日本経済に最大のインパクトを与える。このプロダクトを、自分たちの手で作っていく。
プロダクト本部 プロダクト開発部 部長
阿部 浩彬
ネクスタの各ポジションにおける、ミッション、課題を紹介する「仕事を知る」シリーズ。今回はネクスタの肝となる「スマートF」を作る、プロダクト開発ポジションにフォーカスします。
部長の阿部 浩彬さんにお話をうかがいました。
ーまずはネクスタのプロダクトであるスマートFの概要と、開発の現状を教えてください。
生産管理SaaS「スマートF」は、カスタマイズ不要で製造業の生産管理工程を網羅する、日本では他に類を見ないパッケージ型のプロダクトです。
一般的に昨今のSaaSはWebアプリが主流であり、Web系のモダンな言語を使っている一方で、スマートFは、ネイティブアプリからスタートしている経緯から、C#を採用しています。
現在はBlazorをフレームワークとして採用し、ユースケースに応じてWebとネイティブアプリの双方においてC#で一体的に開発するという、新たな取り組みを進めています。
また現在は1週間のスプリントを基準に新機能をリリースしています。昨年は年間800以上の機能をリリースしており、継続してスピード感をもって開発を行っています。
開発計画については、PdMと、導入コンサルタント、開発部のエンジニアの三者が、密に連携をとりながら策定しています。
また、クライアントの現場業務に深く入り込んでいるコンサル部門との距離が近いというのも当社の特徴の一つです。ユーザーが今何を求めているのかリアルタイムで知り、ニーズに沿った開発を進めていくことができます。
この体制のもと、ユーザーからのフィードバックをリアルタイムに受けながら、本質的なニーズに沿ったプロダクト開発を実現しています。
ー現在の開発体制について教えてください。
現在プロダクト開発部門は4つのチームに分かれています。
そのうちの一つがCTO室と呼ばれるチームで、プロダクトのアーキテクチャや重要課題に対する方針を打ち出す役割を担っています。
あとの3チームでは、スマートF における機能のドメインごとに開発を分担しています。
現在はユーザーから日々上がってくる要望をタスクとして、各チームで機能開発・設計・実装・テストまでを実施しています。
ースマートFの開発の魅力を教えてください。
エンジニアとしてある程度経験を積み、今までに得たスキルを駆使しつつ「腕試し」をしたいという方におすすめしたいです。
スマートFの開発には、ユーザーの要望を立体的に理解し、その根底にある根本的な課題を掘り起こして解決をはかっていく必要があります。
そのため、トップダウンのタスクをこなすだけでなく、能動的に開発に携わりたいという方が活躍できる環境だと思います。
課題提案、仮説、検証を繰り返していくことで、思考力に加えて既に自分がもつスキルの応用力を鍛えていくことができます。
あとはやはり、スマートFというプロダクトが社会に与える影響力は大きな魅力です。日本のGDP2割を占める「製造業」全体を大きく変えていくプロダクトを自分たちの手で創りあげていくというミッションは、エンジニアとして腕が鳴るのものではないでしょうか。
またフルリモート体制をとっているので、居住地を変えずに新たなチャレンジをしたいという方にも活躍していただけます。私自身も、岩手県に住みながら開発に携わっています。その他にも、東北や関東など、さまざまな地域のエンジニアが活躍しています。
ープロダクト開発部はこれからどのようになっていくのでしょうか。現状の課題、これからの取り組みについて教えてください。
ありがたいことに現在、多くのユーザーから新しい機能に関して多くの要望をいただいており、それらを開発・反映していくことが喫緊のタスクです。
現在生産性をあげるため、アーキテクチャを変えるなどさまざまな施策をはかっていますが、やはり開発の肝となるのはエンジニアのマンパワーに他なりません。
そのため当面の間はエンジニア採用を強化し、1年後には現在の倍程度まで増員する予定です。さらには、現在ドメインごとに分けている3つのチームを細分化し、開発効率を上げていきます。
今後はBlazorを使ってC#の可能性を拡げながらプロダクト開発を進めていきます。C#やJavaでの開発経験が豊富な方にとっては、これまで培った言語スキルを生かして、自社SaaSプロダクトおよびWebアプリの開発に挑戦してもらえる環境となるはずです。SaaSでC#を使用しているサービスは他にほとんど例がないので、これはネクスタのならではの魅力だと思います。
またC#と似た面があるTypescriptでの開発経験が豊富な方にとっても、その経験を生かしつつWebアプリの立ち上げにフルスタックで関われるため、幅広いスキルを磨くことができます。
ー求職者へひとこと。
ただシステムを作って終わりではなく、それが社会に対して大きなインパクトを残していくというのは、やりがいにつながりますよね。
自分が作ったプロダクトが、製造業を、日本の経済を、ひいては日本という国を発展させていく。エンジニアとして、そんな胸が熱くなるようなチャレンジをしてみませんか。