NOT A HOTEL CAREERS - NOT A HOTEL
"超"自律的な組織を作るための人事制度NOT A HOTELでは、個人の評価は定期では行わず、すべて事業の評価と連動する評価制度を採用しています。年度初めに定めたカンパニーベット(OKR)の達成度に応じて全メンバーの昇給率が変わります。 ...
https://notahotel.com/careers
※2022年2月28日に配信したnoteの内容を配信します
こんにちは、NOT A HOTELでCTOをしている大久保 貴之(@okbtks)です。先日、弊社の採用ページを新しくしました。SNS等で多くの反響をいただきましてうれしく思っています。
必要です!
実は「NOT A HOTEL にエンジニアはそんなに必要ないと思ってました!」という声も多くいただきました。
確かにNOT A HOTELに「ソフトウェアエンジニアが必要」というイメージは持ちにくいかもしれません。
そこで今回はつぎの3つのことをぜひ知っていただければと思います。
「ソフトウェアエンジニア」とあえて書きましたのは、NOT A HOTEL には建築などさまざまな領域のプロフェッショナルがいて、エンジニアもソフトウェアに限らないからです。この辺りも今後もどこかでお話しできればと考えていますし、まずは COMPANY DECKをご覧いただけるとうれしいです!
さて「そもそも NOT A HOTEL ってナニ??」という方も多くいらっしゃるかと思います。
NOT A HOTEL を端的に説明するならば、わたしたちが目指す「あたらしい暮らし」という言葉が適切でしょう。サービス名でもあり、販売している建物の名前でもあり、わたしたちの会社の名前でもありますが、一番に伝えたいことは暮らしをより自由にするための「あたらしい暮らし」の概念についてです。
わたしたちの生活に欠かせない、衣と食と住。「明日なにを着よう」「明日なにを食べよう」と同じように、これまで自由度が低かった「明日どこに住もう」という問いに選択肢を増やしたい。それがひとびとの人生をより豊かにするとわたしたちは考えています。
だからこそ、その選択肢を一部の人だけでなく、すべての人に届けること。「すべての人にNOT A HOTEL を」をわたしたちのMISSIONとしています。
「あたらし暮らし」については、代表濱渦のnote「僕が『NOT A HOTEL』を始めた本当の理由」や「僕たちは『世界をもっと楽しくする会社』を目指すことにした。」をぜひお読みください。
より自由であたらしい暮らしを実現するために、わたしたちは家とプラットフォームをつくっています。
シンプルに次のようなことを考えています。
具体的には次のような体験の提供を目指しています。
利用日数に合わせて所有できるシェア購入
どこで暮らし、働くかを自由に選択できる時代だからこそ、ライフスタイルに合わせて使う分だけ買えるシェア購入を可能にしました。1棟(室)のNOT A HOTELを最大12人で共同所有し、30日単位での利用ができます。もちろん、シェア購入でも利用しない日はホテルとして貸出し、収入を得ることができます。(Vol.4 NOT A HOTEL の買い方について先行公開)
世界中にあなたの家を
世界中に自分の家があるかのような感覚を楽しむことができる。NOT A HOTELのコンセプトでもある “世界中にあなたの家を” を実現するために、オーナーは所有するNOT A HOTEL以外にも宿泊できる相互利用システムを使うことができます。今回販売するNOT A HOTEL NASU、AOSHIMAはもちろんのこと、これから国内外に増えていく新しいNOT A HOTELも利用できるので、今後各地に自分の家が増えていく感覚もオーナーならではの楽しみです。(Vol.5 NOT A HOTELの相互利用について先行公開)
選択肢のあるステイ
食事についても、その時の気分で部屋にシェフを呼んだり、自分たちでBBQをしたり、自由に選ぶ事ができる。一つのホテルでの滞在の仕方や楽しみ方を自分なりにカスタムすることが当たり前になっていきます。(Vol.6 NOT A HOTEL のホテル運営について)
アプリと最先端のIoTが生みだす快適さと、心がこもった手仕事の共存
NOT A HOTELでは、オーナー専用のアプリから設定をすることで、自分好みの室温・湿度はもちろん、調光やBGMなども部屋に近づくだけで自動的に同期されます。また、チェックインやチェックアウトの手続きも、アプリ内でスムースに完結。待ち時間や煩わしさなどのストレスはありません。滞在中もチャットbotやオンラインコンシェルジュがサポートします。(Vol.6 NOT A HOTEL のホテル運営について)
