採用チームです!
今回は社員紹介シリーズ第12弾として、サービス開発部でエンジニアリングマネージャーを務める加藤さんとフロントエンジニアの陳さんをご紹介します。入社までの経緯や、現在の業務内容、開発をするうえで大切にしていることについて聞いてみました!
■Profile
1.加藤 佑典(かとう・ゆうすけ)
2013年にヤフー株式会社(現:LINEヤフー株式会社)に新卒入社。Yahoo!地図、Yahoo!知恵袋などのサービスでエンジニアとしての経験を積む。その後、グループ会社であるイーブックイニシアティブジャパンに出向し、電子書籍販売サイト「ebookjapan」のフルリニューアルや統合を担当。並行して全社のNode.jsのサポートチームに所属。2019年にはatama plus株式会社に転職し、複数のプロダクト開発やスクラムマスター、採用広報やDevRelなど幅広い業務を担当。2024年7月からポートへ参画。現在は就活会議のエンジニアリングマネージャー(EM)に従事。
2.陳 荣超(ちん・えいちょう)
2022年にポートへ新卒入社。入社時は就活会議のフロントエンドエンジニアとして開発に携わり、現在は、それに加えて社内サービスの業務効率化におけるプロンプトエンジニアの役割も担当。
「スキルアップ」と「ワークライフバランス」の両立ができる環境
ーー加藤さんのご経歴について教えてください。
加藤さん:2013年4月に新卒でヤフー株式会社(現:LINEヤフー株式会社)にエンジニアとして入社し、Yahoo! 地図やYahoo! 知恵袋、Yahoo! ブックストアなどいくつかのサービスで働きました。その後、グループ会社のイーブックイニシアティブジャパンに出向し、ブックストアとebookjapanの統合プロジェクトに関わり、Web版のフロントエンドの責任者も務めました。また、ヤフー本体では、ハッカソンの運営・企画を行ったり、CTO室にてNode.jsの社内教育・布教活動に関わっていました。
その後、知人の紹介もあって2019年にatama plus株式会社に転職し、プロダクトエンジニアとして学習塾向けSaaSのプロダクト開発に携わっていました。入社時は30~40人ほどでしたが、社員数も増えてきたため、組織のフェーズにあわせてスクラムマスターや開発組織の構築支援、採用広報やDevRelなど幅広く関わらせていただきました。
ーー加藤さんが転職を考えるようになったきっかけを教えてください。
加藤さん:前職では入社5年目ぐらいになっており、業務内容や役割も色々変わっていました。また、自身のライフステージも変わっていくなかで「自分はこの先どんな人生を歩みたいんだろうか?」と考えるようになったのがきっかけです。ヤフーからatama plusまでさまざまな業務にチャレンジさせていただいていたので、「まずは自分にはどんな役割が期待されるのかな?」という情報収集から始めようと思い、明確な転職意欲はなかったのですが、複数のスカウトサービスに登録してみました。
会社を調べたり面談したりするなかで、エンジニアやスクラムマスター、PdMなどのロールで複数の会社からお声掛けをいただきました。その中の1社がポートで、結果的にポートに転職しました。
ーーポートに入社をしようと思った決め手は?
ポートに入社をしようと思った理由は主に3つあって、1つめが会社の雰囲気が良さそうだったこと。入社前にオフィス見学や何名か社員の方とお話しさせていただく機会があったのですが、そういった場でのコミュニケーションに違和感を覚えなかったことが大きいです。
2つめがEMという職種で打診いただいたこと。お声掛けいただいた会社と面談をしたり、仲の良い先輩などにキャリアの悩み相談をしてもらったりしたのですが、その中で今回は開発組織の支援ができるEM方面を頑張ってみようかなと思っていました。そういったタイミングでポートからEMのオファーをいただいたことも理由の一つです。
3つめがワークライフバランスがとれる環境である点です。去年、子供が生まれたばかりということもあり、「転職をしても大丈夫かな」と少し気にしていました。今の上長やVPoEとそういった懸念点についても包み隠さずお話しさせていただいたのですが、リモートの制度が整っている点やフルリモートの方も多いことなど、ワークライフバランスに力を入れていることがわかったんです。また、むしろ若手が多いのでそういった意味でロールモデルになって欲しいというような話もいただき(笑)、環境面では大丈夫そうだなと思いましたね。
ーー陳さんはどのような経緯でポートに入社しましたか?
陳さん:日本でWeb開発やプログラミングを学ぶ専門学校に入学し、就職活動ではWeb業界を中心にみていました。会社選びでは「個人の技術成長につながる環境かどうか」「自分の技術を用いて社会貢献ができるか」「勉強会など技術を高める取り組みがあるか」の3つを特に重視していましたね。
また、会社をみる際には、選考で技術テストがあるかどうかをチェックしていました。技術テストがあれば、自ずと入社するメンバーの技術レベルは高くなるし、業務でより高い水準を求められると思ったからです。
ポートが掲げるミッションやビジョンをみて、社会貢献ができそうと感じたことに加え、ライセンス取得応援制度や社内勉強会やといった制度があるのを知って、エンジニアが開発するための環境へ積極投資している会社だと感じ、入社を決めました。
技術に対する「学び」の場が多いのが魅力
ーー現在携わっている業務内容について教えてください。
加藤さん:働いてまだ2ヶ月目ということもあり、日々開発や事業に関することをインプットしながら働いています。
主な役割としては、「就活会議」を開発するチームがより良いチームになるための後方支援や、開発プロセスの改善活動を中心に取り組んでいます。特に、現在はその中の1チームに対してのアジャイル支援が中心になっています。
陳さん:入社時は「就活会議」のフロントエンドエンジニアとして、サービスのUIの実装や改修を中心に、新機能の開発やバージョンアップなど既存機能のメンテナンスを担当していました。今は、それに加えてプロンプトエンジニアの役割も担っていますね。具体的には、社内サービスの業務効率化を目的として、各部署の業務プロセスの可視化および課題のヒアリングを行い、連携をとりながらLLMの提供、作成、実装を行っています。
ーー社内の開発環境やフォローアップの体制はいかがですか?
