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うまく行かないことも、失敗も、すべて “より良い未来への回り道”【支社長 柴田涼太】

今回は、仙台第三支社 支社長 柴田涼太(しばたりょうた)への取材。

中学時代の野球チームメンバーのSNS投稿があまりにもキラキラしていたんです。

ぜひその理由を聞いてみたいと、メッセージを送ったことが始まりでした。

自身のキャリアの在り方・ビジネスマンとしての将来像を模索する中で見つけた、

“プルデンシャル生命”という、新たな舞台。

営業所長を経て、仙台第三支社の支社長に就く柴田の支社立ち上げの想い・軌跡を紹介します。


―――自己紹介をお願いします

仙台第三支社 支社長 柴田涼太と申します。

2016年1月にプルデンシャル生命に入社し、1年9ヶ月間ライフプランナー(以下、LP)を経験した後、営業所長を経て、2022年10月より仙台第三支社長に就任しました。


―――プルデンシャル生命を知ったきっかけを教えてください。

前職は、新卒入社した電装メーカーで営業職として勤めていました。

入社10年目を迎える頃、何となく将来や目指すビジネスマン像を考える機会が増える中、ふと知人のSNS投稿に興味惹かれたことが最初のきっかけです。

投稿の主は、中学時代の野球チームで1学年上のキャプテンを務めた元チームメイトです。とてもキラキラし、充実した日々を送っているように見えました。

当時彼は、プルデンシャル生命で営業所長を務めていました。

そんな彼に、どのような考え方・志で仕事に取り組んでいるのか、輝いて見えるその理由をぜひ聞いてみたいと思い、メッセージを送ってみたのです。

メッセージでのやり取りを経て、東京でお会いする約束をさせて頂きました。


―――東京での再会は、転職に向け気持ちが動く転機になったのでしょうか。

そうですね。

東京でお逢いする際は、仕事の方向性や考え方を聞こうと考えていました。

しかし、いざお逢いして話をしてみると、全ての会話が“人生”というワードに繋がり、人生について考えさせられる時間になりました。

当時、営業所長が仰った「その仕事でどうなりたいかよりも、自分の人生をどうしていきたいのか、それが悩みなんじゃない?」という言葉は、今でも覚えています。話も終盤に差し掛かかったタイミングで1枚のA4用紙を渡されました。

“頑張っても 頑張らなくても、変われない人生なら 頑張れない”

受け取った紙には、そう書いてありました。

当時勤めていた会社では、決して口に出すことなんてできないフレーズだと思いました。ただその紙を眺めていたら、「なんか、このままでいいのかな」という気持ちになりましたね。

地下鉄での帰り道、最寄りの駅に到着した時、お礼と共にプルデンシャル生命に興味を持った旨を記したメールをお送りしました。営業所長からの返事には、お礼に対しての言葉とキャリア・インフォメーション・プログラム(CIP)と言われる、会社説明のプログラムへの案内が記されていました。

「そんなに悩むんだったら、CIPを受けることで解決するかもしれない」と提案していただき、CIPを受けることに決めました。


―――東京での再会は、「仕事」ではなく、「人生」そのものを考える機会となったのですね。CIPを受けると決めた時点で、プルデンシャル生命への転職意思が固まっていたのですか。

CIPに参加すると決めた時には、「プルデンシャル生命に入社し、もし自分が活躍できたら人生が変わるかもしれない」と半ば思っている自分がいました。

営業所長との再会で人生を考えさせられたこともあり、“自分の人生の舞台そのものを変える”ところに挑戦したくなっていたと思います。


―――ありがとうございます。プルデンシャル生命に入社後は、LPとしてのキャリアを歩み続ける選択もある中、なぜ営業所長・支社長と管理職の道を選んだのでしょうか?

営業所長への就任については、お話をすぐに受けたわけではありませんでした。

実はLPとして1年経ったころに一度、支社長からお話をいただいていました。しかしその時は「LPとして、もう少し勝負したい」とお断りしています。

それぐらいLPという仕事を素晴らしいと思い、誇りにも感じていました。

LPの仕事は、お客さまはもちろん自分や家族に対しても、すごく責任感を意識させられる仕事だと思うんです。それだけではなく、人との繋がりも表面上のものではなく、深い繋がりを得られます。その責任の重さや人との繋がりが自分を成長させてくれ、日々の充実ももたらしてくれます。

またLPは、成果が報酬にも直結します。「LPとして頑張っていけば、今まで掴めなかった何かを掴めるんじゃないか」そんな夢を持てた仕事だったので、ずっと続けていきたいと思っていました。

ただ、支社長がせっかくチャンスをくれたのに断ってしまった、ということをすごく後悔した自分がいたのも事実です。そのため、次に声が掛かった時は営業所長に挑戦すると心に決めていました。

