今回は立川支社支社長を務める、橋本統(はしもとおさむ)にインタビュー。
『10回生まれ変わっても10回やりたい仕事』と、笑顔でライフプランナーの仕事について話す橋本。
ビジネス人生においてプルデンシャル生命という舞台に立ち続ける、橋本の熱い想いを聞きました。
―――自己紹介をお願いします。
橋本統と申します。
現在は立川支社の総責任者として、支社長を務めております。
ライフプランナーの採用と教育、そして監督・指導が支社長の責務です。
また経営陣の一人として会社の方針を現場サイドに伝達し、組織の成功と発展に尽力しております。
―――プルデンシャル生命では、ライフプランナーであり続ける道と管理職として組織を創る道を選択できますが、橋本さんが管理職の道を選ばれたきっかけは何だったのでしょうか。
昔支社で行われた一年間の締めの会合の際に、当時同じ支社にお勤めされていた事務スタッフの方から「皆の頑張りが見えてこない」と叱咤のお言葉を頂いた時がありました。当時の支社の成績は芳しくなく、耳の痛い言葉でした。
ライフプランナーとして従事していた私にとっては、ありがたい言葉でもあり、腹も立ちました。
そして事務スタッフの方と「翌年、会社の表彰基準に満たなければ、営業所長として組織を牽引する立場になる!」と約束を取り交わしたことが、管理職の道を歩むきっかけとなりました。
翌年の成績は、会社の表彰基準を満たせず…(笑) 約束通り、管理職としての道を選ぶことになりました。
また当時、自分を採用してくれた営業所長が支社長になるタイミングでもありました。私自身、採用頂いた恩義を感じていたこともあり、恩返しとして3年間だけその方が支社長になる時に所長として連れ行って欲しいと伝えたことにより正式に所長のポジションに就くこととなりました。
このような背景から管理職としてのキャリアを歩むことになったものの、今では本当に素晴らしい仕事だと感じています。
―――意外性はもちろん、人間味を感じるエピソードですね。
では管理職の仕事が「今では本当に素晴らしい仕事だ」と仰る理由は何でしょうか。
私は、ライフプランナーが本当に最高の仕事だと思っています。
10回生まれ変わっても10回やりたい仕事です。そんなライフプランナーという最高の仕事を自分一人だけがやっているなんて、勿体無いですよね。
そしてこんなに最高に思う仕事を、優秀なビジネスパーソンに勧められる営業所長って素晴らしい仕事だなと思いました。
ライフプランナーは、生命保険を通した解決策の提供が仕事です。
その点管理職は、そんなライフプランナーという生き方を勧め、採用し、マネジメントをする仕事です。
こんなに素晴らしい仕事を任せて頂けるポジションは、他にないと思います。
もしかしたらプルデンシャル生命よりも良い会社があるのかもしれませんが、この環境が得られる会社を再度見つけ出すのに何年かかるのだろうと考えます。きっと人生何回も生まれ変わらなければ見つけられないと思っています。
だったら私はこの環境を手放したくないです。
またこの環境は先代達が創ってくださった環境であり、自分達の代で失くすわけにはいかないんです。
今支社長を務めているのは、先代達から受け継いだものをちゃんと残し続けるためでもありますね。
―――ありがとうございます。
では管理職としてライフプランナーと接する時、橋本さんが意識されていることはありますか。
私が“主役”にならないこと。これが一番大切なことなのではないかと考えています。
ライフプランナーは社員であると同時に、独立自営業的な存在でもあります。
そのため一定レベルの自営家マインドを持たないと生き残れません。そこに面白さ、潔さがあります。
私が主役になってしまうと、ライフプランナーの自営家マインドを喪失させかねません。
そのためにも困った時には頼れる存在になるよう心がけています。
―――これまで多くのライフプランナーと接してきた中で、橋本さんが思う『成果を残せる人』の特徴を教えてください。
フルコミッションという世界で働いていながら、結果を出すことにフォーカスしなくなる人はたくさんいます。
「ライフプランナーであること」に満足してしまっているんですね。
そういう人は、結果を出せなくなります。
反対に結果を出し続けている人は、結果を出すことに多くの時間を使っています。
プロフェッショナル意識を持ち続けられる人だけが、安定的に高い業績を出していると思いますよ。
―――管理職は採用も担っていると仰っていましたが、橋本さんが採用する上で重視している点はありますか。
一定レベルの学歴・職歴などのプロフィールは必要だと思います。
ただそれだけでなく、人間性やキャラクターも非常に大切です。
