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あこがれている先輩みたいになりたい!と思うこと、ありますよね。あるトップ営業パーソンは、「成長したい!」と思って、尊敬する先輩の真似をした末に、「自分らしくしかできない、自分らしいやり方を見つけよう」という結論に至りました。どんな経緯だったのでしょうか?
「伝説の営業パーソンの真似をしてみたんです。とにかく、やみくもにゴルフのお誘いには応じ、3時4時までとことん飲み会にもお付き合いしてました。表面的なところしか見えていなかったんだと思います。結局、成果には結びつかず、身体を壊してしまいました」。その結果として彼は、「自分に合うスタイルとは何だろう?」と考え、「自分らしさ」「自分の強み」を考えるようになりました。
「自分らしさ」「自分の強み」を考えるという場合、ともすると「誠実さ」「積極性」などと、抽象的に考えがちです。しかし、彼が採った方法は、自分自身を会社に見立て、「長期事業計画書」を作成することでした。「理念」「ミッションステートメント」「中期経営方針」に始まり、「事業領域」「3年後目標」等々。ポイントのひとつは、「強化すべき分野」と同時に「注力しない」分野も明記したことだそうです。
「強化すべき分野、そうでない分野を区別して、効率的に強みを鍛え上げていくことが大事だと思います」と彼は言います。
自分は何が得意なのか、何を強化すべきなのか・・・自分と言う武器を磨くために常に考えていきたいですね。