1
/
5

受託開発の新時代


最初からハードルを爆上げしていくスタイル 😇



弊社パーソンリンクは、一般的なくくりだとWEBサービスの受託開発企業です。アドテク周りの強みを生かしての企業内のデータを活用したプロジェクトや、WEB開発技術を生かしてのSaaS開発といったことがメインの事業ですね。

原則直請けでやらせてもらっていることもあり、お客さんの施策段階から一緒に併走しつつサービスを形にしていく。そういった関わり方でやらせてもらっております。

今日は、他の受託開発と弊社。何が差別化要因かなーと考えていたところ見つけた強みについて、つらつらと書いていこうかな。

従来型の受託開発の課題

今時点でも、私の認識する限り受託開発は以下のように行われていることが多いと思います。

  • 一括請負
  • 顧客が考えた仕様をシステムに落とし込む開発
  • プロジェクトの成果に責任を負わない(製造責任だけ追う)

「受託開発」ではあるので、受託側の視点でみればこれだけでも十分です。
お互いの契約の中で決まったことを提供できている。この部分だけ見ればなんの問題も有りません。そういう契約なのですから。


しかし、最近の流れを見ていると、果たして本当にそれでよいのか?と思わざるをえないことが増えてきました具体的な社名は上げませんが、最近の受託開発の失敗例、何度か報道にも上がってくるほどの状況が生まれています。中小規模の開発でもあって、作ったはいいが使われなかった or 使いにくくなった。そういう感想を持たれている方も観測しています。


そういうものを見てると考えちゃうんですよ(´・ω・`)
本当に契約の範囲だけの開発で良いのだろうか?我々が望んでいるのは顧客の成功ではないだろうか。
更に、今はデジタルトランスフォーメーション(DX)が推進されています。DXをおこなった結果の顧客の成功を意識しないことには、我々の開発の意味を薄くなってきてしまうのではないか?

単に言われた仕様を作るのではなく、本当にお客さんの成功を支援する開発をしようと。弊社ではそういう想いを強くもっています。そこで弊社は、「提案する受託開発」を採用しました。


提案する受託開発はなにを行っているのか

一言でいうと、一般的な受託開発 + 開発側面からの顧客施策アドバイスを行っております。
最近だと弊社はアドテク関連技術としてのデータ分析構築に強みがあるので、DXについて相談されることが増えてます。

弊社の開発では原則クラウドを使います。特にAWS。システム的にはこれまで以上のトラフィックが発生することによるスケーラビリティの高さ、DXを利用する側のニーズとしての高可用性がとくに要求されるんですよね。なのでそれが素早くやれるクラウドベースのシステム構築を行うようにしています。

一部の受託開発会社だと、オンプレの調達や管理・運用コスト乗っけたほうがお金取れるんでオンプレでやることを推奨しているところもあるみたいです。まあね、会社の売上だけを考えるのであれそれも有りだとは思うんですよ。

ただそれは弊社にとって本質的ではない。顧客をいかに成功させるか?に主軸を置いているのでお客さんが出すコストはなるべく低くなることが望ましいんです。システムの運用・対応コストを考慮にいれて、お客さんにとって最大限利益ある提案をしていきたい。


そしてもうひとつ。よくお話するのは、小さく生んで大きく育てる開発の推進ですね。
お客さんでこういう戦略があるので、ではいつこの機能をリリースして布石を作り、本来出したかった機能をどうフォーカスしてもらうか、みたいな戦略部分と開発のすり合わせをよく会話しております。つまりその段階から入っていくんですよ。

開発会社に依頼してくるお客さん、開発のことそこまで詳しくないから依頼されるんです。彼らの本来やりたいビジネスと開発を繋ぎ大きな価値を得られるように後押ししてあげる。プロダクト開発の定石みたいな考え方を軸に、どのようにスケールさせていくかを併走して考える。

そういう形でお客さんとやり取りさせていただいております。

おわりに

今、このような時代だからこそ顧客主体であり、成功を支援していく。そういう働き方が求められると考えおります。


弊社のこういう姿勢もあり、開発案件が落ち込んでいる世相の中にあっても新規の開発案件を頂くことができているんだろうなと感じております。

株式会社パーソンリンクでは一緒に働く仲間を募集しています
2 いいね!
2 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

田村 ヒロカズさんにいいねを伝えよう
田村 ヒロカズさんや会社があなたに興味を持つかも