皆さんこんにちは。オープンロジ広報の向井です。いよいよ今年も残すところあと僅かですね!
年末年始は帰省などもあり、家族と過ごす機会が増える時期。今年1年忙しく働いた皆さんにとって、ご両親やパートナー・お子さんなど大切な家族とゆっくり過ごせる時間は心安らぐひとときだと思います。
誰にとっても大切な存在である家族。けれど、大切であればあるほど、仕事との両立に悩むことも多いのでは? 特にお子さんをお持ちの方にとって、仕事と子育ての両立は大きな課題であり、仕事選びでも大きなポイントになります。例えば風邪の流行するこの季節、子どもの体調不良の度にお互い会社を休みづらく、結果どちらが休むかで険悪になる、というのは、働くパパママあるあるではないでしょうか…。
そこで今回は、仕事と家庭との両立というテーマで、社員インタビューを行いました!
社員の男性比率が7割・ワーキングファザー&マザー率は約10%、という数字だけで判断するなかれ。実は、柔軟な働き方で仕事と子育ての両立がしやすいのは、オープンロジの隠れた魅力なのです。そんな魅力を伝えるべく、今回は子育てしつつエンジニアとして活躍するパパ社員3名に話を聞きました。
もちろん、オープンロジの働きやすさは子育て中の方以外にも魅力的!大切な趣味がある!柔軟な働き方をしたい!といった方にも、ぜひ読んでいただきたい内容です。それではどうぞ!
自己紹介
ーそれでは、さっそくですが自己紹介をお願いします!まず担当業務とお子さんについて教えていただけますか?
原田)原田です。入社してから3年半で、現在はWMS(倉庫管理システム・Warehouse Management Systemの略)のプロダクトマネージャーをやっています。子供は6歳の保育園年長の男の子と、0歳の女の子です。
杉山)杉山です。入社半年くらいで、所属は原田さんと同じチーム。WMSの開発の中で、最近は海外事業向けの開発に携わっています。具体的には、現在インドネシアでEC物流の実証実験中なので、現地の倉庫でもオープンロジのシステムを使えるようにしたりといった業務ですね。子供は0歳の男の子。4月に生まれたばかりです!
末村)末村です。入社して1年ちょっとですね。担当業務はQA(Quality Assurance)と呼ばれるシステムの品質保証をやっていて、新たに開発した機能のテストや、リリースの前の動きのチェックなどを担当しています。子供は、2歳半になる娘を溺愛しています(笑)。
写真向かって左から、末村さん・杉山さん・原田さん
ーみなさんはオープンロジ入社前から、ずっとエンジニアとしてお仕事をされてきたんですか?
原田)はい。前職は大手企業向けに人事給与などのERPシステムを提供しているベンダーで、エンジニアとして開発とマネジメントをしていました。
杉山)僕もずっとエンジニアで、オープンロジは3社目。でも物流とは全然違う領域の会社にいましたね。システムインテグレーターでスクラッチでシステムを作ったり、健保組合の健康診断を管理するシステムの開発などをしていました。
末村)僕だけちょっと違いますね。実は、元々は物流会社の現場で働いていたんです。その後、最初の転職先でシステムを作れる人がいなかったので、何故か自分がやることになって。そこでエンジニアとしてのキャリアがスタートしました。
ーオープンロジはベンチャー企業ですが、転職する時、ご家族は心配されませんでしたか…?
原田)正直、家族も不安はあったと思います。僕としてはオープンロジで働きたいと思っていましたが、前職は従業員が5,000人・開発者だけでも2,000人という大手企業で、安定もしてましたから。でも妻から、「35歳までは好きにしていいよ」という言葉をもらい、決断することができました。すごく感謝しています。
杉山)うちは反対はなかったです。ただ、「好きにやったらいいよ。でもグチとか文句とかは無しにして、幸せに仕事していてね」という言葉をもらったので、その約束は守るようにしています。
末村)我が家は転職するよと伝えたときは反対されて、揉めたこともありました。子供も小さいかったですし、不安なのは当然ですよね。でも、私自身はもう気持ちを決めていたので、丁寧に話して理解してもらいました。
オープンロジで働くパパ社員の日常とは…?
実録・パパエンジニアの1日
ーいよいよ本題に入っていきたいと思うんですが、
ずばりオープンロジは、仕事と子育てを両立しやすいと思いますか?
三人)思います!
ーすごい、全員一致!では、実際にはどんな両立生活を送っているのかを詳しくお聞きしたいです。ちなみに、皆さん共働きですか?
