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受賞者インタビューVol.13┃ベトナムから広がるグローバルの可能性と挑戦

株式会社ペライチは、2024年5月1日にベトナムのダナン市に現地法人“PERAICHI VIETNAM COMPANY CO., LTD.(以下、PVN)”を設立しました。すでに14名の方が在籍し、ペライチの開発を支えています。

この新たな挑戦は、現地法人立ち上げに尽力し、設立後も日々の業務を支えているメンバーのおかげでスムーズに軌道に乗せることができました。これらの取り組みを通じて年間MVT賞を受賞した主要メンバーのうち、現地の拠点長を務めるイエンさんと、バックオフィスを一手に担うカリンさんに、これまでの歩みや取り組みについて伺います。

ーはじめに、ペライチに入社する前の経歴を教えてください

イエン:これまで組み込み系やWeb開発、プロジェクトマネジメントなど様々な業務に携わってきました。また、前々職以来日系企業に勤めています。

日系企業に入社して最初の1年間はベトナムで日本語を学び、その後3年間日本で就業しました。ベトナムで学んだ日本語は小学校の教科書レベルだったため、来日時はあまり日本語が話せませんでした。そのため、仕事終わりに日本語教室に通ったりしながら徐々に日本語力を磨き、2年目には日本語能力試験N2を取得しました。
日本語習得以降はブリッジSE(以下、BrSE)としても従事しており、業務の幅が広がりました。


カリン:私はペライチに入社する前、4年間日本で実習生として働き、その後、ベトナムに帰国してからITアウトソーシング企業で営業を2年間担当していました。

私もベトナムで半年ほど日本語を勉強してから日本に行きましたが、最初はヒアリングも難しく感じました。業務を通じて学んだり、独学で勉強したりと工夫した結果、N2を取得できました。

ベトナム帰国後も、日本企業が取引先となる業務に携わっていたため、日常的に日本語を使用していました。


ーそこからなぜペライチに転職されたのですか?

イエン:当初、転職は考えていなかったのですが、LinkedInで偶然ペライチの求人を見かけたことがきっかけでした。

ベトナム進出をする日系企業の多くはホーチミンやハノイに拠点を設けることが多いのですが、ペライチは僕が住んでいるダナンに拠点を置くとのことで、珍しさと新しい挑戦に興味を持ちました。

最初にコンタクトを取った際は、まだ会社が立ち上がっていなかったので多少の不安はありましたが、選考を通じてペライチCEOの安井さんや開発部長の三井さんと話す中で、真摯な姿勢に触れて信頼が生まれ、入社を決意しました。

カリン:私もダナンに移住をしようと考えていた時に、LinkedInの投稿でペライチの存在を知りました。

私自身、ITのテクニカルな部分には詳しくないのですが、ペライチが私のような人でも簡単に使える魅力的なサービスだと知り興味を持ちました。

イエンさんと同じように、選考当時は法人の登記が完了していない状態だったので、ちゃんと働けるのか気になるところもありましたが、成長機会を得られると確信し、ペライチでの挑戦を決めました。


ーペライチではどのような業務をしていますか?

イエン:入社前から採用に関わり、面接やチームビルディングをサポートしていました。

現在はエンジニアのマネジメントや、日本側とのBrSE業務も担当しています。橋渡し役として、日本とベトナム双方に要件や対応内容を正確に伝える役割も担っているため、日本語とベトナム語、英語を場面に応じて使い分けています。

また、カリンさんと一緒にオフィスの移転や人員計画の検討も進め、今後の拡大に向けたベネフィットの整備にも取り組んでいます。

カリン:私はバックオフィス業務全般を担当しています。入社前から翻訳業務を通じて法人設立のサポートをしていましたが、現在は採用やオフィス移転対応、メンバーのオンボーディングなど幅広く担当しています。

バックオフィス業務は初めての経験なため、手探りのことが多いですが、日本の担当者や外部のコンサルタントと協力しながら業務に取り組んでいます。


ーベトナムと日本の文化の違いを感じることはありますか?

イエン:一番違いを感じるのは、職場でのメンバーとの関わり方です。

日本では、仕事とプライベートを切り分ける人が多いようですが、ベトナムでは人間関係をとても大切にしており、公私問わずメンバーとの交流機会が多くあります。例えば、ウェルカムパーティーや社員旅行など、社員の団結を図るため、多くのイベントが行われています。

ベトナムにある日系企業は、日本とベトナムのカルチャーがうまくミックスされており、しっかり働きつつも、交流を大事にする文化が根付いています。

カリン:私は時間の感覚について違いを感じたことがあります。

日本企業は時間に対して厳格なイメージがありますが、ベトナムは少し緩やかな面もあり、良い意味でアットホームな雰囲気があるのが特徴です。

前職では日本人が多く、日本とベトナムの違いを強く感じていましたが、PVNはベトナム人のメンバーだけですし、日本メンバーも理解をしてくれているのでとても働きやすいと感じています。

▲決起会に参加するため、来日したPVNメンバー


ーこれまでの成果が評価されて今年度「年間MVT」の表彰に繋がったのですね!

イエン:これまで、ベトナム法人の立ち上げにあたりさまざまな挑戦をしてきました。

ベトナムの僕たちだけではここまで拡大することは難しく、日本のメンバーと協力しながらあらゆるプロジェクトを進められたことが今回の受賞に繋がったのだと思います。

カリンさんも未経験のことが多いながらも、積極的に挑戦し続けている姿がとても印象的で、共にプロジェクトを進めてきた仲間として、とても尊敬しています。

カリン:MVT賞の受賞を聞いた時はとても驚きましたが、感謝の気持ちでいっぱいです。

経験がない中でもサポートをいただきながら努力し続け、自分なりに精一杯取り組んできました。一人では達成できなかったことばかりで、メンバーの皆さんから多くのことを教えてもらいました。

特に、日本メンバーの林さん遠藤さんがベトナムに関する情報を調べてくださるなど、会社全体でのサポートがあり、素晴らしい組織が作り上げられたことに心から感謝しています。


ー今後の目標や実現したいことはありますか?

イエン:ペライチに転職してから、SaaSプロダクトへの関心が高まりました。ペライチは規模が小さいながらも大手に負けない力を持っており、さらなるグローバル展開も目指しています。今後も質の高い開発チームを目指し、ユーザーの課題を理解した上での開発を心がけたいです。
また、仕事とプライベートのバランスが取れた環境を築き、柔軟に働けるチームを作り上げたいです。


カリン:私もメンバー同士が仕事だけでなく、生活の面でもサポートし合える環境作りを目指しています。メンバーが常に楽しく働ける職場環境を整え、皆がやりがいを感じられるようなサポートを続けていきたいです。

また、業務の中で会計知識の向上にも努めていますし、将来的にはエンジニアリングについても理解を深め、より広範囲で貢献できるよう成長していきたいです。


-イエンさん、カリンさん、ありがとうございました!

以上、ペライチベトナムメンバー イエンさんとカリンさんへのインタビューをお届けしました。

ベトナムメンバーの成長意欲の高さや開発スピードは、日本のメンバーにとって良い刺激になっています。これからもペライチグループ全体で「ALL Peraichi」となってビジョンの実現に邁進することで、さらなる価値提供につなげていきます。

そしてペライチでは、私達と一緒に働く仲間を募集中です。
少しでもご興味お持ちいただいた方、ぜひお気軽にお問い合わせください!



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