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きっかけは"それなりの成功"への違和感。上昇志向の法人営業が、"本気"で価値創造と向き合うために選んだグローバルSaaSという道

 OrangeOneは、「すべてのバックオフィスITを企業革命のインフラに」をミッションに、クラウドツール導入や開発などを通して企業のDXを推進する事業を展開しています。 

今回は、全社のマーケティング責任者を務める溝口さん(32歳)にインタビューを実施しました。 

人材ビジネスの第一線で成果を上げながらも、より本質的な価値創造を追求してOrangeOneにジョインした溝口さん(32歳)。現在はマーケティング責任者および新規プロダクト企画担当として、顧客の真の課題解決に挑む日々を送っています。数値で測れる確かな成長にこだわり続ける彼女が、なぜその道を選んだのか、今回はその背景に迫ります。 

プロフィール 

溝口(みぞぐち) マーケティング責任者 

リクルートの関連会社で法人営業に従事。その後オフショア開発を行う企業にて一人目営業として事業の拡大に貢献し、OrangeOneに入社。 

現在はOrangeOneのマーケティング責任者として予算・施策の策定、KPI管理や施策の実施を行いながら、自社開発しているプロダクト「Smile AI」のサービス企画も担当する。 

「順調」な成長の裏にある違和感 

Q:まずは簡単に今の仕事内容について教えてください。 

年間予算、四半期ごとのマーケティング予算・KPIの策定と、事業の戦略で必要なマーケティングの施策検討がメインの仕事です。ベンチャー企業なので縦割りではなく、社内のセールスチームや制作会社、外部人材・チームのマネジメントや、具体的な施策の実行も行います。 

弊社のマーケティングはリード数だけでなく、商談化率や単価まで追い、ROIが最大化されることが求められます。戦略から、日々の実行まで、かなり目まぐるしい仕事のスタイルです。 

Q:これまでのキャリアについて教えていただけますか? 

リクルートの関連会社で、ホットペッパービューティーや黎明期のAirレジの新規営業とマネジメントに従事し、その後ITへの興味が芽生えてオフショア開発の営業へとキャリアを変えていきました。 

その後OrangeOneに入社し、営業やインサイドセールスを経験後、マーケティング責任者と新規プロダクトの企画を担当しています。 

Q:営業では順調に結果を出されていたそうですが、なぜ転職を決意されたのでしょうか? 

リクルートの商品を売っていたころは、新組織でほぼ全員中途入社、営業未経験の3人含む計5人のチームをマネジメントしながら、半年後には毎月達成するチームに成長させることができました。その後ITに興味が芽生えて転職したオフショア開発の企業ではエンジニアしかいない中、一人目営業社員として基盤を作り、社員数・売上も拡大させました。 

どんな仕事でもまっとうに努力して成果を出し、評価してもらってきた自負があります。しかし、その一方で「本質的な価値とは何なのか」「これ以上の成長は望めるのか」という疑問符が大きくなっていきました。 

例えば人材ビジネスは『単価×人数=売上』という構造。これ以上の価値貢献ができるのかには疑念が残っていました。人が商材となる営業では、コントロールできる範囲が限られていて、ビジネスの収益構造を理解するにつれ、給与も大幅に上がる見込みがないことがわかってきました。 

私にとって数字は自分の成長を客観的に示す重要な指標。主観的な評価だけでは、本当の意味での成長を実感できない性格なので、非常に重要でした。 

そうして、価値貢献の限界と、自己成長の限界を感じ、2つの軸で転職活動をしました。 

  • 爆発的に価値を生み出せる仕事内容であること 
  • 本気で仕事ができる人や環境があること 


「本気の仕事」を発見した転機 

Q:OrangeOneを選んだ決め手は何だったのでしょうか? 

価値創造ができるようなIT企業を見ていたのですが、OrangeOneは春日原さんが最初から面接に出てきたのでびっくりしたのを覚えています。彼の経歴と、学びへの投資を惜しまない環境、そして何よりも仕事に対するスタンスに惹かれました。ただお金を稼ぐためではなく、様々な人が役割を果たすことで世の中が回っている。その対価として給与をもらう。そんな働くことの本質的な意味についても教えてくださったんです。 

会社のフェーズも、属人化していた仕事を型化してスケールアップするフェーズで、いいタイミングだと思いました。前職までの新規営業の時は、個人としてリストを作って上から架電やメールを送るプッシュ型で、アプローチできる数に限りがありました。一方、組織マネジメントやマーケティングでは自分以外のリソースも使った大規模な施策を打つことができます。しかも複数のPDCAを同時に回せる。そこに可能性を感じました。 

Q:実際に入社してみていかがでしたか? 

