メンバーインタビュー Vol.16｜WEBマーケッター｜内田 くるみ

WEBマーケッター | 内田 くるみ

慶應義塾大学商学部3年生。
大学でのゼミの選考に落ちたことがきっかけで、「将来役に立つ実践的な経験を得たい」と考え、インターンとしてプロパゲートにジョイン。自社公式SNSアカウントの企画/運用及び広告運用サービス"集客エージェント"や”SPARK BUZZ”にて、ショート動画を起点とした広告戦略の策定、戦略設計からコンテンツ制作のディレクションまで幅広く活躍中。

ゼミの代わりに選んだ道で、SNS広告の戦略設計からディレクションまでを一貫して経験

現在の仕事内容

プロパゲートでは主にSNS広告用ショート動画の戦略設計やディレクションの業務を担当しています。
大学3年生になるときに、ゼミに入ろうと思っていたのですが、ゼミ試験に落ちてしまったんです。
ゼミは必修では無いものの、代わりにどんな経験を得たいか考えた時に「将来仕事で役に立つ実践的な経験をしたい」と感じ、インターンを探すことに。
プロパゲートの求人情報でWEBマーケッターのポジションを募集していることを知り、マーケティングにも興味を持っていたので、挑戦してみることに決めました。

SNS広告用ショート動画制作の業務では、
・企画立案
・台本制作
・コラボ先のモデル/クリエイターの選定
・動画撮影／編集ディレクション　
・投稿内容作成　　
などが主な流れになります。

企画立案/台本制作ではどういう人をターゲットにするか、サービスの強み・特徴をどうマッチングさせ、表現するかを前提に、セリフはもちろん、カメラはどこか、撮影のイメージが湧くように、動きや撮り方まで細かく設計します。
設計に合うように、モデルやクリエイターの選定も行います。
選定する際は広告のイメージに合っていることが重要で、例えば不動産関連の広告であれば、説得力が必要なので、社会経験が豊富そうな中年の男性を選んだり、医療系の広告であれば清潔感や信頼感を感じられるモデルさんを選ぶなど、ターゲットに伝わりやすい工夫をしています。
自社用ショート動画制作の他、集客エージェントやSPARK BUZZ、採用DXなどのパートナー様の集客・採用支援のサービスも基本的には同様の流れで行います。

その他、新規事業として「人生レコード」という、ご自身の人生を映像化し形に残すサービスの担当もしています。
人生を挫折も含めて動画にするのが特徴で、インタビューでよくある、受賞歴などの「成功体験のストーリー」じゃなくて、その人の人生それぞれのポイント・考え方を形にする。
その人の人生や考え方に沿うようにインタビュー内容を設計し、撮影を行い、映像に落とし込んでいます。

広告の内側を知り、クリエイティブの面白さを発見する

この業務のやりがいや面白さ

以前広告業界に興味を持っていたのですが、外から見ているとよくわからない業界だな、と思っていました。
実際に業務として広告に携わり、広告戦略の設計から実際の広告に落とすまでの流れを理解して、とても面白く感じるようになりました。
前までは、普段の生活でCMなどを見ていても、どうやって作られているのか全く想像もつかなかった。
今では、どのように設計されているか想像することができ、中身を知れるようになりました。

以前、代表の松岡さんから「伸びている広告を手本にすると良い」とアドバイスをもらいました。
自分にとってはとても意外で、広告は自分で一からアイディアを出して作っていくものだと思っていました。
伸びている広告の「良さ（本質）を抽出して、真似る」のがコツで、エッセンスを貰って制作するんです。成功している広告のキーポイントからすごく学ぶことは多かったですし、より面白さを感じるように。

自社用として作っている広告はBtoB業種の広告ですが、それ以外の業種の広告からエッセンスをもらって転用することもできるんです。
ふざけすぎない程度に流行っているトレンドの動画の要素を取り込んでみつつ、サービスのよさを訴求するバランスが難しい！
でも、そこに面白さを感じます。

