社内制度 - 職場を知る│採用サイト - 株式会社カルテットコミュニケーションズ
https://recruit.quartetcom.co.jp/workplace/syanai
だんだんと会社のコンテンツの充実してきまして採用サイトなどでどんな社内制度があるかについては紹介しているのですが、、、いかんせん採用サイトだとですねあまり長々とその背景とか書けないんですよね。スペース的にもノリ的にも。
実はどの会社もですが、一つ一つの制度にそれを作った背景とかがあって、社内制度ってですねそこに会社の性格が出ると思うんですよね。なので、それを知ってもらおうってことで紹介していこうと思います!
これまでは近くに済んだら手当的に得になる地域手当というものを10年以上運用していましたが、10年前以上前は僕も含め20代だったし、なによりリモートワークが例外的でちゃんと考慮されていない状態でした。そこで地域手当を廃止し、現在の状況に合う制度として考え稼働したのがこのワークスタイル手当です。
ざっくり言うとこういうことです。(ざっくりというか全てですが笑)
要するに出社した方が毎月多く手当がもらえるってことですね。
そもそもリモートワークの是非については結論それは好みの問題で、善悪の問題じゃないと思っています。リモートワークじゃないと働けないという家庭環境もあると思うし、コロナ禍を経てリモートで働ける環境や感覚の整備が進んだのもあるし、この状況をもって企業がどうしたいかは性格でしかないと思います。
カルテットとしては、リモートワークが必要な人にはできるだけ寄り添う前提で、何も理由がなければ出社して欲しい、と考えています。出社のほうが偶発的なアイデアが浮かぶとか、顔合わせるから生まれることがあるとか、そんなありきたりなことももちろん思うんですが、なによりみんなで顔合わせるのが僕は好きだし、そういうメンバーが集まればそれで良いと思っています。企業理念の忘己利他を体現するにも相手のことを考える上でやっぱり顔を合わせることはすごく大事なことなんです。
とはいえ、リモートワークをする人は自宅の環境を整えたり仕事時間の光熱費や通信費を負担してもらっているので、それのケアとしてWS手当5000円を出しています。で、出社を上記理由で推奨するからには出社を選択してくれた人にはリモートワークよりも多いWS手当1万円を出しているというわけですね。出社にはもちろん通勤時間拘束や暑い・寒いという不都合などのデメリットもあるので、出社に対して手当で少し得するようにしています。
実態としては、現在リモートワーク(ハイブリッド含む)が2割くらいであと8割は出社しているといった状況です。
この記事を見ているような方はもちろんネット通販でよく物を買いますよね。でも、ひとり暮らしだと荷物受け取るの面倒。。。。不在票がポストに入ってて、再配達を翌日の午前にお願いしたけど、午前に来なくって予定狂っちゃったりとか、とにかく再配達になっちゃうと嫌じゃないですか。再配達って社会問題にもなってるし。
で、カルテットでは職場受け取り運動という活動を主宰しています。シンプルに言うと、会社に個人の荷物を送りつけて受け取ってOKだよっていう制度です。会社なら基本誰かいるし100%受け取れますから。
元々は3年前に再配達問題が社会問題になったときに、社内でのこんな会話がきっかけでした。
「そういえばカルテットの仕事ってネット広告を使って通販の売上を上げる仕事だから、俺達って配達量増やしてるよね。」
「うちのクライアントの通販会社もこのまま送料値上げされると困るし、再配達問題って対岸の火事じゃないね。なんかやれることないかな?」
「社内の一部の人がやってる会社で受け取るってやり方だったらお金もかからないし、誰でもできるじゃん。それを制度にしてそれを広めることで再配達を減らしていこう!」
という会話で始まったボランティア活動です。まずは僕が知り合いの同業の会社さんに声をかけて10社くらいの賛同企業で始めた活動ですが、いろんなテレビやメディアに取り上げていただいて、現在100社を超える企業さんにご賛同いただく規模の活動になってきました。
ちょっと脱線しましたが、カルテットでは入社したら新人でも全員が個人の宅配物を会社宛に送って受け取ってOKです。自分がいないときは誰かが受け取っておいてくれます。なんなら荷物開封して物をカバンに入れて、ダンボールは会社に捨てて帰ってもOKです。ダンボールって家で処分するの面倒なので。
もちろん、使いたい人だけが使えばいい制度です。あと、ナマモノとか大型の物とか会社の同僚に見られたくない物とかは、個人の判断で自宅で受け取ってください笑。
昔は荷物を受け取るためだけに半休取る人もいて、それって会社としてもその人としてもとんでもなく無駄だなーって思っていました。それもなくなりましたし、とても社員に評判のいい制度です。
この記事をご覧になった企業の方は是非ご賛同の検討をお願いします!
職場受け取り運動Webサイト
http://shokuba-uketori.com/
この記事のトップ画像にもなっているカルテット名古屋本社の目玉エリアであるキャンプエリア。社員に評判もよく結構みんなが休憩やMTGに活用してくれています。
このエリアがなぜ作られたのか。理由はいくつかありますが、最大の理由は禁煙者の配慮です。
カルテットには一部喫煙者がいます。実は僕も喫煙者です。最近は禁煙手当がある会社や、喫煙している人を採用しないという会社があったりします。もちろんそれぞれの会社の考え方なのでどれも正解で否定する気は1ミリもありません。
僕の考え方としては喫煙にも自由があって、その上で非喫煙者とフェアな状況であるべきだと考えています。よくアンフェアと言われるのが、タバコ休憩ってずるいよね問題です。喫煙所は馬鹿話もできるし、スマホいじってても何も言われない、なんならお客さんから電話がかかってきても物理的に出ずに休憩できるよね、ってやつです。それはその通りで反論の余地もありません。
なら、キャンプエリアっていう全員の休憩スペース作って、ここに入ったら喫煙所にいる状態と同じということにすればいいじゃんと。つまり、会社のルールとして、キャンプエリアで休憩していれば、スマホいじってもOK、漫画もゲームもOK、寝ててもOK、さらにお客さんから電話がかかってきてもキャンプエリアにいるときは離席してていませんといって電話を繋がないという風にしています。
もちろんデリケートな問題なのでこれで全部解消しているとは言いませんが、それなりにはタバコ問題のアンフェアさが消えているような気がしています。
とまあ、理由はこんな感じですが、普段は昼ごはんだったり、簡単なMTGだったり、昼寝だったり、休憩してスマホゲームするときなどに使われています。(東京支店、大阪支店のみんなごめんなさい!)
