インターン生が事業を立ち上げ、マネジメントする。Parasolの「権限委譲」がもたらすメリット | 株式会社Parasol
株式会社Parasolはインターン生を積極的に採用しており、新規事業の立ち上げからマーケティング、チームのマネジメントに至るまで、さまざまな業務をお任せする文化があります。今回は大学1年生の頃か...
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こんにちは!Parasolのデザイナー兼人事の神垣です。
今回は、Parasolの長期インターンを卒業後、現在はIT企業で総合職として働く藤永さんにインタビューしました。
長期インターンを始めようと思ったきっかけから、現在にどう生かされているのか、徹底インタビュー。
これからParasolのインターンシップを始めようと思っている方や気になっている方の参考になれば幸いです。どうぞ最後までお付き合いください!
神垣:本日はよろしくお願いします!ではさっそく、簡単に自己紹介お願いします。
藤永:藤永です。2022年の3月までParasolでインターンをしていました。今年の春から新卒2年目になります。都内の私立大学に通っていました。
藤永:私がインターンを始めたのは、大学3年生の5月でした。その少し前の2年生の3月に失恋をしまして。相手への恋愛感情がピークだった時に人生で初めて振られたので、かなり辛かったです。
それから何も手に着かなくなったのですが、何かしないと気が狂いそうだったので、失恋やそれまで活動していた海外でのボランティアのことを、noteで執筆し、投稿しました。そうしたら、周りの人からいい反応を頂くことができて、元々文章の執筆が得意だったこともありライター職に興味を持ちました。
神垣:そんな背景があって入社されていたんですね。初めて知りました…!
藤永:そうなんです(笑)。 しかもその時は新型コロナウィルスの影響で空いた時間が多く、何かを始めたいと思っていた時にParasolからスカウトが来たのでやってみることにしました。
Parasolのライター職も恋愛というテーマも、自分の興味があるものだったので、会社自体もすごく自分に合っているんじゃないかと期待しました。
藤永:入社してすぐに自己紹介をする機会がありました。Parasol流自己紹介では、恋愛事情について話せる範囲で話すのですが、職場で、しかも業務時間中に恋愛事情を話すというのが衝撃でした。でも、恋愛の話をすると人柄がよくわかるのですごく良いなと思いました。
神垣:わかります。アイスブレイクとしていいですよね。
藤永:社員さんたちを見ていて、仕事が好きなんだなと感じるくらい、イキイキしていました。特に現社長の伊藤さんは、自分の「好き」を仕事にされている感じがすごくかっこよかったです。夢や目標を持つ人が輝く姿を見て、私のキャリア観がすごく変わりました。
元々は9時17時で働くOLでいいやくらいに思っていたのですが、自分の「好き」を仕事にして、伊藤さんぐらいバリキャリになって振られた元カレより稼いでやる、くらいの気持ちでした(笑)
また、伊藤さんを見ていると、「自分の軸は恋人ではなく自分、誰かに幸せにしてもらうんじゃなくて自分で自分を幸せにしなきゃダメだ」と感じるようになりました。
神垣:めちゃめちゃカッコイイです。藤永さん的には伊藤さんはロールモデルだったんですね。
藤永:そうですね。キャリア観が変わりました。
藤永:最初はParasolの研修である新人パックを行い、SEOについて学びました。他にはWordPressに慣れるために、記事のトレースなども行いました。
神垣:藤永さんはnoteにご自分で記事を執筆されていましたよね。そこからParasolの業務と違いは感じましたか?
藤永:違いを感じましたね。noteの文章は趣味でしかなかったと感じました。たくさんの人に見てもらう仕事としての記事を書いて、趣味と仕事の違いを感じました。
藤永:新人パック終了後は新規記事の執筆をひたすらしました。その後はSNSの運用や雑誌取材に同行したり、記事のリライトなどの仕事も行いました。
神垣:多岐に渡って活躍されてきたんですね。一番忙しかった時期などはありますか?
藤永:一番忙しかった時期は3年生の秋ごろの、新規メディアの立ち上げの時ですね。その時期は、記事の構成を週に10本ほど書いていました。
神垣:構成を10本!かなりのコミット量ですね…!
では一番やりがいを感じた業務は何ですか?
藤永:既存記事のリライト業務が一番やりがいを感じました。既存の記事の改善案を出し、その結果がとても分りやすかったです。自分の案が成果に繋がる瞬間はとても嬉しかったです。
神垣:リライト業務を行うときに気を付けていたことなどはありますか?