この仕事は、クリエイティブな業務が多く、単調ではないところが魅力。
また、パートナー様も幅広い業種の方がいて、常に新しい知識を学んで活かせる。
色々な方と出会い、世の中にある沢山の業界を知り、さまざまな生き方やお仕事など、人を知る・世の中を知ることで、自分が生きてきたのはほんの一部だと感じます。
常に新しいことを学んで成長していきたい自分の志向に、この環境はとても合っているな、と実感しています。

マニュアルとコミュニケーションで連携を深め、クリエイティブの力を引き出す

今まで経験した苦労や壁

以前WEBマーケッターのインターンとして後輩が入社しましたが、あまり長く続かずに辞めてしまったんです。その際に「チームとして業務を円滑に進めるための連携がいかに難しいか」と痛感しました。

マーケティングの仕事は対面で常に一緒に進めるものではなく、リモートも活用しながら連携を取っていくスタイルです。その中で、共に働く人たちの
「モチベーションをどう維持するか」
「どうやってやりがいを感じてもらうか」
を考えるのが非常に難しいと感じました。また、クリエイティブな内容を言葉で正確に伝えることが難しく、その点も課題に感じました。

この経験を経て、前任の細井さんが作成してくださったマニュアルを、業務内容の理解度がより高まるようにアップデートしました。業務手順やコツを詳細に整理し、「自分が入った時にこれがあれば助かる」と思えるような内容を盛り込みました。その結果、一定の基準を持ったクリエイティブが作れるレベルのマニュアルが完成。もちろん、クリエイティブのトレンドは常に変化するため、随時アップデートしていく予定です。

また、モチベーション維持のために、人と距離を近くして話すよう、より意識を強めました。
雑談を混ぜつつ、広告を作ること自体が楽しくなるように意識してコミュニケーションをしています。

私は、何かを始めるとき、初めから楽しいわけではなくても、継続することで学びが得られると信じています。だからこそ、少し大変でも続けてみようと考えるタイプです。
ですが、それを後輩に押し付けるのは良くないと思っています。これまでにもモチベーションの維持には気を配ってきましたが、「仕事の楽しさ」を共有することが不足していた反省があります。

広告の効果や動画の再生回数など、目に見える成果が出るとやりがいを感じますし、社内メンバーからのポジティブなフィードバックも励みになります。そんな楽しさを後輩にも感じてもらえるように、これからもサポートしていきたいです。

一喜一憂せず、小さな成功を積み重ね、大きな成果を目指す

大切にしていること

大切にしているのは「一喜一憂しすぎない」ということです。
広告の成果もそうですし、後輩育成も同様。
１つの動画の再生数が伸びたからといって、他の動画が同じように伸びるかは分かりません。
自分のセンスが急に磨かれたわけでは無いと思うので、一発屋にならないように、二発、三発とヒットを重ねられるようになりたい。
でも、すぐに伸びないからといって焦ることはせず、過去伸びた動画を見てモチベーションを保っています笑
徐々に成長していくと思っているので、気長に取り組んでいます。

「目標に一気に到達できなくても、一歩ずつ進めば大丈夫」と考えるようにしています。
昨日はこれができなかったけど、今日はこれができるようになった、という風に。

良い部分を見つけて、それを前向きに活かしていくことが、継続して挑戦し続けるためのポイントだと思います！

新サービスと共に、体系化された知識でチームを支える

今後挑戦してみたいこと

１つ目は今年立ち上がった新規サービスの「集客エージェント」を、より頑張りたい。
いよいよ本格化してきて、幅広い業種のパートナー様が増えてきました。
広告を設計すること自体が楽しくて、「どういうターゲットがいるか」「どんな優位性があるか」など、とにかく知識の吸収をしています。

２つ目は、新しいメンバーが入ってくる予定なので、マニュアルをもっと磨き込みたい。
新しいサービスにも対応できるような内容にブラッシュアップしたいです。
経験により判断することが多いような内容も、文章にしてうまく伝えられるように、体系化したい。
マニュアルがあることで、後輩が業務に馴染めない原因の１つを取り除けることにも期待しています！

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