こんにちは。ペンシルの橋口です。
「生成AI元年」と呼ばれ、私たちの日常にAIが広まった2023年。
時代の変化も追い風となり、AI活用のフェーズも加速的に進んでいますね。
慢性的な人手不足などもあって、企業におけるAI活用も必須のものとなってきています。
そんな中ペンシルでは、全社的な取り組みとして、業務に生成AIをテスト導入してみました!
今日は取り組みの内容や、生まれた成果についてお伝えしていきます。
なぜ?生成AIを全社的に導入したワケ
ペンシルでは、2020年から、テクノロジーの力でスタッフを支援し、付加価値を向上させる「DX経営」を推進してきました。AIをはじめ、ゲーミフィケーション、メタバースなど革新的なテクノロジー活用もDX経営の取り組みの一環として積極的かつ先進的に進めています。
それと同時に、世界的に生成AIが普及し、ビジネスにも本格的に生成AIが波及してくるフェーズを迎えています。人手不足や働き方改革などの環境変化も踏まえ、企業におけるAI活用は必須のものへと変化しているんです。
こうした中、ペンシルは限られたリソースの中で最大限の価値を創出するべく、全社的な生成AIの導入を決めたのです。
導入にあたって・・・
今回のテストでは、AIの可能性を追求するために、テストするケース数を増やすことを重視!
セキュリティ上のリスクを考慮して、AIの学習への保護対策も実施しながら、機密性の低い業務を対象に全社横断的なテストを実施しました。
また、テスト導入を進めるうえでは、情報管理委員会のメンバーを含む生成AI活用のプロジェクトチームの立ち上げや、生成AI活用のガイドライン作成・全社展開も!
出力された情報の信憑性や裏付けの確認、個人情報や機密情報に関するセキュリティ面の注意事項などを明文化することにより、スタッフ全員の活用リテラシーの底上げを図っています。
そしてそして・・・・
生まれた成果は??
年間約340時間相当の工数削減に成功!今後の取り組みにより年間約2000時間の削減見込み!
今回の試験導入では、ペンシルの11部署で合計140種の業務における削減テストを実施し、結果的に月に約28時間・年間約340時間相当の工数削減に成功いたしました。
各部署・部門・チームにて、活用した業務・入力したプロンプト・削減できた時間・効果的だった点および課題点などを集約することにより、全社的な取り組みの見える化と効果測定を行いました。
結果を検証する中では、AI活用が効果的な業務とそうでない業務の洗い出しや、より良いアウトプットを生み出すプロンプトの書き方、スタッフのAI活用スキル向上に必要な要素などを確認することができています!
この結果をもとに、社員数や労働時間から試算すると、年間約2000時間の工数削減が見込めることがわかりました!!
今後めざすこと
知見を生かした効率的な対象業務の拡大や、人材育成による活用スキルの向上を行うことによって、個々の業務の効率化はもちろん、業務プロセス自体の改善や、コンサルティング品質の向上に向けた創造性発揮のサポートなど、さらなる効果創出も目指していきます!
さらに、DX経営コンサルティングや事業コンサルティングを提供しているクライアントの皆さまへも、生成AIの活用事例やノウハウを展開することで、クライアントのビジネスを革新し、可能性を広げることにも貢献していく所存です。
私たちの可能性がもっともっと広がる予感!
記事の内容にワクワクした!AI活用を一緒に推し進める側になりたい!テクノロジーを活用した革新的な取り組みで、社会を、世界を、もっと豊かなものにしたい!
そんな思いを持ってくださった方はぜひ、「話を聞きに行きたい」ボタンからご連絡ください。
ご連絡、お待ちしております!