藤永:リライトの改善案について、1つの案が絶対正しいと決めつけないようにしていました。2つの案を持っておいて、案の検討をチームで行っていました。
藤永:私は完璧主義なところがあり、初めは苦労しました。10割まで行かないと誰にも見せたくないんです。でも一度10割やって社員さんに見せた時、たくさん指摘をされて、0に戻ったんですよね。その時に、3割や5割の段階で確認をとるように教えてもらって、それから途中確認をとるようになりました。何度も指摘を受ける中で、徐々に出来るようになっていきました。
藤永:徐々に後輩が増えて、後輩の記事をチェックしたりするようになりました。後輩から、「藤永さんの指摘が、なぜダメなのかが一番わかりやすい」と言われていました。とても嬉しかったです。
あとは、定期的な総会で発表される、MVPという制度があったのですが、MVPを取った時も嬉しかったですね。
▲Parasolのインターン時代の同期たち 左から藤永さん、清水くん、高木くん
藤永:合宿が印象に残っています。新規事業のピッチをみんなで行ったのですが、そこで社員さんとも打ち解けましたし、他のインターン生ともとても仲良くなりました。今でもその同期や後輩たちとずっと仲良くしています。
▼清水くんの記事はこちら
▼髙木くんの記事はこちら
藤永:新卒から昨年の12月まではあるソーシャルゲームのゲームプランナーをしていました。その中でイベントの企画からリリースまでの0→10の工程をオーナーとして1人で行っていました。現在はスマートシティに関するプロジェクトに携わっています。具体的には、スタジアムでのイベント時に、周囲の飲食店なども一緒に盛り上げていこうという試みです。企画からマーケティング、営業まで何でもやってますね。
神垣:幅広いですね!それは藤永さんの意向なのですか?
藤永:うちの会社はジェネラリスト採用の方針が強めでして。なんでもやりたいと言ったらやらせてもらえるんです。ちょっと変わってるかもしれない。(笑)
神垣:Parasolも横断的に活動されている人が多いので繋がるところはあるのかもしれないですね!
藤永:Parasolで培った、テキストコミュニケーション能力がとても活きました。入社後、議事録の文章や、主なコミュニケーション方法だったスラック上のテキストメッセージなどを「本当に文章が端的で美しい」と褒められました。
あとは、「とりあえずやってみる精神」ですね。Parasolの環境として、とりあえずやってみよう!といった雰囲気があるじゃないですか。その環境だからこそ、やってみる精神が育っていたおかげで入社後優先的に仕事が回ってきていたように思います。
神垣:藤永さんにお願いしたら何とかなるだろうと思われていたということでしょうか?
藤永:そうですね、やってくれるだろうみたいな(笑)。入社後すぐの5月頃に、ソーシャルゲームに関するイベント企画を任されたんです。Parasolに入る前の自分なら「いやちょっと…」と言っていたと思います。でも「まあやってみるか」と引き受けてみました。
インターン生時代に、とりあえずやってみたら?と声をかけてもらったときに、「私なんかに出来ないし」と言ったら、社員さんが「助けるために社員がいるんだから」と言ってくれたんです。とりあえずやってみる、手を挙げてみる。そうしたら誰かが助けてくれるということをParasolで学んだおかげで、挑戦の怖さが無くなっていたから、新卒で大きなチャレンジが出来たんだと思います。
神垣:確かに、Parasolでは「出来るかどうか」よりも「やろうとしているのか」のやる気を見る文化がありますね。
藤永:Parasolは好奇心旺盛な人に合っていると思います。社員さんのバックグラウンドが様々ですし、恋愛を扱う会社なので、知らない世界を知ろうとする気持ちがあると合うと思います。あとは、「やりたい」と手を挙げると、挑戦させてくれて、さらに助けてくれるので、挑戦的な人も向いていると思います。
神垣:逆に向いていない人ってどんな人だと思いますか?
藤永:自分から動けない人だと、仕事が増えて行かないので難しいかもしれないです。
藤永:長期インターンは、大学卒業前に社会人の方と働く経験を得られます。私はそれで180度キャリア観が変わっているので、とても良い経験だったと感じています。
何かやりたいけれど、何をしたらいいか分からない人にはぜひジャンルを問わず長期インターンしてみてほしいです。
藤永さん、素敵なお話をありがとうございました!
これからのご活躍を応援しています!