原田)はい。でも我が家は下の子が生まれたばかりなので、奥さんは今、育休中です。
杉山)我が家は、4月から奥さんが働き始める予定です。仕事と保育園見つかればいいんですけど…。
末村)うちの奥さんは一部時短も利用しているんですが、ほぼフルタイム勤務ですね。それから土曜出勤もある職場なので、その時は必ず僕が子供を見ています。
ーなるほど。続いてお子さんを保育園に通わせているお二人は、送り迎えの分担など、1日のスケジュールはどのようにしていますか?
原田)我が家は僕が毎朝送りを担当していて、お迎えが妻です。朝はだいたい7時か7時半頃に起きて、子供を起こし、ご飯食べさせて、8時ごろ保育園に送ります。そこから出勤して9時半ごろに会社に着き、7時ごろまで仕事です。帰ってからは子供達をお風呂に入れたり、なんだかんだして寝かせると、あっという間に10時くらいになっちゃいますね…。
末村)うちも大体そんな感じですね。オープンロジは朝の定時が10時なので、比較的融通の利く僕が、毎朝送り担当です。だいたい6時前くらいに起きて、7時頃に子供を起こし、朝食を食べさせて保育園に出発します。また、自分がお迎えにも行く日は早めに退勤したりリモートワークにしたり、逆にお迎えのない日はいつもより多めに仕事を片付けたりと、うまくバランスをとっていますね。(下図参照)
働くパパは大忙し!リモートで通勤時間が減るので、作業時間を確保したままお迎えにも行けます。
リモートワークや周囲の理解がありがたい
ーリモートワークは、お子さんがいらっしゃる方にとってすごく便利な制度ですよね。オープンロジではリモートワークが浸透していますが、
もしリモートワークがNGだったら、子育てとの両立は難しいと思いますか?
末村)結構厳しいかも。僕は子供の体調不良などはもちろん、保育園に預けているけどお迎え担当が自分、という日にもリモートを使っていて、助かっているので…。助かる理由は、時間を読みやすいし効率が良いから。例えばオフィスにいると、「お迎えだからもう会社出なきゃ!」ってタイミングでも、なんやかんや声を掛けられちゃったりするので。
杉山)原田さんマネージャーだから、そういうこと多いですよね(笑)
原田)うん(笑)。確かにちょうど話しかけられて、なかなか帰れなくなった、っていうのはありますね〜。
末村)そうそう。リモートだとそういうことはないし、ギリギリまで仕事をしていても終わればすぐ子供や家の用事にとりかかれるので、助かります。
杉山)僕は、奥さんが体調を崩した時にリモートワークしましたね。リモートなら僕が仕事の合間に子供の面倒を見られるので、その分奥さんを休ませてあげられる。でも、最近は子供がどんどん成長して結構動くようになってきたので、目が離せなくなっちゃって…嬉しいことだけど、徐々にこのやり方が難しくなってきた(笑)
原田)リモートはもちろん便利だけど、僕はどっちかっていうと急な事情で遅刻したり早退したり、っていうことが柔軟にできて、皆に理解もしてもらえるのが助かってる。
杉山)はい。理解があるというか、皆がお互い様だと思って、助け合いながらやっている雰囲気がありますよね。僕はまだ入社半年なんですけど、こういう雰囲気があるのは今までそういう流れを作ってきてくれた人達のおかげ。感謝です。
例①:ある朝の社内Slack・勤怠連絡のページ。休みや早退などの報告に対してはいつも「お大事に」などの温かいリアクションが、部署関係なく集まります。
例②:同じくある朝の勤怠連絡のページ。CEO・CTOも子育てをしています。
皆が働きやすいからこそ、パパ社員も働きやすい!
原田)それからお伝えしたいのは、リモートワークは、決して子育て世代のためだけのものじゃないってこと。会社としても推奨していて子供に関係なくできるものだし、だからこそ僕らも使いやすいと思っています。
末村)皆リモートワークは積極的に使ってますよね。例えばエンジニアの中には、ワーケーションという形で、旅先で仕事してる人もいた。そうやって皆が積極的に仕組みを使ってくれることで、子育てしてる自分達も過度に遠慮しなくていいというか、使いやすい雰囲気を感じられる。
原田)確かにそれは大きいよね。
ー仕組みの利用が子育て世代だけに限られてしまうと、遠慮して使いづらくなったりしますもんね。そういう意味では、お休みについても同じでしょうか?
