- ホテル清掃部門リーダー
- 事業開発
- キッチンスタッフ
- 他1件の職種
- ビジネス
- その他
六本木徒歩1分の複合施設『Kant.』のマーケティングをリードしながら、プロジェクトマネージャーとして働いています、角田佳穂です。
ここ数年、自然と調和できる奥深いサーフィンにハマり、昨年は宮崎と東京の二拠点生活を送っていました。今年はマーケターとしてのキャリアを深めるため、東京に拠点を移し、新たな挑戦をしています。またいつか大好きな宮崎と都市を行き来するライフスタイルが送れることを待ち望んで・・。
自然に触れ、世界を旅して得た新たな価値観や感覚
まずは、私がKant.で働くまでの背景をお話したいと思います。
好奇心旺盛な私は、学生の頃に「自分の知らない世界を、自分の目でもっと見てみたい!」と思ったことがきっかけで、海外やバックパッカーに興味を持ち、イタリアや東南アジアをバックパッカーで周りました。その時に泊まったタイの宿で、アットホームな雰囲気でゲストを迎えていたヨーロピアンのスタッフがとても親切に、孤独も感じていた私の長期滞在をサポートをしてくれたことに感動し、私もいつかこんな仕事ができたらいいなと思うように。
それは、宿泊業というより、自分らしく人のために役に立つ仕事がしたいという気持ちでした。それから、海外で働くという選択肢も視野に入れつつ就職活動をしていたときに、友人から「面白いところがあるよ」と教えてもらったのが、私とBackpackers’ Japanの出会いです。
もっと成長したいという真っ直ぐな気持ち
京都にLen KYOTO KAWARAMACHIという新規店舗が立ち上がるタイミングで、Backpackers’ Japanに入社。初めはバリスタとして働き、ゲストを直接迎え入れる中で宿泊業務に興味が出始め、当時COOだったNoum代表のみやさん(宮嶌)にその話を持ちかけたところ「toco.で研修してみる?」とお話をもらい、東京入谷にあるゲストハウスtoco.で研修を受けることに。そこで宿泊業の面白さを実感し、異動を決心しました。それから1年間、どっぷり現場で宿泊業に浸かった後に、もう少し大きな規模感でチャレンジをしたいと思い、次は100名規模のホステルNui.Hostel&Bar loungeへ異動しました。
Len・toco.・Nui.と店舗間の異動は、当時のBackpackers’ Japanとしても新たな取り組みでしたし、単純に私のわがままでもあったんですが(笑)、とてもポジティブに受け止めていただきました。
夢の実現と新たなキャリア形成を経て、Kant.へ
4年半Backpackers’ Japanでキャリアを積み、さらなる成長と海外で働くという夢を実現させるため、当時トレンドでもあったサステナブルホテルとして有名なニュージランドの南島にあるホテル Sherwood Hotelに直接ジョブオファーに。約1年間のホテル業務とローカルの人々が集うカフェに携わりながら、英語のスキルにも磨きを掛けました。
日本に一時帰国をしたタイミングでコロナ渦がきて、あれよあれよという間に出国が難しくなり、これからどうしようかと考えていたところ、グローバルにホテルを展開するACE HOTELが京都に新店舗をオープンすると聞き、応募。ACE HOTEL KYOTOでは、セールス&マーケティング部署のレベニューと紐付く宿泊予約課に所属し、ゲストの滞在直前までのサポートを主に行っていました。客室200室以上、レストラン3つ、婚礼&宴会サービス等大規模な展開をする外資系ホテルでの新たなチャレンジは、ホテル業界のプロフェッショナルに囲まれ、毎日が刺激的でした。
そこでホテルマーケティングの面白さを知り、もっと裁量のある柔軟な組織で、マーケティング領域にキャリアチェンジをしたいという気持ちがふつふつと湧き上がってきたタイミングで、再びみやさんに声をかけてもらい、Noumに入社。0→1で事業をつくるフェーズだった、Kant.の立ち上げに携わっていくこととなりました。
ブランドを通して、すこやかなライフスタイルを提案したい
Kant.は期間限定のビルプロジェクトです。
もう少し詳しく説明すると、近い将来この六本木4丁目周辺のビル群一体が解体され、六本木を再開発するという計画があります。取り壊しが決まっているこのビルを使って何か面白いことができないだろうか、ということでスタートしたプロジェクトが「Kant.」です。
Kant.では“実験”という言葉をよく使います。取り壊しが決まっているビルの期間限定プロジェクトということ自体、すごく実験的ですし、言ってしまえば、Noumというホテル事業社がコワーキングスペースを創るというのも一つの実験です。また、ビルの運営体制も実験的。Noumの他に、「若者と世界をつなぐ」機会や場づくりの企画・運営・イベントなどを行うThe Youthと、これからの働き方・暮らし方を提案していくヒトカラメディアの計3社で運営しています。
私はその中で、プロジェクト全体がうまく回るようにマネジメントしながら、マーケターとして都市で働く人々にKant.という新しいブランドをどのように届けるかの仕組みづくりや、すこやかに働き暮らし続けるための新たなライフスタイル提案を担っています。
Kant.にはチャレンジできる土壌があります
今回募集しているコミニュティティマネージャーの仕事内容についても少し。
メインの仕事は、施設の運営管理や利用者さんのサポート・パートナーシップ構築です。六本木というグローバルな環境で挑戦・活躍する経営者層やフリーランスの方々が大半なので、ビジネスパーソンとしての基本スキルを活かしつつ施設メンテナンスも行います。更に、コミュニティを活性化するための仕掛けとして、イベントの運営企画もお任せできればと思います。Kant.のコンセプトをもとに、アイディアを創造し、ユニークなイベントを打ち出していってほしいです。
業界や職種が未経験の方でも歓迎ですが、やはり業界的にも主に法人向けサービスが中心なので、ITリテラシーやコミュニケーション能力、現場OPを通じての課題解決力、企画力があるなど社会人経験が豊かにあるとより活躍しやすいです。そして、人と人を繋げる役割を担っていくのがコミニュティマネージャーの仕事でもあるので、人と関わることが好きかどうか、それを楽しめるかどうかも大切かなと思います。
Kant.は何か一つのことをやり続けるというよりも、新しいライフワークスタイルの提案やヒントを種まきするようなプロジェクトです。人と関わることが好きで、そこに対して「なんでもやってみよう!」という成長意欲や柔軟性、ポジティブさがある方には、本当にたくさんチャレンジができる機会や環境があります。ゲストには外国人ビジネスワーカーも多いので、グローバルなビジネスのつながりや国際色豊かなフィールドで経験が積める点も面白いと思います。
Kant.という新たなブランドを通して、人々の都市生活をゆたかにするすこやかな“実験”を一緒にできることを楽しみにしています。