改めてヌーラボの基本情報をまとめてみた(その2) ~働き方改革とかではなく、ヌーラボのいたって日常...な制度・福利厚生編~ | 株式会社ヌーラボ
こんにちは、ヌーラボのAngelaです。以前、ヌーラボの開発を取り巻く基本情報を羅列させていただきました。https://www.wantedly.com/companies/nulab/pos...
https://www.wantedly.com/companies/nulab/post_articles/69680
「風通しがよく、なんでも意見が言える社風です」
「若いうちから裁量権の与えられている会社です」
「自由度が高く、自ら動くことが求められる会社です」
皆さんはこんなフレーズ、求人などで見たことはありますか( ◠‿◠ )?
ほとんどの方が見たことあるのではないかと思います。
求人って、小さい枠の中で、業務と会社の社風について的確に伝える必要があり、結構書くのは難しいもんです。特に社風。事実を述べようとしてもなんか抽象的で、結局各社同じようなフレーズになってくる。その結果、開発されたフレーズがさっきの3つに代表されるような内容だと思います!
まあ、ぶっちゃけ、
のではないでしょうか。。今日は、その辺の情報をヌーラボ的に分解しつつ、ヌーラボとして考える「自由」についての定義を描いてみようと思います。
👆ヌーラボ的休み時間の過ごし方。ダーツ。最近はボードゲームも流行中。
採用を、社外からみる仕事をしてきてよく"あるある"だったのは
ただ「あるある言いたい〜」な人みたいですが、実際こんな状況はよく聞きます。
これは私個人の意見ですが、会社の社風は、日々の意思決定におけるプロセス・そのプロセスを運用する仕組みが滲み出ているものだと思います。そして、その仕組みに対しては、創業者の意志が少なからず反映されているのではないでしょうか。
なので、先ほどのような社風を表すフレーズには、セットで「それが実現できている背景」についての描写が必須だと思います。その、社内に散らばっているファクトまでつかめているかどうかが人事の腕の見せ所
…なのかな( ◠‿◠ )gkbr
👆6月の全社総会で突然始まった英語自己紹介タイムの様子。
ここでヌーラボの状況をご説明します。
ヌーラボにも、もちろん売上目標というものはプロダクトごとにあります。ですが、各プロダクト、というか全社において「営業」というミッションの人はだれもいません。1対1でお伺いしての営業活動を行うことは稀ですし、個人で営業数字のようなものをミッションに持っている人はいません。
そのため、
こういう流れで改善が進みます。
ヌーラボの場合、プロダクトオーナーなどが相談して、目標などから考えた開発計画を、チームでどうつくるか考えて、日々の仕事へ落とし込んで行ってます。私自身が開発したことないので、個人的な意見になりますが、チームで決める事柄の大きさが比較的大きいのではないかと思ってます。そんな環境なので、チームで会話することで意見が取り入れられやすく、裁量という意味では、大きくなりやすいのではないかと思います。
前述にある通り、自分たちが決定に関わることが多いため、個人やチームでコントロールできる範囲が大きいと感じやすいのではないかと思います。また、会社を取り巻く様々なルールも最低限に抑えて作るようにしており、そのルールが性善説に基づいてできているので、あまり縛り付けられるようなものではないと思います。こまかーい制度などは以前のブログで。
ありがたいことに、我々はコラボレーションツールの会社です。常にBacklogで何をしているのかが可視化され、日常的な会話も拠点や言語を超えてTypetalkの上で行われています。チャットには、社長はじめ経営陣もいて、気軽にメンションをつけて話しかけられます。これが当たり前のように可能なのは、オープンな環境を作るためのプロダクトを作っていることの副産物だとは思います。
こんな状態から、「自由」で「裁量」ある「風通しの良い会社」が実現できているのはないかと思っています。
ここから本日の本題の、ヌーラボ的「自由」についてです。
(本題に入るまで遠回りしてしまいました。。)
自由、と一言で表してしまうと、「何してもいいんだー」「自由だからー」と暴走しかねません。しかし、暴走してたらチームや組織は成り立たない。
ちなみに、ヌーラボは行動規範でも自由について記述しています。
わたしたちは自由です
行く道は自分たちで決めることができる。
Do It Yourself 精神と仲間への信頼を胸に自由に進もう。
We have freedom.
You can decide your path.
Trust each other and use your freedom to do great things.
そのほかの行動規範についてはこちら👇
「自由になりたい」とか「自由を目指す」とかではなく、「自由だ!←今ココ」であるのがポイントです。この「今ココ」である状態を維持するために行動規範に盛り込みました。また、「行く道は自分たちで決めることができる」とは書いてますが、「行き先は自由」ということは書いていないのも大きなポイント。行き先はみんなで共有した1つのゴールであってほしいけど、そこへのたどり着き方は色々あってもいいよね、お互いの強みを活かせる行き方でいいよね、ということです。
👆この辺り大事な部分なので、社長を登場させてみますよ。
ヌーラボの代表橋本が考えている「自由」を維持するためには、
この3つの要素が、セットで必要だと考えています。
これは、ダニエル・ピンク氏の内的モチベーションを維持する3つの要素にある項目です。
ヌーラボ的なフレーズで当てはめてみると
こんな感じなのではないでしょうか。
それを、各自が内的モチベーションで運用していければという期待を込めて、この3つの要素を外さないように設計しています。
ただ、行動規範自体は、代表ではなく社員全員で作ったものなので、結果的にこの要素が入ってたのは、よく考えるとすごいことだし、今までそれを浸透させられてきた橋本さんすごーい、って感じです👏笑
とっても長くなりましたが、今日伝えたかったことは、タイトルからちょっと離れた「ヌーラボ的自由の定義」についてです。ふう💨💨💨
みなさんも、最初に出てきたような「求人フレーズあるある」に出会ったら、上記のような「それが実現できる背景」と会社としての考えについては、根掘り葉掘り聞いてみたほうがいいですよ。それが納得いく回答だったら社風があっている会社なのではないでしょうか。
そんな中で、ヌーラボの社風に興味を持ってくれた方は、ぜひ遊びに来てください👍