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【新卒】理系大学院生が、なぜベンチャーの営業職へ?気になる就活ストーリーを聞いてみました!

金野 あかね(こんの あかね)

2022年4月に新卒でプリメディカに入社された金野さん。

学生時代は東北大学の大学院で、線虫を使ってがんに関わる遺伝子の研究をしていました。

理系大学院生としてどのように考えて就活をし、なぜプリメディカのコンサルティング営業職というキャリアを選んだのか、実際に働いてみて何を感じているのかをお聞きしたいと思います!

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ーー金野さんは、どのような就職活動をされていたのでしょうか?

実は学部生の頃にも少しだけ就活をしていました。当時はマーケティング等に興味があり、文系職を中心に見ていたのですが、やはり理系職への興味も捨てきれず大学院へと進学しました。

就職活動を本格的に始めたのは、大学院1年の4月頃からですね。

ちょうど大学院に進学するタイミングで新型コロナウイルスが流行し始め、実験などが行えなくなりました。そのタイミングで時間ができたので、オンラインで参加できる企業説明会やインターンの選考を受け始めました。

最初は大手企業の研究開発職を中心に見ており、志望度は高くありませんでしたが、ベンチャー企業の選考にも参加していました。ところが夏のインターンを終えた頃からベンチャー企業の志望度が高まり始め、結局本選考はベンチャーのみに絞って受けていました。

プリメディカに内定をいただいたのが大学院2年の3月だったので、同期の中でもだいぶ早く就活を終えていますね。

ーー大企業かベンチャー企業かで迷う……就活生が一度は通る道だと思います。金野さんが最終的にベンチャー企業を選んだのはなぜですか?

大企業と比較して、自分がよりやりがいを感じながら働けると思ったからです。

OB訪問等を通じて大企業・ベンチャー企業どちらの社員さんともお話させていただいたのですが、大きく違っていると思ったのは、やりがいを感じるポイントです。

大企業の方は「誰でも知っているサービスに携われることがやりがい」と、サービス自体に愛着を持って働いている方が多い印象でした。一方、ベンチャー企業の方は「前例がないことにチャレンジしていくのが楽しい」「自分で考えながら働ける」と、働く過程自体を楽しんでいる人が多いような印象を受けました。

どちらもとても素敵だとは思うのですが、自分には後者の方が合っているのではないかと思い、ベンチャー企業を選びました。

ーーたしかに、金野さんは積極的に意見を出したり、営業以外でも検査サービスの改善に関わったりと、自分で考えて能動的に動かれている印象があります!ご自身の強みや性格を踏まえて、それが活かせる環境を選んだのですね。


ーー理系大学院生は研究職を選ぶ人も多いなかで、あえて違う道を行くのは勇気が必要だったと思います。どのようなポイントから、研究職以外の選択をするという意思決定をされたのでしょうか?

確かに、研究職か文系職かという選択は、私自身もかなり悩みました。

でも、最終的に決め手となったのは「お客様の声を直接聞きながら仕事をしたい」という思いです。例えば私は、大学の新入生に対して会話力やプレゼンの基礎などを教える講座の運営をしていたのですが、一番やりがいを感じた瞬間は、人見知りだと自分で言っていた受講生が「少し自信を持って話せるようになった!」と笑顔を見せてくれたときでした。

社会人になってからも、普段からお客様と接し、課題解決の力になった実感を持ちながら働きたいと思い、そのような働き方ができる職種を考えた結果、研究職以外の方が自分には向いているのではないかと思いました。

理系大学院を卒業して、文系職で働いている先輩の「理系職でなくても理系で学んだことは活かせる」というコメントにも背中を押されました。

ーー先輩からの一言も大きかったようですね!実際にプリメディカで働いてみて、理系のバックボーンが活きていると感じることはありますか?

スキル面とマインド面、どちらでも感じています。

まずスキル面では、論文を読む力や情報をまとめる力が役に立っていると感じる場面が多くあります。医師の方はエビデンス(科学的根拠)がしっかりしている検査かどうか、という点を気にされる傾向があり、質問にきちんと答えるには論文の読み込みが欠かせません。逆に病院の事務職の方や一般受診者の方へ検査を分かりやすく説明したいときにも、研究内容をかみ砕いて伝えるという大学院時代の練習が生きていると感じています。

また、マインド面では、「仮説を立てて行動する」「結果がすぐに出なくても諦めず、色々な角度から試してみる」という点が、役立っていると思います。

ーー営業として、先輩を上回る活動量を誇る金野さんの粘り強さは、学生時代に培われていたんですね……!

ーー入社して8か月が経ちますが、特に印象的だった出来事はありますか?

一番今の自分に役立っていると感じるのは、エリアを前任の先輩から引き継ぐ際に、一緒に東北六県を回ったことですね。

全部を引き継ぐまでに二ヶ月ほどかかったのですが、商談の雰囲気の作り方や、営業活動のコツ、仕事の進め方など、本当に多くのことを学ばせていただきました。営業先の医療機関の方と先輩の信頼関係を感じ、自分もこのようにお客様に頼られる存在になりたい!と強く思ったことを覚えています。まだまだ先輩方には遠く及びませんが、日々学んだことを活かしながら頑張っています。

ーー引継ぎは本当に学びが多いですよね!短期間でぐっと成長できる、貴重な機会だと思います。

また、会議で他の営業の方の取り組み内容を聞くのも、私にとって学びの多い時間です。

予防医療という分野は、マーケット自体がまだまだ発展途上です。プリメディカの営業メンバーはそんな環境の中で、どうやったらたくさんの方に自社の検査を受けていただけるか、一人ひとりがアイデアを出し、活動しています。難しいチャレンジではありますが、みんなで試行錯誤しながら取り組んでいます。

ーー金野さんが入社前に想定されていた、ベンチャー企業での働き方そのものですね!


ーー将来、金野さんが成し遂げたいことや目標はありますか?

今は営業職として働いていますが、新サービスの開発や広報、販売戦略などを担う事業企画部の仕事にも興味があります。予防医療を日本にもっと広めるため、色々な企業や研究機関とタイアップした企画を考えられたら、とても面白そうだと考えています。

プリメディカが提供するサービスや顧客ネットワークを通じて、画期的な製品やサービスが生まれる……そんなプラットフォームが作れたらワクワクしますね。

ーー素敵ですね!今後のプリメディカにおいて金野さんの活躍の場はどんどん広がっていくと思います。

ーーそれでは最後に、就職活動をする学生に向けて一言お願いします。

就職活動の最中、迷うこと、悩むことがたくさんあると思います。

そんな時に意識してほしいことは、「他の人の話を聞く」「自分と向き合う」ことのバランスです。これから就活を通して、企業やOBの人の話をたくさん聞くことになると思います。ですが、その内容を鵜呑みにするのではなく、「自分だったらどうだろう」と自分に落とし込んで考えてみると、他の人より一歩深い学びを得ることができると思います。

逆に自己分析をして行き詰まったときは、自分のことをよく知っている周りの人に意見を求めることも大事だと感じました。

ぜひ、後悔のない就職活動を送ってください!

ーーありがとうございました!

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