7月に大泉工場に入社してからたくさんの方と出会い、
大泉工場の価値について知ることが増えてきました。
今回は、当社敷地内の文化庁登録有形文化財の洋館と和館についてお伝えしたいと思います。
100年企業
創業100年以上の企業を「100年企業」「老舗企業」と呼びます。
大泉工場は、1917年9月に創業して106年。
全国約178万社のうち「100年企業」は約4万社の2.3%。
初代大泉寛三社長が鋳物工場を操業して街を活性化し、
川口市長をはじめ政治家として社会貢献をされた時代から、
現在の4代目社長のもとで仕事をしていると思うと、大泉工場の一員であることに重みを感じます。
その長い時間の歩みとともに「大泉家住宅」は今も佇んでいます。
「文化庁登録有形文化財」とは?
私たちのオフィスが入る「大泉家住宅 洋館」は、昭和13年に建てられたとされる
「文化庁登録有形文化財」です。
その歴史を、社員は日々肌で感じることが出来ます。
さて、「文化庁登録有形文化財」と聞くとなんとなく「貴重」な印象は持ちますが、
具体的にどのような建物が対象となるのか調べてみました。
文化庁ホームページより抜粋
建造物,工芸品,彫刻,書跡,典籍,古文書,考古資料,歴史資料などの有形の文化的所産で,我が国にとって歴史上,芸術上,学術上価値の高いものを総称して「有形文化財」と呼ぶ。
建築物,土木構造物及びその他の工作物(重要文化財及び文化財保護法第182条第2項に規定する指定を地方公共団体が行っているものを除く。)のうち,原則として建設後50年を経過し,かつ,次の各号の一に該当するもの
(1) 国土の歴史的景観に寄与しているもの
(2) 造形の規範となっているもの
(3) 再現することが容易でないもの
洋館は「(2) 造形の規範となっているもの」、和館は「(1)国土の歴史的景観に寄与しているもの」
として登録され、
文化庁のホームページには洋館について「大谷石の石造二階建、南面中央の玄関左脇に
八角形平面の応接室を設ける。外観は装飾を控えつつ、内部はステンドグラスやアールデコ風の
意匠で華やかにつくる。昭和初期洋館の好例を示す。類例の少ない石造住宅としても貴重。」とありました。
和館は、幼少期にタイムスリップしたようなノスタルジックな感覚になります。
香りは、写真で伝えられないので、実際にお越し頂いてぜひ体感していただきたいです。
ご応募やカジュアル面談を随時受け付けております。
皆様のメッセージをお待ちしております。