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受賞者インタビューVol.12┃異業種からアプリ開発の第一線へ。バックエンドエンジニア栗原さんの挑戦と成長

ペライチは、2024年3月にノーコードでスマホアプリを作成できるツールをリリースしました。
今回はこのアプリ機能の開発を担うエンジニア栗原さんへのインタビュー。
今後のさらなる成長に期待が高まる若きエースは、日々どのようなことを意識しているのでしょうか。

栗原 強 (くりはら・ごう)/「ペライチ」アプリ機能開発 バックエンドエンジニア

-ペライチに入社する前の経歴を教えてください

現在はエンジニアですが、以前は全く異なる業種で働いていました。

前職では、大学で専攻していた土木工学の知識を活かしたいと考え、社会インフラである高速道路を整備する企業に勤めていました。
発注者という立場で工事が円滑に進むように、社内外との調整や工事の工程管理、資金管理などを行っていました。

大変やりがいのある仕事ではあるのですが、マネジメントを中心とした上流工程の業務が多かったため、「もっと自分の手で何かを生み出したい」という気持ちが次第に強くなりました。また、大学時代に少し触れていたプログラミングへの興味もあり、「手を動かして作る」という仕事の魅力を改めて感じるようになりました。
この2つの理由が、エンジニアへの転職を決めた大きな動機です。

転職を決意してからは、まずはエンジニアとしてのスキルを磨くことに専念しました。
仕事を辞めてからの半年間は、プログラミング学習にフルコミットし、Web開発の言語をイチから学びました。。学習は決して簡単ではなく、常に壁にぶつかるような感覚がありましたが、「やるしかない」という強い意志で乗り越えました。
退職当時の自分の気持ちを思い出しながら、何度も自分を奮い立たせたことを覚えています。

-そこからなぜペライチに転職されたのですか?

今回の転職活動では、プロダクトに面白みを感じる企業を中心に応募していました。

ただし、エンジニアとしての実務が未経験のため、転職活動は容易ではなく、カジュアル面談にすら進めないケースも多々ありました。それでも、「2割の確率で進められれば良い方だ」と自分に言い聞かせながら、前向きに活動を続けました。
そのような中、たまたま見かけた技術ブログでペライチを知りました。
中小企業や個人事業主のマーケティングDX支援に取り組んでいる点に関心を持ち、またユーザー視点でのサービスづくりにもとても魅力を感じました。

ペライチも募集要項には「開発経験3年以上」という条件があったのですが、ダメ元でカジュアル面談に応募をしてみました。運よく選考が進んでいく中で、ペライチのメンバーと話すうちに「この会社で働きたい」という気持ちが強くなり、転職を決意しました。
面談では、自社開発の企業だからこそ感じられる一体感や、ユーザーのニーズを大切にする姿勢が伝わってきました。

-ペライチでの業務について教えてください

ペライチに入社してからは、まずメルマガ機能の開発に取り組みました。実務未経験の私にとって、最初は何もかもが手探りの状態で、ひたすらにキャッチアップする日々でした。それでも、チームには頼れる先輩が多く、分からないことがあれば気軽に質問できる環境だったので、安心して取り組むことができました。

その後、「ペライチなんでもマーケット」の開発に4ヶ月ほど関わり、現在はアプリチームに所属しています。DjangoやNuxt、Flutterといった新しい技術を駆使した開発に取り組んでいますが、初めて触る言語なので、学びながら開発を行っています。

アプリ利用者数を増やすため、ユーザーの声をしっかりと聞き、チーム全体で協力しながら新しい機能の開発に力を入れています。ユーザー視点を大切にしながら、日々の業務に取り組むことで、少しずつ成果を上げられていると感じています。

-チームや役割が変わるなど忙しい日々だったかと思います。これまでで大変だったこと、苦労されたことはありますか?

ペライチに入社してからの1年9ヶ月間、分からないことだらけで苦戦続きです(笑)

特にアプリチームへの異動は、自分にとって大きなチャレンジでした。それまでは、入社前に学んでいた技術を使って業務に取り組めましたが、今回は今まで触れたことがない技術をキャッチアップしながら開発業務に取り組む必要があります。
異動当初は大きな不安を感じていました。

ただ、前述の通りペライチでは、困ったときに誰もが気軽に相談に乗ってくれる文化が根付いています。仕様やコーディングのことも含めて、分からないことがあれば、チーム全員で一緒に考え、解決策を見つけることができます。未経験からのスタートで、周りのメンバーに比べて経験値が少なく感じることもありますが、困ったら相談できる環境があることで、常に前向きに挑戦できています。

また、ペライチの福利厚生が充実している点も大きな支えとなっています。書籍購入の補助や資格取得のサポートなどがあり、学び続けることで技術の理解度を深められています。
先日Pythonの資格を取得したのですが、その際も会社の支援を受けながら挑戦できたことで、自信を持ってスキルを伸ばすことができました。


-困難な状況でも積極的に取り組む姿勢がナイストライ賞の表彰に繋がったのですね。改めておめでとうございます!

ありがとうございます!
まさか自分が選ばれるとは思っていませんでしたし、「自分でいいのかな?」という戸惑いもありました。
表彰いただいたこと自体はとても光栄ですが、これは周囲のサポートがあってこその受賞だと感じています。

まだアプリ開発に必要な技術が完全に身についているわけではなく、これからもさらなる成長が必要だと痛感しています。
今後への期待も込めた意味での表彰でもあると思うので、周りの方々への感謝の気持ちを常に忘れずに、引き続き精進していきます!

-今後はどのようなことに挑戦していきたいですか?

現在はアプリチームとして、ユーザー数増加をミッションにさまざまな開発に取り組んでいます。

アプリのリリースから半年ほどですが、ユーザー認知度はまだ低く、課題は山積みです。
これからもユーザーの抱える問題を一つずつ解決するべく、改善と新たな開発を重ねていきたいと思っています。

また、今後のキャリアについてはまだ迷う部分もありますが、現時点ではエンジニアとしてのスキルを磨き上げることを最優先としています。
将来的にマネジメントやリードポジションなど、選択のタイミングが出てくるかと思いますが、いずれにしてもまずは技術力を高めることが重要だと考えています。

技術力を高めたうえで、よりバリューを出して会社やチームに貢献していきたいです。


ー最後にこの記事を読んでいる方にメッセージをお願いします

現在僕が開発しているアプリ機能は、リリースしたばかりで改善の余地がたくさんあります。だからこそ、ユーザーにとって何が価値のあるサービスなのかを最優先に考え、開発に活かせる環境です。

また、ペライチ全体としては挑戦を応援する文化があり、自身のチャレンジ精神を発揮できる場です。
会社としても技術力を高めるための取り組みや制度を増やしているところなので、エンジニアとして活躍しながら成長していける会社ですよ。

ぜひこういうところに面白みを感じていただける方と一緒に働けると嬉しいです!


-栗原さん、ありがとうございました!

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