原田)そうなんですよ。子供がいる側はどうしても気にしてしまう部分がありますけど、我々が子どもや家庭の事情で休むぶん、他の人も趣味やプライベートのことを大事にしてほしいと思っています。
ー柔軟な働き方は皆にとって良いことですよね。実際に、舞台出演や海外のマラソン大会参加など、趣味のために業務を調整し休暇を取っている人も多いですし!
「エンジニア社員が出演する舞台の公演日には、仕事を調整して早めに切り上げ、皆で応援しに行きました!」
パパ社員が、働きやすさの理由を考えてみた
社員の声から生まれた看護休暇
ーここまで具体的な両立の様子について聞いてきましたが、こんな風にオープンロジで仕事と育児の両立がしやすい理由って、何だと思いますか?
原田)うーん…良い意味でやったもん勝ちというか、色々なことを自由にできるというのはあるかもしれない(笑)。「男性が働いて女性が子育て」みたいな固定観念も全く無いですし、良い意味で前例も無いので。
末村)たしかに!それでいうと、最近新しく看護休暇の制度ができましたよね!僕が入社したタイミングではこの制度が無かったので、子供の体調不良などは有給休暇をやりくりして対応していたんです。でも、有休を使い切っちゃった後に何かあったらどうしよう…という不安があったので、すごく助かりました!
ー看護休暇は、原田さんを中心に社員側からリクエストしてできた制度ですね。
原田)はい。末村さんが「やばいよ~~(泣)」って言ってたのもあり、提案しました(笑)。
末村)だって、ほんとに有休がショートしそうになっちゃって…!(泣)
原田)僕としては、子供や家族のためにもあった方がいい制度なのはもちろん、社員が有休を自分のためにも使えるようにしたいという思いがあって、制度化したいと思いました。子供の病気で有休を使い果たしてしまうと、親は自分自身がリフレッシュする時間を作れない。それは、長く仕事を続けていくうえで、すごくしんどいだろうなって思うんです。
末村・杉山)ありがとうございます!!(感涙)
原田)人事のメンバーがすぐ対応してくれ、想像以上にスピーディーに形になったので、ありがたかったです!
思いやり溢れる原田さんに一同感動。こんな優しいプロダクトマネージャー、素敵すぎる…!!
柔軟な働き方の土台は、仕組みと、信頼感から生まれるリスペクト
末村)それから僕は、会社のカルチャーとしてプライベートも大事にする、という文化があるのは大きいと思いますね。働きやすさって、単純に制度があるからうまく回る、というわけではないと思っています。オープンロジは「仕事のためならプライベート犠牲にしろよ」っていう変な圧力が無くてプライベートもちゃんと尊重してくれるので、すごく働きやすい。
ー確かにオープンロジでは、
子育てに限らず趣味などのプライベートも尊重しあっていますね!
そのせいか、自分の趣味についてオープンな人が多い印象です。例えばSlack上でも、「今日は○○に行くので早く帰ります!」という宣言や、有休で行った旅行の旅レポなどを発信していたり…。内容も、グルメや漫画から筋トレまで、バラエティに富んでいるので、見ていて楽しいですよね(笑)
末村)オープンという意味では、業務上の情報共有もポイントかもしれません。というのもオープンロジに入ってびっくりしたんですが、情報共有を徹底しているから、自分しか知らない情報っていうのがほとんど無いんです。そうすることで、自分しか知らなくて休んじゃうと仕事が回らないから休みにくい…という状態を防げていると思います。
ーそれは、本人も一緒に働くメンバーも、お互いにとって良い仕組みですよね。原田さんは、マネジメントする立場としていかがですか?
原田)情報共有の仕組みがちゃんとあるので、基本的にその人がいなくても誰かしら代わりはできると思っています。だから休まないといけないときは休んでもらって大丈夫!逆にメンバーの皆も、「ここはどうしても自分の対応が必要」という部分は必ず対応し、代わりに休みやすいときに休む、というような調整・配慮をしてくれています。それはまとめる立場として本当にありがたいし、やっぱり大事だと思います。
ーオープンロジのバリューにも
「リスペクトで、向き合おう。」
というのがありますが、責任感や配慮を忘れないという信頼関係があるからこそ、お互いを尊重できますよね。
杉山)皆、プロ意識が高くて信頼感がありますね。例えばシステムに不安がある時は、エラーが出ていないか、休みの日でもチラッとSlackをチェックしてくれてたりする人が多い。「自分の仕事はここまでだから、あとは知らない!」っていうことじゃなくて、皆自分の守備範囲に責任感を持っていて、最後まで気にかけてくれる。そうやって、お互いにきちんとやってくれるっていう信頼感があるからこそ、強制せず、尊重できるんじゃないかなあと思います。
末村)そういう意味では、情報共有によって周囲の人がどんな仕事をしてるのかが分かることも、お互いのリスペクトに繋がっていると思います。前職に比べると、エンジニア同士でも他部署との間でも、相互理解が深くて、リスペクトもありますね。
「信頼しあえるからこそ、自由がある。そんなメンバーが揃っています。」
両立に悩みや難しさはつきもの
時間が無いからこそ、自分は何を優先したいのかが大切。
ー前向きな話を多く聞かせていただきましたが、反対に両立にあたっての悩みや難しさはありますか?
