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ベンチャーとはスピードである。

ベンチャーが日本の大企業に勝てることは何だろうか?

大手エネルギー企業から転職でベンチャーに来た私が最初に考えさせられたことだ。

・資金力では負けている。
・社員数でも負けている。
・設備や環境でも負けている。

あらゆる経営リソースで勝てることはない。

但し、スピードだけは勝てる可能性がある。
ここが我々の勝てるチャンスである。差をつけなくてはいけない点である。
スピードでも負けたら、ベンチャー企業など勝てる点がないのだ。
だからこそ、スピードには相当なこだわりを持たなくてはいけない。

そして、ベンチャーのスピード感は本当に速い。

気付いたら新事業が走り出し、気付いたら自社アプリが開発されており、気付いたら新たなシステムが導入されている。大げさではなく、そんなことが日常茶飯事である。

ではスピード感を持って取り組めている要因は何か?

大手とベンチャーの違いという観点から、3つの要因があると私は考える。

1つ目は決断力(意思決定スピード)だ。

稟議で1週間待つなど、大手時代は普通のことだったが、ベンチャーで稟議で1週間も待つことなどまずない。基本的にはすぐにその場で決断をする。やるかやらないかだ。

やると決めたら、やり切る。余計なことは考えず、実行に移す。

現に私は入社してちょうど1年になるが、会社としての判断スピードは異常であった。私が入社してから3つもの新事業に挑戦している。大手時代も会社で新事業は2年に1つくらいは出ていたが、社員数が500分の1以下の組織でそれだけ新たなサービスを展開しようという決断力が当社にはあり、それが当社の魅力とも言えるだろう。

2つ目は意識の違いだ。

業務遂行のスピードも速い。大手が遅いわけではない。大手は信頼が売りのため100%を目指すがあまり、完璧な状態を作らなくてはならないのでスピード感はなくなってしまう。ベンチャーは80%で良いので、どんどん仕事をこなさなくてはならない。もちろん100%を目指さなくてはならないが、それ以上に大事なことは市場を創出することであり、スピード感を持って多くのプロジェクトを進めていかなくてはいけない。

大手とベンチャーでは求められているものが違う。どちらも正解であるし、どちらも大切なことである。どちらを重要視するかだ。スピードへの意識が違いを生み出す2つ目の要因だ。

3つ目は裁量権だ。

ベンチャー企業は基本的に人が少ないため、大きな裁量を与えられる。
いちいち確認をしなくても、自身の仕事の業務遂行責任は自身が持っている。

もちろん、自身では判断しかねる場合は上長が一緒に考えるが、基本的に裁量権は大手と比較にならないくらい大きいものがあるので、ベンチャーでは確認待ちで仕事が滞ることはほとんどない。

大きい方針に対して、仕事が任されhowは問わない。プロセスを可視化し結果を出せば良い。方針からズレてはいけないが、ズレなければ基本的にどう取り組んでも良い。

もちろん、裁量があるから責任も伴う。自身が任された担当範囲で、上手くいかなければ責任を持って修正・改善をする。若手はベンチャーの方が成長すると言われることがあるが、それはこの責任感に起因していると考える。責任なくやっていても、それは作業でしかない。責任を持って取り組むことで使命に代わり、覚悟が芽生えることでやりがいが生まれる。

現に大手からベンチャーに来たときに、若手社員の違いで一番に感じた点は「覚悟」であった。

当社の社員は皆、自身の仕事に「覚悟」を持って取り組んでいる。誰も他人任せにしていない。自責で当事者意識を持っている。上手くいかなかったときに人のせいにする社員など一人もいない。

そこは、私が誇りたい当社の魅力である。そして、裁量があることを楽しめて、覚悟を持てる人がベンチャーでは活躍すると考えている。



大手には大手の魅力があり、ベンチャーにはベンチャーの魅力があります。

ベンチャーの魅力の一部をお伝えさせていただきましたが、もし少しでも面白そう!と感じた方は是非お話ししましょう。

スピード感を持って仕事に取り組み会社とともに成長したい方!
「決断力」「意識」「裁量権」、この3つのうち一つでも共感する点があった方!

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