。「お客様がこんなにいろいろ聞いてくださるのはサービスのことが好きだからだ」と気を持ち直したある日、お客様が笑顔で「また次回もよろしくお願いしますね」と言ってくださったことがありました。これがとても自信になりましたね!
実務経験を積むだけでなく、チームでサービスのアップデート内容について勉強する場を企画したり、外部のカスタマーサクセス講座を受講するなど勉強もたくさんしました。
こうした結果、今では構えすぎずプラス思考でカスタマーサクセスに取り組めるようになりました。「こんな当たり前のことはお客様も知ってるよな…」などとマイナスに捉えず、自分もお客様に何か価値を提供できるかもしれないと思いながら日々カスタマーサクセスミーティングを実施しています!
ーー勉強にしてもお客様対応にしても、あずにゃんさんが真面目で丁寧に取り組める性格だから乗り越えられたのだと感じました!やりがいや今後の展望も教えてください♪
やりがいを感じるのは前述したことにも近いのですが、困っているお客様の疑問や悩みを解消できて「話せてよかった」などと言っていただけるときですね。人と話すことは多少の緊張感やストレスがありますが、だからこそ「よかった」と言っていただけたときの嬉しさは大きいです!
インサイドセールスでもさまざまな施策を試したり、お客様と話して疑問や不安点を解消したりした結果、受注につながったときにもとてもやりがいを感じます。
今後もより良いセールス、カスタマーサクセスを目指して勉強し、いろいろなアイディアを出してトライし続けたいです。
アールスリーではお客様にサービスをより活用していただけるよう、毎年さまざまな冊子を作成しています。ご契約いただいたお客様に定期的に冊子を送付して活用の幅を広げていただこう、といった施策は私がアイディアを出して先日からスタートさせた施策です!
こうしたアイディアは仕事中に考えるだけでなく、子供向けの教材からヒントを得るなど日常から思いつくことも多々あります。「いいかも!?」と思ったことは日頃からメモしておいて、このアイディアが使えるかもしれないと思ったタイミングでチームに提案するようにしています。IT業界にいなかったからこそ、身近なものからいろいろな発想をしていけたらと思っています。
ーーカスタマーリレーションチームでも、さまざまな施策が行われていますよね!チームの特徴や、アールスリーで働いていて魅力だと感じる点を教えてください☆
カスタマーリレーションチームの特徴と魅力は、気軽に相談できる前向きなメンバーばかりだという点だと思います!様々な営業のアイディアを思いついたとしても、「こういうものだから仕方ない、こうと決まっているから変えられない」とその実現を諦めてしまうような風土の会社も少なくないかもしれません。アールスリーではそういったことはなく、メンバーみんながアイディアに耳を傾け、実現できるよう考えます。
さまざまなアイディアを提案できるのも、このような前向きな雰囲気だからこそです。チーム全員が現状をより良くしていきたい気持ちを持っているので、「まずはやってみよう!」という姿勢で自由に挑戦することができ、たのしく働くことができています。
アールスリー全体の魅力は、転職理由でもあった子育てと両立しやすい働き方ができる点です。
娘が保育園から小学校に上がったことで働ける時間が変わりましたが、これまでより早めに始業し早めに終業するなど、自分で調整することができます。さらに、勤務の途中であってもスケジュールを調整しておけば、娘の学校などの都合に合わせて一時的に抜け、再び戻ることも可能です。会社のルールに合わせて子育てに負担がかかることはなく、柔軟な働き方を認めていただけたり相談に乗ってもらえるので、子育てと仕事の両立が楽になりました!
(インタビューは夏休み期間中のため、娘さんもオフィスに来てママの活躍を見ていってくれました♪ )
ーーチームとしても会社全体としても、前向きで柔軟な雰囲気ですよね。最後に、今後アールスリーで一緒に働きたい方へのメッセージをお願いします!
私自身が新卒からアールスリーで働いているわけでもなく、ITの経験もなく、kintoneのことも知りませんでしたが、営業の経験という共通点のみで入社して現在たのしく働くことができています。苦手な業務があっても、どうせやらなきゃいけないなら楽しめるように工夫しよう!と切り替えるようにしています。緊張するようなことも、準備を最大限することで緊張を少なくできると考えるなど、前向きに捉えて挑戦していくことが大切だと思っています。
このように、前向きにいろいろチャレンジしてみよう!今よりもっと良くしていこう!と考えられる、ポジティブな方がカスタマーリレーションチームに向いていると思います。
また、カスタマーリレーションチームではチームで相談しながら仕事を進めていくことが多いので、コミュニケーションが得意な方だと嬉しいです!
前向きにいろんなことに挑戦していきたいと考えている方は、ぜひ一緒に働きましょう!きっとたのしく働けると思いますよ♪