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仕事で大切なことはパチスロから学んだ。トップセールス久保田が数字にこだわる理由。

名古屋から上場を目指す、不動産業界の風雲児、不動産SHOPナカジツの実態に迫る連続インタビュー。第5回目のインタビューとなる今回は、社会人一年目でナカジツに入社後、年間MVPに輝くなどトップセールスとして活躍した後、現在は不動産激戦区のめいとう店の支店長を務める久保田有賛さんにお話を伺いました。

まさかの「年功序列」で新卒で入った会社はわずか4ヶ月余りで退職。


ーー今日はよろしくお願いします。まず始めに、簡単に自己紹介をお願いします。

久保田: こちらこそよろしくお願いします!2012年にナカジツに営業職として中途入社をしました。2014年に安城店の支店長になった後、2015年からは一時的に支店長と執行役員を兼務し、2017年からはめいとう店の支店長とエリアマネージャーを兼務しています。 「中途入社」とはいうものの、前職は新卒で入社してから4ヶ月ちょっとで退職したので、ほとんど新卒と変わりませんでした。

ーーたった4ヶ月!よっぽど肌に合わなかったんですね…!

久保田: いわゆる大手不動産会社だったのですが、当時の自分とは完全にミスマッチでした。 「成果主義の会社で働いて、売った分だけ給料がもらえる歩合給の仕事がしたい!それなら不動産業界だ!目指せ、20代で年収1000万円!すぐに独立して成功してやる!」 と世間知らずながら野望を持って前職の会社に入社を決めたのですが、いざ蓋を開けてみたら「年功序列」の会社だったんです。

「実力主義」とは逆の社風で、入社一年目で任される仕事といえば、「〇〇さんの家に資料を運びに行ってくれ」とか「〇〇の書類を整理しとけ」とか、誰でもできる雑用ばかり。入社してから3ヶ月経っても、思うような営業をやらせてもらえず、教育を受けることもほとんどありませんでした。上司や人事からは「3年は我慢しろ」と言われましたが、自分のイメージとかけ離れていたので、あまり迷うことなくスパッと退職を決めました。

今でこそ社会人1年目の新人なのだから当たり前だろ、と思いますがその当時は納得できませんでした。

入社一年目で会社を辞めたことに一切後悔はなかったですが、業界への強い未練がありました。だからこそ、退職を決意した段階で、「次こそは絶対に歩合給の不動産屋でトップセールスになるぞ」と決意し、手始めに宅建の資格を取るために猛勉強をはじめました。1日10時間くらいは勉強したと思います。…パチンコをやりながら(笑)

ひたすらパチスロに没頭した学生時代。



右手でパチンコを打ちながら、左手で宅建の勉強をする秘技を披露する久保田氏

ーー資格の勉強をしながらパチンコですか?!(笑)

久保田:本当です(笑)。以前はパチンコやスロットにハマってまして。学生時代は学校にもほとんど行かず、ひたすらパチスロしていました。大学の授業に出ている暇があるなら、パチスロで稼ぐぞ、と。その結果、一年生の頃の単位はなんと「2単位」で、二年生のときに留年を言い渡されました(笑)。未だに両親には頭が上がりません(笑)。大学生の頃からそこら辺の会社員よりも全然多く稼いでいました。

ーーそんなに稼げるんですか?!(一同驚き)

久保田: はい。短期的には運の要素はもちろんあるのですが、中長期的には期待値を追求すれば必ず勝てました。確率と分析ですね。その頃から、なぜ結果が出ないのか、原因は何なのか、データ検証などをしていました。自然とPDCAを回していたんですね(笑)。それなりに稼いでいたので、時給制のバイトもほぼ経験することなく、今思えば人生舐めるな、と思いますが、大学卒業後もパチスロで食っていくことを本気で考えた時期もありました。しかし「さすがにそれは人としてマズイよな」と何とか正気に戻り(笑)、普通に就活をしました。

ただ、「実力・成果次第で稼げる金額が決まる」ことに慣れてしまったからなのか、いわゆる年功序列の会社ではなく、自分が頑張った分だけ給料が稼げる「歩合給」の会社しか選択肢になく、迷わず不動産会社に入社を決めました。不動産業界=成果主義とは限らない、ということを入社してから知るハメになったわけですが(笑)

徹底的な数字へのこだわり。



ーー次こそは失敗したくない!という決意を固めていた中で、なぜナカジツに入社を決めたんですか?

久保田: 前職での失敗経験があったので、もう大手には入らないと決めていました。せっかく転職した意味がないですからね。

あとはいわゆる「町の不動産屋さん」みたいな小さい会社も選択肢から外しました。いつ会社がなくなるか分からないし、取引の量が少なくて、新人にはなかなか出番が回って来ないだろうなと思ったからです。 そう考えた時に、大きすぎず、小さすぎず、かつ勢いよく伸びているナカジツみたいな不動産屋って全然ないんです。そんな中、たまたまナカジツの折り込みチラシをみて、「この会社だ!!」と直感して、すぐに本社に電話をかけて面接を受けさせてもらいました。

宅建も取ったし、やる気も満々だし、さらに社長と同じ出身地だったので、これは間違いなく受かるだろう!と自信満々だったのですが、実は社内では「あいつは生意気すぎるから採用しないほうがいい」という反対意見も多かったみたいですが、最後は社長の優しさで受かりました。もちろんそれは入社した後に知ったことなので、当時は「やっぱり受かったか。」と余裕をかましていましたが(笑)。

ーー実際に入社してみて、いかがでしたか?