それらを実現するために、ソフトウェアの観点からは次のようなものを考え開発を進めています。目指すものはシンプルなのですが、考えること、つくるものはたくさんあります。
オーナー専用アプリ、ホテルゲスト専用アプリ
スマートホーム
ホテル運営ツール、アプリ
レストラン運営ツール
販売サイト
などなど
これら1つ1つでそれぞれ別の会社をつくることができそうです。
このようにNOT A HOTEL にはソフトウェアエンジニアが活躍できる場所が沢山あります。そしてここに挙げることができなかった構想もまだまだたくさんあります。
NOT A HOTEL はこれまでの家とは異なり、購入後も進化し続けます。販売サイトにも、それぞれの家に現在は「Ver 1.0」と書いてあります。オーナーに、使う人にとっての良い体験は何か、価値あるものはなにかを常に考えながら機能の追加と更新をしていきます。
わたしたちがつくりたいものは「あたらしい暮らし」です。先に挙げたすべてをフルスクラッチでつくることは目的としていません。
とはいえ既存のサービス、手法では実現が難しいものも多々あります。オーナー専用アプリやホテル運営ツールのためのいくつかのサービスは0→1で開発をしています。また既存のツールやサービス間との連携の仕組みも多く必要になります。例えばスマートホームでは日本でまだ一般的となっていない、KNXというネットワーク通信プロトコルを利用して開発しています。このようなプロトコルを選択できるところも、建物からつくるNOT A HOTELならではの強みだと思います。
プロダクトのリリースについては、早いものでは今年の夏から順次提供を開始していく予定です。先に挙げたすべてを1度に実現できるわけではありませんが、オーナー、ホテルゲストへの体験を優先し、バランスを取りながら開発を進めています。
好き嫌いは明確に別れるかもしれませんが、このようなチャレンジングな開発が行える会社は珍しいと思います。開発する上ではソフトウェアに関する技術的な知識や経験はもちろんのこと、異業種のプロフェッショナルな方々と協調しながらアウトプットを最大化していくことも求められます。これまでにどのような経験を積んできた方でも「これまでやったことがないこと」「知らないこと」を経験するチャンスがたくさんある会社だと思います。
現在ソフトウェア側の開発は5名の正社員と20名ほどのパートナーの方々と取り組んでいます。より良いものを生み出していくために、もっともっとたくさんの仲間が必要です。少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ こちら からカジュアルな面談のお申し込み、採用のご応募をお待ちしています!
現在は主にフルコミット(正社員)のメンバーを探していますが、採用にご興味をお持ちいただいた上で業務委託からスタートしたい、というご相談も歓迎しています!
最後にNOT A HOTEL という組織のユニークさについてお話しします。
超ワクワク、超クリエイティブなことからイノベーションは生まれないという考えのもと、わたしたちらしい制度を設けています。
多拠点での暮らしを体験するための補助
世の中にあるワクワクする体験を、多拠点での暮らしを体験してみないと!グレードに応じた金額で、旅行費用のサポートをしています。
参考までに基本的な働き方はこの通りです。
働く場所:好きな場所からフルリモート
就業時間:フルフレックス(コアタイムなし)
会話 :Slack、テレビ会議
休暇 :土日、祝日、年末年始、有給休暇
ここまでお読みいただきありがとうございました!どのようなイメージを持たれたでしょうか?
NOT A HOTELではソフトウェアエンジニアに限らず、さまざまな領域のプロフェッショナルを必要としています。採用ページで募集しているポジションだけではなく、「NOT A HOTEL のビジョン実現に自分は不可欠でしょ」といった「我こそは」な自薦(オープンポジション)も大歓迎しています。
今後さらに、より具体的な NOT A HOTEL に関する記事を増やしていきます。どこかでピンと来たらぜひご連絡ください。引き続き NOT A HOTEL をどうぞよろしくお願いします!
3月からは会社をもっと知っていただくためのイベントも開催予定です。僕のTwitterでも案内予定なので、フォローもお待ちしています。