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前社長インタビュー「PINのこれまでとこれから」

皆さん、こんにちは。人事の和田です。今回は前社長である金子剛章さんに、「PINのこれまでとこれから」というテーマをもとに、インタビューをしたいと思います! ※PIN=医薬情報ネットの略称

というのも、今までPINを牽引してきた金子剛章さんが6月に社長を退任することになり…今まで金子さんが創ってきたPINの文化や考え方を、是非皆さんにも知っていただきたいと思い、お話を伺うことにしました。

私も最初は金子さんが退任されると聞いて、とても驚きショックでしたが…金子さんの想いを受け、更に素敵な会社を創っていきたいと思いますので、前向きな気持ちでインタビューに臨みたいと思います!

金子剛章さん、本日はよろしくお願いいたします。


ー和田:まずは、PINの文化やMVVについてお伺いします。PINでは、“自由” “自律” “民主”の考え方を尊重した組織運営を大切にしているのですよね。


金子:そうですね。僕は“自由” “自律” “民主”という3つの軸を大切にしていて、個人を尊重することで従業員の満足度が上がり、人材の成長や事業の発展に繋がると考えています。

詳しくは、会社全体にも共有している、以下の図を見ていただくと分かりやすいかと思います!



ー和田:ありがとうございます。確かに、PINではフルリモートや副業推奨、フラットな組織といった働きやすい環境や、スキルアップ支援やコーチングなど個人の成長に繋がる制度がたくさんありますよね。


金子:そうなんですよ。個人個人が自由に考えて行動し、得意を生かして働くことが従業員の幸福に繋がるし、その結果、会社の成長や利益にもなると考えています。そして優秀な人材であればあるほど、この考えに賛同して活躍してくれると、僕は信じて経営してきました。

MVVもHPに載せているものがあるのですが、これは仮決めのようなもので、ビジョンは無いに等しいです。MVVという言葉は個人によって解釈が異なるのと、自分自身アップデートの頻度が多く、ガッチリ決める自信がずっと無かったです。やっていくうちに変化するものだと思っているし、MVVに囚われず、今必要なことをみんなが考えながら、生き生きと働いて利益を出していくことが大事かなと思ってやってきました。MVVを何となく決めて、それっぽい大義名分を掲げる事はめちゃくちゃダサいと思っていたのと、今までは人数もそんなに多くなかったから必要がなかった部分もあります。今は人数も増えてきたし、新しいメンバーで改めて方向性を考えていって欲しいなと思います!


ー和田:なるほど。今まではあえてMVVにこだわりすぎないようにしていたのですね。

金子さん自身、とても自由で誰に対してもフラットな印象がありますが、組織のトップとして意識していることはありますか。


金子:ありがとうございます。僕が体現したいリーダーシップ論は、サーバントリーダーシップというリーダー論です。リーダーはメンバーが働く環境を整えたり、関係性を調整したり、仕えるような役割であるべきだと思ってやってきました。リーダーというと、みんなを引っ張っていくイメージが強いかもしれないですが、僕の場合はメンバーがパフォーマンスを発揮できる環境を作って支えたいという考えでした!組織のトップとして必要に応じて背中は見せるけど、あくまでもみんなをサポートするのがリーダーとして重要だと思っていました。


ー和田:カッコいい考え方ですね。確かに金子さんは、いつもみんなのことを気にかけてくれて、毎月の面談でも基本的には何でも受け入れてくれますよね。私はつい熱くなって気持ちをぶつけてしまう時もありますが、金子さんは一旦受け止めて肯定してくれるので、救われた気持ちになります。


金子:否定しないで受け入れるのは、僕も何が正解かわからないで生きているからです。だから決めつける事もできないし、選択肢を狭めるようなことはできないと思っています。 みんなに楽しく生き生き働いて欲しい、何かあれば責任は俺がとる!という気持ちでいつもやっています。極論、責任を取る仕事しか僕にはできないので。。。


ー和田:またまたカッコいい考え方ですね…!金子さんのおかげで、私だけでなく皆さん安心して働けていると思います。

PINの文化や金子さんの考え方について、素敵なお話ありがとうございます。

ー和田:さて、ここから話は変わりますが、PINで働く中で、特に印象に残っている思い出や嬉しかったことなどがあれば教えてください。きっとたくさんあると思いますが…。


金子:う~ん、たくさんあって選べないな…!何だろう…?いちばんテンションが上がるのは、ボーナスが出た時にみんなに何を買ったか聞くのが楽しみでした。子供のクリスマスのおもちゃをグレードアップした人や、歯の矯正や全身脱毛をした人、旅行に行った人など、ちょっとした贅沢ややりたいことが実現出来たという報告を聞くと、みんなに還元出来ていると実感できました。自分たちで作ったビジネスでみんなが幸せな気持ちになれるって、最高に嬉しいですよね。会社のメンバーの物心共に幸福を目指すという側面を感じられるのは、テンション上がりますね!

他にも数えきれないほど思い出があるし、もちろん今まで大変なこともあったけど、本当にお客さんにも従業員にも恵まれていたと思います。派閥もないし、周りの人に恵まれていたからここまでやってこられと感じています。総括して良い思い出ばかりです!


ー和田:ありがとうございます。皆さんのボーナスの使い道はほっこりしますね。金子さんが周りの人を大切にしてきたからこそ、素敵な関係が築けているのだと思います。

続いて、金子さんが退任された後、PINの文化でここは変わらないで欲しいところと、今後変わって欲しいところがあれば教えてください。


金子:変わらないで欲しいところは、やっぱり遊び心です。堅苦しい会社にはなって欲しくないし、みんなにはこれからも遊び心を忘れずに仕事をして欲しいです。もちろん人数が多くなってきてルールは大事なんだけど、制限がかかってあれは出来ない、これは出来ないとなってしまうのはもったいないなと思います。

そして最初にお話しした“自由” “自律” “民主”という3つの軸の部分と、個人の得意を生かすという部分は、是非継続して欲しいと思っています。

変わって欲しいところは、徹底力。僕自身も今まで一度決めた事を変えてしまうことがよくあったので、それはあまり良くないかなと思っています。

発言のしやすさは変わらないで欲しいですね。フラットな組織を目指してやってきたので、誰でも自由に発言することが出来るし、誰でも会社を変えることが出来るという点は、PINの強みだと思っています。

とにかくみんなには今後、自分が創ってきたよりも大きなスケールでビジネスを展開していって欲しいと思っています!


ー和田:ありがとうございます。忙しくなるとつい余裕がなくなって、遊び心や発言するのを躊躇ってしまうことがありますが、その部分は今後も意識していきたいと思います!今回のインタビューを通じて、金子さんのPINへの想いを感じることが出来て、本当に良い機会になりました。

最後になりましたが、一言メッセージをいただければと思います。


金子:はい!PINは、医薬品のマーケティング業界に影響をもっと持てる会社です。それは売上の面でも、サービスの面でもです。僕がいなくなった後も、もっと高い目標をみんなで達成するために、会社の文化や考え方をアップデートし、より繁栄していって欲しいと思っています。

これからもみんなの活躍を、心から願っています!


ー和田:ありがとうございました!金子さんの想いを受け継いで、みんなで更にパワーアップしたPINになるよう頑張ります!

金子さん、今まで本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした!

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