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「グラフィックにとらわれない」幅広い経験が積めるネイキッドのデザインワークの魅力とは?

グラフィックデザイナー 早見慎平 氏

随時配信しているネイキッド先輩社員インタビュー企画。今回は、イベントにおけるビジュアル関連のクリエイティブディレクションを担うグラフィックデザイナーの早見慎平さんにお話を伺いました。

ネイキッドを転職先に選んだ決め手は?

前職では、版権ものグッズ制作やテキスタイルのデザイナーをしていました。転職しようと考えたのは、もっとグラフィックに特化したスキルを身につけたいと思ったから。そのため、最初はグラフィックのデザイン会社の求人を探していたのですが、この転職サイト「Wantedly」でネイキッドを見つけて考えが一変。これだと確信したんです。
実は、新江ノ島水族館の「ナイトアクアリウム」や、東京タワーでのプロジェクションマッピングショーも、ネイキッドの仕事だとは知らずに見に行っていました。あの作品を手がけたのがネイキッドだったんだと、求人情報を見て改めて認識したわけです。
グラフィックデザイナーって、PhotoshopやIllustratorといったソフトが使えるとか、平面デザインがきれいにできるという能力だけでは、今はなかなか難しい時代。その点、ネイキッドなら最先端のアートに触れられて、普通のデザイン会社ではできないいろいろな経験を積めそうだなと思ったのが、入社の決め手となりました。


入社して、そうした思いは叶えられましたか。

はい、入社後すぐに大きな仕事を任されるなど様々な経験をさせてもらっています。
私が2019年に入社して最初に手がけた案件は、新千歳空港に設置する横15メートル、縦2メートルぐらいの巨大LEDビジョンに流すアイヌをモチーフにしたアニメーション制作でした。そこに使われるイラストはすべて私の自作。アイヌ文化の中の神や、動物が動き回っている様子、北海道の函館の町並みなど、壮大なイラストを描かせてもらいました。最初の仕事ということで不安もあったのですが、その時の担当ディレクターから「早見さんの好きなように描いてみてください」とオーダーされるなど、比較的自由にやらせてもらえたのはとてもありがたかったですね。

▼「カムイのいる世界(The breath of KAMUY)」、「100年の軌跡(100 years of history)」
https://naked.co.jp/works/5980/


その後も、イルミネーション・地域創生・漫画/ゲームに関連したイベントや、いわゆるネイキッドの名を冠した作品など、国内外で幅広いビジュアルデザインを担当し、グラフィックだけでは括れないいろいろな種類の仕事を体験できるという点で、ネイキッドへの入社は非常に大きなメリットを私にもたらしてくれています。


最近はどういった仕事をされていますか。

基本的には、ネイキッドが行なうイベントに対してのビジュアル全般の制作を担当しています。ポスターやチラシなど一番初めにお客様の目に留まるイベント告知用のビジュアルデザイン、それに付随するコンテンツのイメージパース、さらにはイベント会場内でお客様を誘導するサイン関連のデザインも仕事としています。
ここ最近増えてきているのが、ネット関連のデザインです。イベントのLPサイトはもちろんですが、インターネット上の3D仮想空間であるメタバース関連のデザインも依頼されることが多くなっています。

京都で昨年行われた「NAKEDGARDEN ONE KYOTO」というイベントでもメタバース関連のデザインを担当されたそうですね。

「NAKED GARDEN ONE KYOTO」では、京都の歴史的建造物である二条城や平安神宮などをバーチャルでも楽しめるようメタバース化していますが、そのUI/UXやイベント自体のビジュアル制作を担当しました。
UI/UXデザインでは、ボタンの使いやすいサイズや配置、分かりやすい導線など、ユーザーフレンドリーなレイアウトも含めて考えなければならず、単純にビジュアルで見た目の格好良さを視覚的に見せるデザインとはまた違ったノウハウが必要になります。
私自身は、UI/UXデザインについてそこまで深い知識があるわけではないので、外部のデザイナーたちと「ここにこういうボタンがあったら使いやすいよね」といったディスカッションを重ねながら作っていきました。デザイナーとしての新たなスキルを学べる点は、ネイキッドで働く大きなメリットの一つだと思います。

ネイキッドにおけるデザインワークのどんな点にやりがいを感じていますか。

全国各地の観光地でイベントを行うことが多いのですが、自分たちの企画で落ち込んでいた集客が一気によみがえり、そこで働く方々に喜んでいただけたときには、自分の仕事が地域の活性化に繋がっている、役に立っているという手応えを感じることができ、大きなやりがいを感じます。
さらに、自分が制作したビジュアルに対する高評価をSNSなどで知ったときには、がんばって良かったなと素直に思いますね。制作物へのそうしたお客様の声、評判というのが、デザイナーとしてのモチベーションになっているということは大いにあります。
イベントを実施する観光地の中には、私自身もそれまで知らなかった場所などもあり、ネイキッドの仕事をきっかけに、こんなところにこんな素敵な場所があるんだと知ってもらうだけでもすごくうれしいですね。



今後の目標について聞かせください。

入社当初は、1つのビジュアルを作るのにけっこうな時間を費やしていたのですが、今ではかなりスピーディーに。案件に対する理解度も格段にアップするなど、デザイナーとしてだいぶ成長できたのではないかと思っています。
そこで、次の目標としているのが、アートディレクション能力の向上です。一つのビジュアルを考えるにしても、全体のデザインとのバランスや整合性を配慮しつつ制作する。相対的なデザインを常に心がけることにこだわりたいと思っています。
デザイナーからアートディレクターへ。それは、グラフィックに限らずウェブのデザインでも同様で、目の前のビジュアルは、全体の中の一部であるという頭の使い方を意識的にすることで、さらに上のレベルを目指していくつもりです。

では最後に、早見さんが一緒に働きたい人、ネイキッドで活躍できる人はどんな人だと思いますか。

仕事を楽しむ才能がある人は、すごく活躍できるのではないでしょうか。納期的に厳しいなど、時間的に追い詰められる時もあるのですが、それすらも楽しめる、楽しんでしまえる人はネイキッドにふさわしく、輝かしい成果を上げる人材だと思います。
グラフィックにとらわれない幅広い知識を身につけたい、経験を積みたいという人は、転職先の選択肢にネイキッドを加えることをおすすめします。新しいことに対してはすごく貪欲な会社なので、最新のクリエイティブにいち早く触れることができ、デザイナーとしてかなりの経験値が積めるはず。毎日同じようなルーティンワークをこなす毎日に「これでいいのかな」と思っている人にとっては、刺激的なデザインワークを体験できる理想的な場所だと自信をもって断言できます。

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