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受賞者インタビューVol.9┃若きメンバーが先導したグローバル化への第一歩。

ペライチは開発スピードの更なる加速を企図し、2024年5月1日にベトナムのダナン市に現地法人 “PERAICHI VIETNAM COMPANY CO., LTD.” を設立しました。

今回は現地法人立ち上げプロジェクトを先導して四半期MVPを受賞した管理チームの遠藤さんにお話を伺います。

遠藤 亮(えんどう りょう)/ コーポレート部 管理チーム 経営企画
2022年7月入社。IT企業でのカスタマーサクセス・事業企画を経てペライチに入社。PdM業務に従事したのち、現在は経営企画を担当している。


ーはじめに、ペライチに入社する前の経歴を教えてください

新卒でIT企業に入社し、大学生向けのプログラミングスクールを運営していました。学生の頃、自分自身が生徒として通っており、その後インターンとして教える側や運営を経験しました。その経験から新卒での入社を決断し、スクールの運営全般やインターン生のマネジメント、そして生徒数の増加に向けた事業企画を担当していました。2年間ほど事業開発の業務に従事していましたが、プロダクト開発に携わる経験をしたいと考え転職を決意しました。

とはいえ、これまでビジネスサイドしか経験していなかったため、いきなりプロダクト開発に携わるのは難しいと考え、カスタマーサクセスからPdMのキャリアが目指せる企業に転職をしました。


ーそこからなぜペライチに転職されたのですか?

前職では、プロダクト開発へのステップアップを目的としてカスタマーサクセス業務に携わっていたのですが、社内の事情から転身は難しいと判断し、転職活動を始めました。

そのような中、ペライチからスカウトを受け取ったのですが、最初は選考を受ける気は全くありませんでした。当時、ペライチのことは「LP作成サービスを提供している会社」という認識はあったのですが、正直なところ ”ちょっとダサいプロダクト” という印象を持っていて(笑)

ただ、スカウトを機にペライチについて軽く調べたところ、CEOの安井さんと大学・専攻が全く同じである点に縁を感じ、面談を受けることにしました。

そして、面談・選考を受ける中で、役員陣やメンバーとの相性や、転職の軸としていたプロダクト開発に携われることに魅力を感じ、ペライチへの転職を決めました。

-ペライチを “ダサい"と思われていたのですね(笑)その印象に変化はあったのでしょうか?

当時僕は、「テクニカルなことができる=かっこいいプロダクト」だと思っていました。
その点ペライチは、テンプレートに沿って作っていくだけの簡単操作なので、もっとテックなことができた方がかっこいいのに・・・という思いから “ダサい"と感じていました。

ただ実際に使ってみると、その考えが間違っていたことがわかりました。ユーザーの目的を達成するためには、簡単に作成できることが重要なんです。人によってITリテラシーが異なる中で、誰もが自分の想いを実現するためには、ペライチのように簡単でやさしいサービスが必要なのだと理解できました。

それに、当初は単なるLP作成ツールだと認識していましたが、予約や決済、アプリ作成ツールなど、ビジネスに必要な機能が充実しています。またユーザーのビジネス成長のため多様なサービス、サポート体制を展開するなど、事業は多岐にわたっていて、印象は大きく変わりましたよ!


ーペライチではどのような業務をしていますか?

入社当初は、決済機能のPdM(プロダクトマネージャー)を担当していました。ロードマップを作成し、機能開発を進めていましたが、自分ではうまくコントロールができない部分があり悩んでいました。
その時、経営企画へのチャレンジを打診されたんです。PdMを経験したうえで自分の適性が把握できて、より自分のバリューが出せるのはビジネス側の業務だと感じました。憧れの職種を一度経験できたからこそ、次のステップでは自分の適性を踏まえてチャレンジしようと判断できました。

