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たった2日のリモートワークで感じたことを忘れないうちにメモっておく。



こんにちは。ヌーラボのAngelaです。

地元は新潟県新潟市です。

地域の名産品は、万代シティーバスセンターのカレーです。


私、ちょっと先日、緊急家族会議により(内容はたいへん緊急性のない恥ずかしいものなので細かいことは聞かないで)、地元新潟に帰っておりました。

たった2日のなんちゃってリモートワークをしてみたわけですが、思ったより感じることが多くて驚きました。そんな中で、週次で東京オフィスでやっている「チームが機能するとはどういうことか」の第6章にどんぴしゃり「境界を超えたチーミング」について書いてあったので、一緒に書きます。



とはいえ、前提

なんちゃってリモートワークとか言いつつ、前提はこんな感じです。

・ヌーラボ東京支店所属(本社は福岡)

・じんじ(社内で1人)

・本社にいないバックオフィスメンバーはわたしだけ

はい、そもそもがけっこう離れて仕事をしています。弊社ヌーラボは、福岡に本社があると言っても、本社所属メンバーは全体の50%程度で、その他、京都・東京・ニューヨーク・台湾・アリゾナ・シンガポールに散らばって仕事をしています。



こんな感じなので、まあいつもと変わんないだろ、くらいな感じで考えてました。

でも、やってみるとちょっと違ったなーと。

やってみて初めて感じたこと

1 - 思ってた以上に時間感覚がなくなる

よく聞く話ですけど、思ったより時間感覚がなくなります。「あとちょっと」「キリのいいところまで」が延々と続いて夕方になります。

みんなで連れ立ってランチということもないので、なかなか仕事を中断するキッカケが見つかりません。

別に害はないのですが、各拠点でみんなが何してるかとずれていくのはなんか寂しいですね。

2 - ちょっとプレッシャーを感じるようになる

離れて仕事をするということは、「仕事してる姿は誰にも見られてない」ってことです。

頑張ってる(事実そうかは置いておいて)(風、かもしれないけど)姿」をオフィスにおいておくことはできません。

逆にいうと、日頃は、オフィスに自分の姿があったことで、すこし「仕事したぞ感」を誠に勝手に得てしまっていたのかもしれないと思いました。ゾッとしました。ごめんなさい。

そこに気づいてから、アウトプットで示そうという意識に切り替わった感じがします。

改めて、離れてても給料分働いてる、給料やってもいい奴だ、と思ってもらうためには何をすべきか、モーレツに考えます(もちろん、見え方じゃなくて本質的に)。やりかけた仕事の量じゃなくて、終わらせた仕事の量を意識し始めます。これはとても良い頭の切り替えでした。

これは、新卒で入った会社で営業していた頃、自分の給料を超える売上が出るまで会社に居たたまれなかった、あの時の気持ちになんか似ていました。Angela初心にかえる。


3 - いつもより意識しないと、仕事を作れなくなる

リモートで働くと、サクサク作業が進む~~的なあの感覚。そりゃ人と喋んないし、作業に集中することでしょう。

集中するのはいいのですが、仕事があまり増えない気がしました。何も仕事を拾えてない感覚に陥ります。特に私は人事なので、何が仕事というより、エンジニアやそのほか職種のみんながより働きやすくなるように仕事を拾いに行くのも仕事なので、ちょっとやりきれていない感じです。

例えば隣の席の人、同じチームの人、もしかしたら目の前にいたら何かに困ってたかもしれない。それに気付いて何かしてあげられたかもしれない。それが無いから仕事が順調に減っていってしまってるのでは無いか?

心配性かもしれないですが、何か「協働度合い」が下がったような気持ちになります。


境界を超えたチーミングに必要なこと

毎週東京オフィスの有志で読んでいる「チームが機能するとはどういうことか」という本なのですが、ちょうど今週読んだ章にはこんなことが書いてありました。


境界とは、

・物理的な境界(今回の場合は特にこれ)
・地位の境界(いわゆるヒエラルキー)
・知識の境界

で、それを乗り越えてチームをリードして行くには、

・上位目標の共有
・互いに関心を持つこと
・プロセスの指針を示すこと

が必要なんだそうです。


また、こんなことも書いてありました。

ある一人のチームメンバーが持っている独自の情報は、大半のメンバーが持っている情報とは対照的に、チームの意思決定においてしばしば無視され、チームのパフォーマンスが大変な損害を被る場合がある

これは、みんながすでに知っている情報はわざわざ議題に上がるのに、一部の人しか持っていない大事な情報は無視されがち。ということかと。

意図的に関心を持たないと、仕事がなくなる!

ひとり人事、ひとり東京バックオフィスなので、

・上位目標の共有

のところは、日頃の環境でも問題になるとして、

・関心を持つこと

ここについては、危機感を大きく持っていました。今みんながなにしてて、なにが起こっているかを察知しようとTypetalkを、いつも以上に端から端まで見始めます。なんかできることないかな、知っておいた方がいいことないかな、と、会社でいうといい意味で「用事もないのにうろうろしている人」状態になります笑

・プロセスの指針を示すこと

ここについては、手前味噌な話を延々するつもりはないのですが、弊社のコラボレーションツールがいかに仕事の中で重要な要素を占めているのか理解できました。

離れていても、みんながどこを通ってどのように仕事をしているか、足跡が見えてくる感じです。特にBacklogは既読かどうかも確認できますし、スター機能などを使って、時間をとらずに相手に反応をすることもできる、離れていても接点を感じることができる重要なツールでした。むしろなかった時は、どうやって仕事してたっけ?と思ってしまいます。

リモートワークは責任感とセット

結論、リモートワークには別に反対でも賛成でもなんでもないのですが、会社と個人のお互いの信頼の上で成り立つものだと体感しました。自由は責任と同居しなくなると崩壊しますね。離れて仕事をするなら、個人は、通常以上に責任感を持って自立的に仕事を進める必要があるんだと実感しました。

あと、離れてい仕事をすると
"ある程度大きな仕事のたまを、まるっと受け取って、自分で設計して進めて行くこと"が求められるので、新人とかの状態では向かないのはみなさんお分かりの通りだと思います。

ある程度の社会人経験がないと成り立たないと理解しました。


番外編

ちなみに新潟でリモートワークしておきた出来事としては、

・犬が構ってくれる



幸せか


・バスセンターのカレーをランチに食べれる

実は生まれて初めて食べた。18年住んでていったことなかったので、新鮮でした。


・ハングアウトで会議中に母登場

実家あるある…なのか?(笑)なんなのもう穴があったら入りたかったです。

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