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僕たちがノーコードに行き着いたワケ

Photo by Markus Spiske on Unsplash

システム開発会社とノーコード

アールスリーインスティテュートは2000年創業のすでに20年を超える歴史のあるベンチャー企業です。

現在は、サイボウズkintoneを使ったシステム開発やkintoneと連携して使うノーコードカスタマイズツールであるgusuku Customineを提供していますが、当然ながら創業当初は違っていました。

創業してからずっとプログラムをバリバリに書いてシステムを開発するということを15年くらい続けてきました。

ただ、創業当時から漠然と「将来的には今みたいにたくさんプログラムを書かなくてもシステムが作れる時代がやってくるだろう」という予測というか予感があったのです。

日々開発を続ける中で、この予測は徐々に実現されていっているという実感は常にありました。

  • 便利な開発フレームワーク
  • コード生成ツール

などが徐々に世の中に登場してきました。

そして、現在はサイボウズkintoneに限らずプログラムを書かなくても便利に使えるシステムが開発できるツールやサービスがたくさんでています。

創業当初に思い描いていた世界にかなり近づいてきていると実感しています。

ノーコードとは?

最近IT業界ではノーコード/ローコードという言葉がかなり聴かれるようになりました。

その名の通り、ノーコードはプログラムを書かなくても何かが作れるものを指します。ローコードは全く書かないわけではないけど、ものすごく少ない量のコードで何かが作れるものです。

最近はノーコードが拡大解釈されすぎて本来はノーコードツールとは呼べないものまでノーコードを謳っているケースがみられますが、僕らの解釈ではノーコードとは、

「独自のデータ構造および業務由来のロジックを実装したシステムをプログラムを書かずに実現できるもの」

と考えています。

サイボウズkintoneを選んだわけ

その中でなぜサイボウズさんのkintoneを選んだのか?

色々なご縁があったからという理由もあるのですが、なによりkintoneはシンプルであるというところに注目しました。

プログラムを書かずにシステムを開発できるということは、いわゆる開発者でない人もシステム開発を行えるということになります。その時に「シンプルである」ということはとても大切な要素です。

kintoneはシステム開発のプロでない方でも簡単にシステムを作ることができます。では、システム開発のプロである我々はどういった価値が提供できるのか?そう考えたとき、

  • 早くシステムが作れる
  • 使えるシステムが作れる
  • 誰もできないようなカスタマイズができる

の3点であると考えました。そうして生まれたのがハイスピードSIです。

kintone、そしてgusuku Customineへ

アールスリーインスティテュートはハイスピードSIを提供したことにより、kintoneのパートナーの中でもトップクラスの実績を保有しています。しかし、日々kintoneを使ったシステム開発およびカスタマイズのお手伝いをしていく中である疑問が湧いています。

「我々が同じようなカスタマイズを何度も行っていないか?」

kintoneはJavaScriptでカスタマイズすることができます。我々のお仕事の中ではこのkintoneのカスタマイズもたくさん行ってきました。

ただ、kintoneの基本機能で不足していてカスタマイズが必要になる部分は多くのお客さんで似通っていることに気づいたのです。

ただ、似てはいるもののやはり多少お客さんごとに違いがあります。

それであれば「よく行われるカスタマイズを簡単にできるツールがあればいいんじゃないか?」という発想でできたサービスが2019年にスタートしたgusuku Customineです。

gusuku Customineを発表したときに、kintone界隈で衝撃が走ったことを今でも覚えています。

ありがたいことに現在gusuku Customineは好評をいただいており、たくさんのお客様にご利用いただいています。

たくさんのお客様のご要望に応えていくため、機能追加のサイクルは非常に早く、毎週or隔週ペースでの機能追加をリリースしてからずっと続けています。

そして、ノーコードでみんながシステム開発者になれる世界を目指しています。

そんな僕らのチームに参加しませんか?

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