価値貢献の大きさや本気で仕事をするという部分に関しては、想像以上でした。 

お客様の課題を深く理解し、本質的な解決策を提案することで、持続的な関係性を築いていく。というと当たり前に聞こえてしまうのですが、私たちは顧客の課題に対して、解決策を新しく探してきて導入したり、作ってしまうというところまでやります。実際に今新しいAIプロダクトを作っているのですが、これはお客様の声から生まれたプロダクトです。 

あらゆる方向で本気で仕事をする、という部分もずば抜けていて。とにかくスピード感はかなりあるかなと思います。会社の目標に向けて、会社自体がどんどん変化していくんです。適材適所を見極め、定期的な配置換えが行われていきますし、それによって見えてくる新しい戦略などもありますね。メンバーそれぞれも即行動、即レスという感じの組織です。 

「本気」というOrangeOneのカルチャー 

Q:価値創造や本気の仕事についてOrangeOneはどのような特徴があるのでしょうか? 

時には開発中の新規プロダクトについて、ゼロから資料を作成することも。「フォーマットがないから作って」と言われても、自ら考え、提案する。そして様々な視点からのレビューを受け、より良いものへと磨き上げていく。 

プロフェッショナルなマインドで、本気で意見をぶつけ合い、共有し、議論するので、作るものや考えるものが、どんどん磨かれていくような感覚があります。全員が毎日本気で取り組むからこそ、自分も成長できる、学びの多い環境だと感じています。 

Q:OrangeOneには「高い当たり前水準」で仕事をする文化があるそうですね。 

OrangeOneではアウトプットの磨き込みを妥協せずに行うため、レビューの文化が根付いています。例えば先日弊社ウェブサイトのトップページのリニューアルを行ったのですが、他社さんのリサーチやポジショニングの検討をマーケティング部門で行うだけでなく、営業やバックオフィスのチームも含めて、投票したりディスカッションをしたりしながら、全員で納得のいくアウトプットに仕上げていきました。 

OrangeOneには、クリエイティブな発想が得意な方、現場視点を持つ方、リスク管理が得意な方、お客様のリアルをより深く理解している方など、様々な経験や個性を持つメンバーがいます。同じ企画に対しても、多様な視点からレビューをいただけるので、新たな気づきや学びにつながっています。この多様性と、多様なメンバーが全員真剣に取り組んでいる環境こそが、私たちの強みだと感じています。 

これから 

Q:なぜそこまで本気で頑張れるのでしょうか? 

これはシンプルで、「真っ当な仕事を真っ当にやって、しっかり稼ぎたい」「稼ぐために真っ当じゃないことはしたくない」というところに尽きると思います。仕事をしっかりやってその対価として報酬をいただく上で、報酬はなるべく高い方がいいけれども、グレーなことはしたくない、後ろ指を刺されるくらいならやらない方がいい、とすら思っているからです。 

Q:改めてOrangeOneの魅力とは何でしょうか? 

何をするかも大切ですが、誰とするかも大切だと実感しています。本気で物事を考えて、本気で毎日やり切るメンバーと一緒に仕事をすることは非常に刺激的で、学びが多いです。 

大きな組織だと、その中にどうしても不真面目な人やフリーライダー的な人が出てきてしまったりします。そういうことに憤りを感じてしまうタイプで、小規模で切磋琢磨し合える環境というのは貴重だと思いますし、そういう人に来てほしいですね。 

Q:これから入社する方に期待することは何でしょうか? 

OrangOneはベンチャーなので、安定した基盤やマニュアルが整っている会社ではないと思っています。 

しかし、そういうフェーズの会社だからこそ、仕事に対する熱い思いを受けとめられるので、そういう情熱と真面目さを持った方に来ていただけると嬉しいです。 

 

 

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