陳さん:ポートでは定期的に社内勉強会を開催しており、そこで学ぶことも多いです。私自身、勉強会を2つ開催していて、勉強会の参加者と議論しながら新しいスキルや知見を習得していますね。また、業務時間外ではTikTokやYouTubeでAIや開発などの最新トレンドをキャッチアップしています。
加藤さん:陳さんも話していたように、社内勉強会は頻繁に開催されていますね。開発部メンバーであれば、誰でも勉強会の企画や立ち上げができますよ。私は入社して数ヶ月ですが、オンボーディングは非常に丁寧だった印象がありますね。当社がEMの採用が初めてということもありますが、業務を覚えるまではシニアマネージャーが毎日1on1で不明点を解消してくれました。
ーーこれまでに、陳さんが「やりがいが大きかったな」と感じるプロジェクトを教えてください。
陳さん:特に印象的だったのが、「就活会議」のSP(アプリ)版のリニューアルプロジェクトです。クリスマス前までのリリースを目標に、フロントメンバーやデザイナーなどのメンバーと協力しながら進めていたものの、予想以上に時間がかかってしまいました。
遅れを取り戻そうとメンバーと協力して業務にあたりましたが、予定していた時期でのリリースが叶わなくて。「もっと綺麗で使いやすいサービスを、いち早くユーザーに届けたい」という気持ちで頑張ってきたのに、それが実現できなかったのがショックでしたね。モヤモヤした気持ちを抱えたまま正月を過ごしたことを今でも覚えています。
ようやく年明けにリリースができて、ユーザーから「使いやすいです!」「綺麗で見やすいです!」という声をもらって、達成感と共に大きなやりがいを感じましたね。
転換期だから、関われる余白は大きい。成長を求める人には絶好のチャンス
ーーポートならではのカルチャーや風土は?
加藤さん:入社してみて、職種や役職など関係なくフラットに質問や相談がされているなと感じています。あとは、良くも悪くも控えめで気遣いのできる方が多いなと思っています。例えば「今エンジニアさんは大変そうだから、ここまで言っちゃうと負担になるかな......」や「企画の人も忙しそうだから、一旦このままやってみよう」など、個人的にはもう一歩踏み込んで議論しても良いかもなと思うときもあります。
陳さん:加藤さんが私たちのユニットに来たことで、実は変わったことがありました。私たちのユニットは「就活会議」の開発チームで1番人数が多いんですね。加藤さんがお話ししていたように、控えめなメンバーが多いからかミーティング時はビデオオフにして、発言をする人もそこまで多くない状況でした。
ただ、加藤さんが参加されたことで、雰囲気が少しずつ変わってきました。みんなが自分の意見を出すようになったし、活発に議論するようになったんです。
ーー今後の展望や目標について教えてください。
加藤さん:ポートは事業が強い会社として成長してきた側面があります。今後は、更に開発主体で事業成長に貢献できるポテンシャルが大いにあると思っています。
私は、前職時代に新規プロダクト開発やエンジニア採用広報、DevRel、開発環境の改善・再構築など多岐にわたる業務に携わってきました。そのような過去の経験を活かし、もっと企画チームと密に連携して開発する体制を整備できる存在になりたいですね。
陳さん:長く運用してきたサービスということもあり、レガシーなコードや技術スタックが使われている部分もあります。もっとモダンな技術を取り入れて、より良いサービスに向上・ブラッシュアップさせていきたいですね。中長期的な目標としては、フロントエンドだけでなくバックエンドなど他の領域にもチャレンジしたいなと考えています。
ーーどんな人と一緒に働きたいですか。
加藤さん:今の組織は若手が多く、そういったメンバーに背中を見せていけるような先輩エンジニアが少ないので、そういった方にきてもらえたら嬉しいなと思います。特にプロダクトを成長させた経験がある方や、チームでプロダクトを作るのが好きな方が来てくださるとうれしいですね。
陳さん:長らく開発してきたプロダクトをどう改善したら良いか模索していく段階にあります。事業の視点をもちながらも責任を持って開発に取り組めるエンジニアとぜひ一緒に働きたいですね。
ーーポートで働くことに迷っている方へ、最後にメッセージをお願いします!
陳さん:企画チームと近い距離で開発できる点が、エンジニアにとって魅力的なポイントかなと思います。企画チームと共に二人三脚でプロダクト開発をするのが好きな方には、ぜひ来てほしいですね。
加藤さん:入社を迷っていたときに自分もVPoEから言われたのですが、ポートは今入ると面白いフェーズだと思います。事業の成長だけでなく開発組織も成長途中なので、そういった組織課題などにも積極的に関われる環境です。
もちろん課題も多いのですが、その分自分たちで開発組織・カルチャーを作っていくことができる状況かなと思うので、そういった課題も一緒に解決したい、組織と一緒に成長したい人にはぴったりの環境だなと思います。ぜひ一緒に働きましょう!!