原田)以前は自分の時間を使ってスキルアップのための開発作業などをしていましたが、正直子供ができてからは、休みの日も平日も含めて、ほぼできなくなりましたね…。時間は有限だから、子供と遊ぶ方に時間を割きたいか開発などに時間を割きたいか、それは個人の選択だとは思うんですよ。それでいうと僕は家庭の方に割きたいタイプなんですけど、やっぱり開発する時間が少なくなってしまったというジレンマは多少ありますね。
杉山)僕はまだ子供の送り迎えも無いし妻も家に居るので、今は比較的開発や勉強に時間を割けてる方だと思います。なので、今悩んでいるっていうよりは、これからっていう感じですかね。でも、何かあったときに家族を優先できる社風はすごくいいなと思ってます!
ー時間のやりくりは難しいところですが、バランスを選べるというのは良いですよね。
リモートワークの難しさと魅力
ーそれから難しさといえば、先ほど挙がったリモートワークにも、難しい部分はありますか?
末村)そうですね。例えば僕は自分もリモートワークすると共に、フルリモートワークの方とも一緒に働いているんですが、特有の難しさは感じています。その方は沖縄在住なので、基本的にコミュニケーションがオンライン限定です。だから対面して話せない難しさがあったり、倉庫の現場を見て理解してもらうといったことはどうしてもできない。でも、それはそれで仕方無いし、だからこそお互い工夫してコミュニケーションを取るのが大切だと思っています。その甲斐あって仕事はスムーズに進められているので、助かっています。
原田)あとはリモートが合うか合わないかって人によりますよね。家で仕事できない・会社の方が集中しやすいというタイプの人もいるだろうから、一概に「絶対良い!」とは言えない。でも、自分には合っているので助かってますね。僕がリモートワークしたいのは、子育てだけが理由じゃなくて、「パフォーマンスを発揮できるときに集中して仕事したい」っていう思いがあるんです。例えば会社にいると、パフォーマンスが上がらない時でもついダラダラと働き続けちゃうけれど、リモートワークなら一旦その時間を家事に充てて切り替えて作業に戻るとか、今すごく集中できているから通勤時間分も作業に充てよう!ということができる。効率的だし、結果的にパフォーマンスとしても良いものが出せると思っています。
メッセージ
ーありがとうございます。最後に、オープンロジに興味を持ってくれた方へのメッセージをお願いします。
原田)子供がいる人もいない人も働きやすい会社です。個人的には、男性でも育休ぜひ取ってほしいな。僕自身、前の会社で半年間育休を取ってみて非常に良い経験だったので、是非!
末村)仕事と同時にプライベートで一番大事にしたいところを大事にできる社風が良いところです。例えば僕は子供はもちろん奥さんが大好きだから、奥さんに負担をかけたくないって気持ちが強くて。オープンロジは、家庭や趣味などの何かを犠牲しないと仕事ができない、みたいなことがなくて働きやすい会社なので、是非来てください。
杉山)オープンロジは、会社の雰囲気が働きやすさに繋がってるなと思います。リモートワークや看護休暇も、既存のメンバーが制度だけでなく利用しやすい雰囲気も作りあげてきてくれて、今それが子育て世代にとっての働きやすさに繋がってるんじゃないかなと思います。なので、是非一緒に働きましょう!
いかがでしたでしょうか?
これまでの社員インタビューとはちょっと違った角度でお送りした今回の企画。仕事はもちろん、それだけではないオープンロジの魅力をお伝えできれば嬉しいです。興味を持った方は、ぜひご連絡ください!リモートでの面接・面談も、お気軽にご相談くださいね。
次回も、どうぞお楽しみに!では。