経営企画では、反社チェックのフロー構築やベトナム現地法人の立ち上げ、数値分析の基盤作りなどをおこなっています。

反社チェックのフロー構築に関しては、会社・プロダクトともに安全な運営を続けるための仕組みを作っていくことが僕のミッションです。前職がコンプライアンスチェックサービスのRPAツールを提供していたこともあり、必要な情報やフロー、課題感などが理解できていたため、スムーズに取り組むことができました。

また、直近担当したベトナム現地法人の立ち上げでは、コンサルの選定から書類の準備、ステークホルダーとの連携・管理など一連の業務に携わっていました。
反社チェックのフロー構築では、前職での経験を活かすことができ円滑に進められたのですが、本プロジェクトにおいては初めてのことだらけ、且つ予期せぬ事態も多々あり苦戦ばかりでした。特にコミュニケーション面での苦労と学びが多かったです。

本プロジェクトでは、外部のコンサル会社に協力を依頼していたのですが、意思疎通のミスによってプロジェクトが遅延するという事態に直面しました。
外部コンサルはベトナムの方で、日本人同士だとざっくりとした依頼でもある程度の意思疎通ができるのですが、グローバルな環境においては同様のコミュニケーションではこちらの期待しているアウトプットとズレが生じることがありました。

当初はテキストでのやりとりが中心でしたが、文面だけでは相手が理解できていないことがわかり、ミーティングで認識をすり合わせること、また期待しているアウトプットをしっかり言語化して伝えることを心がけるようになりました。次第にコミュニケーションエラーが減り、無事予定通り5月1日から事業を開始することができました。


▲ペライチベトナム設立に伴う看板開封写真


-苦労されたこともあったとのことですが、これまでの成果が評価されて昨年度の四半期表彰「MVP」の表彰に繋がったのですね!おめでとうございます!

今回の表彰は、僕だけの力ではなく、関わってくださったみなさんの協力のおかげです。特にベトナム現地法人の立ち上げは、多くの人の協力があってこそ実現しました。
特に実務部分を担ってくれたメンバーやコンサルの方々にお礼を伝えたいです。


-どのような点が成果につながっていると思いますか?

目的を達成するために必要なことは何でも取り組む、という姿勢が成果に繋がったのではないかと思います。

いかに過程を頑張っても結果が出なければ評価には繋がりません。自分の業務を限定するのではなく、目的達成に必要なことは何かを常に考えて取り組むことを心がけました。

また、ポジティブに捉えることも重要だと思います。
今回のプロジェクトにおいても予想外のことがたくさん起きましたが、「起きたことはしょうがないから、じゃあ次どうする?どうやったら改善する?」などとプラス思考に変換するようにしていました。仮に失敗したとしても、数ヶ月経てば笑い話になるかもしれませんし、そうするためにも挽回を頑張ろうという気持ちになれますよ。


-今後の目標や実現したいことはありますか?

個人的な目標は、数字を作れる人になることです。

現在担当しているプロジェクトでは、ペライチの将来予測の精度を上げるために数値分析の基盤を作っています。これまで僕自身はペライチで売上を作ることができていないので、今回のプロジェクトをきっかけに、自分や​​会社全体がより成果を出せる体制を作りたいと考えています。


ー最後にこの記事を読んでいる方にメッセージをお願いします

ペライチは今、激動の時期にいます。上場を見据えて、会社もプロダクトも変革を迎えるタイミングで、やらなければいけないことが多くあります。言わば、成長に向けてのチャンスが多いということです。
僕自身、これまでやったことがないこと、想像していなかったことをペライチで経験できていますし、それが成長に繋がっていると感じています。

変化を前向きに楽しめる人、より高みを目指したい人にとってはやりがいを感じられる環境ですので、一緒に切磋琢磨していきたいという方をお待ちしています!

-遠藤さん、ありがとうございました!ペライチでは、共に事業の成長を支えてくれるメンバーを募集中です!ぜひ一度、カジュアルにお話しませんか?


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