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家を捨てた元ガールズバー店員がデザイナーになるまでの軌跡

皆さんさんこんにちは!

Nexil人事の中村です!

今回は弊社WEBデザイナーの松本さんにインタビューしてきました!

入社当時はPCスキルも特になかった松本さん。

持ち前の頭脳とセンスを活かして様々な事業、職種を経験し、社内で困ったことは大体解決してくれる、頼れるマルチプレイヤーのこれまでに迫ります!

CS/松本美冴
静岡出身。大学中退後、家を出て住み込みで熱海の旅館でアルバイト生活。
週一の東京観光で友人を増やし、居候をする形で上京を果たす。その後社宅のあるガールズバーで数年勤め、Nexilへ入社。現在はWEBデザイナー以外にも、経理、労務の責任者としての側面も持つ。


学生時代から自立まで

子供の頃はスポーツが大好きで、性格も男子より野蛮でした笑
学生になって何故かすごい真面目な性格に変わって、勉強もスポーツも全力で取り組んでいて、共学なのに男子より女子からモテることの方が多かったです、、、
多分人生で一番のモテ期でした笑

ただ家庭環境はあまり良くなくて、私が荒れることはなかったですが、このまま家にいて安全なのかと考えることも少なくなかったです。大学は特待生になることで返済不要の奨学金を手に入れることが出来て、金銭面の問題は解決したのですが、、、
いよいよ家にいられないくらいになってしまって、自分の身を守るために19で家を出ました。大学はそのまま中退してます。

特にやりたいこともなく、毎日を生き抜くのに必死でした。

数枚の服と雀の涙ほどのお金、携帯電話。私の初期装備です笑
何をするにもとりあえず住むところを探さないといけなかったので、住み込みで雇ってくれるリゾートバイトに応募して、働かせてもらえることになりました。しばらくするとお金も貯まり、何も考えず人がたくさんいる東京の繁華街に遊びに行っては友達を作って帰る日々が続きました。
そうこうしているうちに、1人の女性を紹介してもらえたんです。
家庭のある方でしたが、私と同じ家出の経験があるとのことで、東京での家が見つかるまで居候をさせて貰えるよう取り計らってくれました。
上京ししばらくお世話になっていましたが、シェアハウスを経て、給料の良さから社宅のあるガールズバーで働き始めました。

Nexil入社前と現在まで

ガールズバーでの生活は安定で、年の近い子達と何となくで仕事をしているだけで良かったので、正直そこまで大変ではなかったですが、肝臓は捧げてました笑
数年働いて常連さんも付いてくれる中で、将来への不安もありましたし、新しいことをやってみたいという気持ちがだんだん強くなっていって。でも自分はPCスキルもないし、オフィスで働いたこともない。今更真っ当な仕事に就けるのか不安もありました。

でも、縁あって創業期のNexilに入ってからは世界が変わりました笑
不安なんて言ってる余裕もなく、成長していく会社に合わせて自分をアップデートしていく作業に必死で、自分をどう貢献できる存在に作り変えるかを終始考えていました。
入社当時は自社広告サービスの展開に携わり、現在では全く別事業のデザイナー、バックオフィスを任されています。変化がとにかく早いので、柔軟性をもって自分を作り変えるのが最優先なんです。なかなか一息つく暇もないですが、一つの会社が伸びていく中に自分がいるのは貴重な経験だと思っています。


WEBデザインの領域に触れて

やっぱりマルチタスクなんだ、という実感が湧いています。

大手企業とは異なり、ベンチャー企業のWEBデザイン職は案件を選んでいる余裕もなければ、
作るだけで完結するわけでもありません。
クライアントの要望に合わせて、現地に行って写真撮影をすることもあれば、営業のサポートでサービスの説明をすることもあります。

クライアントにとってはどんな納品をするかではなく、納品をしてどんな結果が出たのかが大事。
自身が依頼する側にたてば当然ですよね。望んだ効果が出なければ課金をしている意味がない。

自分のやりたいことをやるのではなく、
クライアントの要望に答えるのがプロ
だと学ばせていただいてます笑


これは簡易的なデザインツールですが、クライアントによっては予算を抑えて効果的な運用を求めている方も少なくありません。

できることをMAXでやるのが私の仕事ではなく、必要な効果を与えられた条件の中で達成する。そうした意識を大事にしています。

いくら労力やコストをかけてもでた効果が同じなのであれば安いほうがいい、依頼する側からすれば当たり前の感覚ですよね。自分自身のリソースやキャパを考えて、最善の立ち回りを常に模索しています。


今後目指していく理想

自身の市場価値を上げるというのは、WEBデザイン関係なく、どこまで1人でこなせる業務が多いかに依存すると思っています。作る能力がいくら高くても、自身で案件を持ってくることが出来なければ、
「誰かがいないと仕事がもらえない」環境から脱却することができません。

Nexilの行動指針にもある*自己成長を楽しむ*という行動指針にも影響されているのですが、やはり自身で営業も出来るようになって、自分のもたらす効果を自身で提案できる様になりたいと思っています。
そうすることで営業も幾分か楽になりますし、制作サイドと営業のイメージのギャップも少なくなると思っています。

今後入ってくるデザイナーにも、企業ではなく自身が案件をもらえる存在を目指してもらいたいと考えています。

人生のすべてを諦めずに抗え

人生には波があり、全てが自分の味方をしてくれてると思えるくらい上手くいく時もあれば、
神様に見放されたと感じるほど何もかも上手く行かない時もあります。

でも、そんな環境に左右されて自分を諦めるのが一番もったいない。
どんな時でも必死に生きる、生き残るための術を模索し続ける。
そうすれば絶対に自分を好きになれる瞬間がやってきます。

あなたも自分の才能、センス、スキルを試してみませんか?
自分が生きやすい世界を作れるのは、いつだって自分しかいません。

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