カルテットは広告代理店なのに残業が少ないことで取材をよく受ける会社です。僕もよく働き方改革というテーマで講演をしてたりします。(2018年の月間の残業時間の平均は6.8時間)
こういう働き方を実現するための仕組みはまた別でお話するとして、カルテットの特徴的な査定方法がこの残業が少ないとボーナスが増えるという査定方法です。
具体的には同程度の役割のグループを作って、査定の対象期間中の残業時間合計よりも当人の残業時間が少なければプラス査定をしています。逆に平均残業時間より多くてもマイナス査定はありません。
どうしてこの査定方法をやるようになったのか。
実はこの査定方法は会社設立当初からやっています。その当時から見込み残業なしで残業代はやってもらった分は全社員に全額支給していて、最初のボーナス査定のときにあることに気が付きました。
あれ?優秀な人ほど年収少なくなっちゃわない?
もちろん社員一人ひとりに能力差はあります。同じ作業をやってもらっても早い遅いがあります。となると、単純な話で言うと能力の低い人間ほど残業をしがちで残業代が出てしまうので、能力が高く残業が少ない人の月の支給額を超えてしまいます。(設立時なのでその二人の基本給に全然差がないというのも理由です)
このままいくと、優秀な人間が年収が少なくなるので優秀な人がやめていってしまう、じゃあどうしようかということで考えたのが、残業が少ない人をボーナスでプラス査定するという査定方法です。そうすれば、能力が高く残業代がつかない人もちゃんと評価できますよね。
皆勤賞って学生時代はありましたよね。学校としてはちゃんと学校に来てる人を評価しようっていう制度だと思いますが、会社も同じでできればみんな体調崩さずに毎日出社して欲しいと考えています。逆に大人ですから色々な理由で休まなければいけない事情だってあったりします。
となると、なおのことちゃんと出勤している人を評価しないといけないな、ということで皆勤賞という制度がカルテットにはあります。具体的には3ヶ月間無遅刻無欠席だと15000円支給されます。なので、1年を通して無遅刻無欠席だと60000円になりますね!
1年間だけの表彰だと、年始に休むともうそこから年末までやる気なくなると思いますが、3ヶ月でリセットするので結構みんな皆勤賞を目指して頑張っている人も多いです。
ちなみに計画的に事前申請した有給であれば欠席にはならないのでOKです!ですが、体調不良で休んだあとに事後でその日を有給で処理した場合は皆勤賞はNGになります。
これは色んな会社さんにあると思いますが、カルテットとしても標準装備の制度です。お分かりの通り、月に一回チームでの親睦を深めるための飲み会の補助金が一人3000円支給されます的なやつです。
で、2018年までは飲み会補助金と呼ばれていた当制度ですが、現在はチーム親睦金になりました。なぜか。それは用途を飲み会に限らなくしたからです。チームの親睦が図れるものだったら何でも良いという事になっているので、チーム親睦金という名前になっています。
去年、とある社員から
「飲み会補助金ってチームの親睦を深めるのが目的ですよね?チームメンバーみんなとヨガに行くのってありですか?」
と質問がありました。もちろん親睦が深まるのであればOKということで、そうなると名称おかしいよねってことで名称がチーム親睦金になりました。
今では豪華ランチに使ったりとか、ボルダリングとか、スポーツ観戦とかいろいろな用途で使っています。もちろん飲み会での利用もOKです。
長くなってきたのでここからは当たり前のものを含めてサラッと紹介します。
→ 副業は基本的にOKです。但し同業種での副業の場合のみ申請が必要です。
→ 2022.10~の産後パパ育休も取得社員います。育休制度を活用してフルタイムに復帰した社員もいます。
→ 扶養家族が1人目が5000円、2人目以降は2500円/人の手当が毎月支給されます。
→ 申請を出してOKなら、月に1冊程度を目安に購入可能
→ 業務に関係のある資格であれば、取得費用を負担しています。
→ 契約している研修会社のセミナーが受け放題、その他のイベントでも申請すれば補助されます。
→ 全員モニター2枚が標準装備です。
→ 座り仕事なので良い椅子をということで、エルゴヒューマンプロという椅子を全員に支給。
→ 仕事に支障が出なければ全然OKです。
→ お客さんに会うときはスーツやビジネスカジュアルですがそれ以外は私服OKです
→ 会社が全額負担しますが、強制でもないので行かないというのもOKです
ざーっと色々なこと書いてきましたけど、実はまだ制度というか残業を抑制する仕組みなども色々あります。もしご要望があれば、そういった記事を書こうかと思いますので、ご希望の方はSNSか何かでご連絡ください。
とにかくカルテットらしい働き方をできるように、というところを重視しています。
もしこういった働き方に共感できるという方は是非エントリーお待ちしております。