思っていたよりも早く次のタイミングが訪れ、最初のお誘いから半年後、腹を括って営業所長という道で頑張っていくことを決意しました。


―――ここでもまた、人生の転機があったのですね。続いて、支社立ち上げについてお伺いします。「仙台で新設の支社を立ち上げたい」と希望されたそうですが、その理由は何だったのでしょうか。

私が支社長になるよりもずっと前、LPや営業所長時代から苦楽を共にしたメンバーたちと「ゼロから支社を立ち上げられたら良いよね。」と話していたことがありました。その夢を実現させたかったことが、理由の1つです。

また仙台には、創業当時から続く仙台支社がありますが、これからのプルデンシャル生命を担っていく世代に向け、1から新しい文化を創っても良いのではないかという想いもありました。


―――支社立ち上げの際、苦労したことを教えてください。

毎日、苦労の連続ですね (笑)

ただ強いて一つに絞るとすれば、「自分が思い描いた支社になるための道のりが遠すぎる」と感じたことでしょうか。毎日決断しなくてはならない瞬間がたくさんありますが、その決断の結果が分かるのはもっと先のタイミングになります。

“仙台でゼロから新しく文化を創り、数年後には人としても成果の部分でも東北を引っ張っていける支社にしたい”そう思っていても、やはり辿り着くまでの道のりが全く見えず、日々模索の連続だったなと感じています。未だに「うまく行っている」とは思っていません。ただ、うまく行かないことも、失敗も、すべて「楽しい」と思えます。“より良い未来への回り道”だと思えば、一喜一憂するよりも、一つ一つの混乱を味わって進もうと。


―――支社長就任から2年経ちますが、ご自身の成長や考え方の変化を感じることはありますか。

なかなか自分を振り返る余裕がないのですが・・・、やはり成長していたらいいなとは思いますね。

もしずっとLPを続けていたら、ここまで“成長する”ことに貪欲になれなかったかもしれません。


――― “成長”というキーワードは、転職当時から変わることがないのですね。では、柴田さんがLPに必ず伝えていることはありますか。

「自分が何のために存在しているのか?」を、ずっと自分に問いかけていこうよ。という話はよくしています。

「ご契約をたくさんお預かりしたい」「たくさん稼ぎたい」という思いも仕事に向かうエンジンとして大切な動機の1つではあります。しかしLPは、お客さまがまだ気付いていない未来の問題について想像していただき、それに対して生命保険という手段を用いて解決策を提案する仕事です。“家族愛・人間愛”がカギになると思っています。

プルデンシャル生命には、“C=C”という 基本理念があります。『顧客への貢献 (contribution)度は、そのまま報酬(compensation) に反映されるべき』という考え方です。

貢献の意味するところは、単に保険を販売するということではなく、お客さまの気づいていない未来の問題を想像していただき、その解決策を提案することだと思います。

これほどまでに、お客さまの心に触れられる仕事が世の中にどれほど存在するでしょうか。

「そこに価値を見出していきたいよね」と、日々伝えています。どんなにAIが進化しても、心で仕事をしている限り、私たちの仕事は未来永劫必要とされる仕事なのではないか、と。


―――やはりLPとして結果を出せる人は、同じ考えを持っていますか。

そうですね。

情熱的な人もいれば一見冷たくロジカルに見える人もおり、1人ひとり形は違います。
100人いれば100通りの成功があり、“やり方”は違えど、“在り方”は結果を残しているLPに共通する部分だと思います。


―――ありがとうございます。続いて、今後プルデンシャル生命で実現したい柴田さんの夢を教えてください。

支社に在籍するLPたちがお客さまに焦点を当て、自分たちにしかできないような心のこもった仕事を提供した結果、LPやそのご家族が経済的にも精神的にも豊かさを感じてくれるようになってくれたら嬉しいですね。

そして何十年後かに、

「あの時、採用してくれて」

「当時、支社長でいてくれて」

「仲間でいてくれて」

“ありがとう”

そのような言葉を頂けるよう、目指していきたいです。また自身も、その言葉から達成感を味わい、自分の家族も幸せにしていけたら本望です。


―――素敵な想いですね。最後に、転職を考えている方、この先のキャリアに迷われている方に一言お願いします。

自分が輝ける場所で輝くことが、その人の人生をより良くしてくれるのではないでしょうか。

多くのLPと接してきましたが、中には志なかばで悔し涙を流し退職した方もいらっしゃいました。そのたびに寂しい思いはしましたが、そのこと自体は悪いことではないと思っています。

自分らしさや自分らしい生き方を探す上で、たまたまコレだと思ったものが違っただけであり、また探していけば良いと思うんです。

そういう意味では、探し続け、行動し続けることが大切なのではないかと思います。

また自分を信じて直感に従うこともすごく大事なのかなと。論理的に考えると動けなくなってしまうこともありますからね。

直感や出会い、縁とか運・・・。そういうものを信じ一歩踏み出してみると、世界は変わっていくのではないでしょうか。


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