ライフプランナーは、お客様からお知り合いの方にライフプランナーを紹介していただく機会がよくあります。お客様は紹介相手にライフプランナーの雰囲気や人となりを伝え、「会ってみたい!」「会っても良いかな」と思ってもらっているのではないでしょうか。このように、人に紹介しやすい人柄やキャラクターであることはとても重要です。
思わず誰かに紹介したくなるほど素敵な人・誰よりも親身になってくれる人、もしくはそのような人間性で勝負するんだという気持ちを持つ人ですね。そのような人柄・人間性をお持ちで一定レベルのプロフィールがあれば、十分にご活躍頂けると思います。
―――橋本さんのようなご経歴の方であれば、様々な企業からヘッドハンティングもあるのではないでしょうか。
その中で、プルデンシャル生命でキャリアを歩み続ける理由を教えていただけますでしょうか。
私がプルデンシャル生命でキャリアを歩み続ける理由は、2つあります。
1つ目は、この会社に感謝しているからです。
会社というより、この会社を作ってくれた創業者の方々にすごく感謝しています。
私はプルデンシャル生命が創立して15年ほど経った時に入社しました。創立から15年の間にこんなに素晴らしい会社にしてくれた当時の一人ひとりの社員・先輩方に感謝しています。
受けた恩はその方々に返せないですから、恩送りすることになりますよね。
心ある人たちが一生懸命育み続けてきたから“今”がある。それは本当に奇跡的なことだと思います。
そんな奇跡的な出会いを私に授けてくださった恩返しをどのようにするのかと考えると、「せめて定年までいなきゃな。」ということになります。
2つ目の理由は、お客様という存在です。
ライフプランナーとしてご縁があったお客様は、管理職になっても一生涯自分の担当として受け持つことができます。そのため今の私は管理職ではありますが、まだライフプランナーでもあります。私がライフプランナーになった時、「君がライフプランナーになったのは転職ではない。生き方・生き様を変えたんだよね。」と当時の役員に言われました。
さらに「今までの生命保険業界であれば、担当がコロコロと変わってしまうかもしれない。前職の銀行でも、転勤に伴いお客様と別れてきた 。君はそれが嫌で、一生お客様を担当し続けられるこの仕事に就いたんだよね。だとしたら、君が定年になるまで担当し続けることをお客様に約束しなければならない。」とお話くださいました。
「担当になる」と交わしたお客様との約束は破れないですよね。そして破りたくないんですよね。
この2つが私のビジネス人生においてプルデンシャル生命という舞台に立ち続ける理由です。
―――素敵な想いをありがとうございます。
ではプライベート面にも少し触れていきたいと思います。ライフプランナーのライフワークバランスや橋本さん自身のプライベートはどのような感じでしょうか。
今は支社長を務めておりますため、休日は基本土日です。
ライフプランナー時代や営業所長時代は、先にプライベートの予定を決め残りの時間働く。そんな夢みたいな働き方ができます。
有給を取る時も誰も文句を言いません。ご家族やお子様との時間を大切にするよう伝えている会社です。
実は私、29歳の時に初めて海外旅行に行きました。
昔は海外で社内の表彰式を行っていたため、その時に10年パスポートを取得したのを機に海外旅行をするようになりました。
パスポートを取得してから10年、スタンプを押す場所が9割埋まりましたね。
多い時には1年間で7回11カ国を旅行して回りました。
本当にいい人生だなと思います。ライフプランナーでなければ、絶対無理なのではないかと思いますね。
さらに仕事にやりがいを感じられる環境は、多分他に無いのではないでしょうか。
本当に奇跡の環境ですね。
―――そんなふうに思える仕事との出会いは、まさに奇跡ですね。
では最後に、40代・50代からプルデンシャル生命にチャレンジされる方に向けて一言頂戴できますか。
環境が変わること自体、“チャレンジ”ではないと私は思います。
例えば部署異動などで職場が変わり、新しい環境に置かれることは当たり前にあることです。
では何が違うのか?
それは『人の指示・命令で環境が変わる中で、仕方なくチャレンジするのか』『自ら舵を切ってチャレンジする道を選ぶのか』です。
他人の意見や指示で環境が変わることと、自らの意思で環境を変えることは雲泥の差があります。
自分の人生を自分でコントロールすることは、非常にやりがいがあり、エキサイティングであり、リスクに対しての許容度が高いです。
自分の人生をさらに良くしたい、変化させたいと考えるのであれば、自ら環境を変えるという選択を取ることが鉄則です。
たった一回しかない人生なのであれば、『自分で決断し自分の人生をコントロールする経験』を味わってみるのも素敵なのではないでしょうか。