久保田: 前職とは真逆の環境に驚きました。前職ではひたすら雑用だけやらされてろくな教育なんてされたことなかったですし、職場の雰囲気も殺伐としていましたが、ナカジツの社風は和気藹々としていて、上司や先輩が厳しくも優しく教育してくれるし、雑用をやらされることもなく、感激しました。

実務のことでいうと、入社してからはじめの1ヶ月は研修で色んな部署や店舗を回っていました。1ヶ月間の研修が終わるや否や、「じゃあ、今度は接客してみなよ!」と上司に言われたのですが、それがとても衝撃でした。前職ではやらせてもらえなかった接客を、たった1ヶ月でやらせてもらえるとは思ってもみなかったので「本当に僕がやっていいんですか!?」って思いました。「まずはやってみて、失敗から学べばいい」という当時の上司の教育方針もあったと思いますが、本当に有難かったです。

接客や毎日の仕事が楽しくて、人並み以上に一生懸命に働いていたと思います。誰よりも数字にはこだわり抜きました。

その結果、入社一年目に「年間中途新人賞」をいただけたのですが、初めて歩合給を頂けたときの喜びは今でも忘れられません。自分が頑張った分だけ給料がもらえる「歩合給」という働き方をまさに求めていたので、ナカジツに転職して本当に良かったと思いました。

数字が厳しいときこそ、明るく元気な雰囲気をつくる。




ーー入社されてからずっとトップセールスとして活躍されてきた久保田さんですが、挫折や苦労を味わったことはありますか?

久保田: まさに「いま」ですね(笑)。ありがたいことに、営業から安城店の支店長になったあとの5年間ほどは成績に困ったことはありませんでした。その後、より厳しい市場環境で挑戦したい、という気持ちを社長が汲んでくださり、名古屋に異動となりました。

ある程度自分なりに店長として確立したメソッドがあったので、赴任当初は「俺がやれば絶対うまくいく」と自信満々だったのですが、名古屋エリアは財閥系の大手不動産会社が強く、想像以上に厳しいマーケットで、まだまだ苦しんでいる最中ですが、数字にはとことんこだわっていきたいです。

ーー「数字」への並々ならぬこだわりが、久保田さんならではだと思うのですが、あまりに数字への意識が強すぎて職場がギスギスしたり、メンバーが萎縮してしまったり、ということはないですか?

久保田: いえ、むしろ逆です。数字にこだわるからこそ、感情に任せて個人を追い詰めてやる気を削ぐようなことはしません。自発性こそが高い成果を生む、と考えています。

また、お客様への対応も同じくで、数字にこだわるからこそしっかり対応します。

数字が厳しいときほど、店長の僕が率先して騒いで、明るい雰囲気にしようとしています。 大きい声を出す、常に笑顔でいる、とか。

チームのサイクルをよくするには二つあると思います。数字を出すか、明るくするかのどちらかです。すぐに数字を上げることは難しくても、明るくすることはすぐにできるので。

あと、数字にこだわると良く言われますが、僕にとってはそのために不動産営業としてナカジツに入ったので当たり前のことなんです。

出世よりも、給料よりも、とにかく「成長できる経験」が欲しい。



ーー最後に、久保田さんの今後のビジョンというか、今後チャレンジしたいことについてお聞かせ下さい!

久保田:叶うなら早めに今の仕事と違う仕事をしたいと思っています。僕、飽き性なので。 だから営業をやっている時も、2年くらいやったらはやく違う仕事がしたいと思うようになって、予定通り2年で店長になれた時は嬉しかったですね。「もうマネジメントの経験できるぞ。」みたいな。

2014年に店長になってから4年近く経つので、次は店長とは違う仕事がしたいと思っています。

ーーそれはどうしてなんですか?

久保田: 同じ仕事をある程度の期間やっていると、成長スピードが遅くなるじゃないですか。僕は常に成長し続けたいんです。

安城から名古屋に支店長としての異動をさせてもらった時も「もっと苦労させて下さい、挑戦させて下さい」ってお願いしたんです。同じ「支店長」でも、より「ハードモードな支店長」。ストレスが成長に繋がると考えているので。

なので全然関係ない仕事なんかも魅力的ですね。例えば一定期間だけ人事部、経理部、マーケティング部などへ異動するとか。使いものにならない素人なので受け入れる側は迷惑だと思いますし、そもそも続く気がしませんが(笑)。とにかく不動産しか売れない人にはなりたくないです。

以前までは「給料が欲しい!歩合給がいい!」と思っていましたが、今は「給料よりも成長できる経験」が欲しいです。なので、成長できる経験をさせてもらえるなら、究極、給料下がってもいいと思ってます。っていうと給料下げられそうなので、今のは無しで(笑)

とにかく、今はナカジツの中で今とは違う、多くの仕事にチャレンジしたいです。独立願望もなく、出世欲もあまりありません。今は「とにかく多くの体験をして、成長したい。」それだけです。


コンサルティング営業
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創業以来大切にしているのが、「業界を変革したい」という想い。 既存モデルにとらわれず、本当にお客様に喜ばれるサービスを目指して、柔軟に不動産・住宅ビジネスを展開してきました。 店舗は気軽に来店していただきやすいカフェスタイルで、お子様連れでも安心なキッズルームを全店に完備。不動産屋には珍しいリフォームのモデルルームもオープン。 ハード面でのサービスメニューだけでなく、“人”が創るサービスにも徹底し、社員一人一人が意見を出し合っています。 ◆◆不動産流通事業(売買仲介事業)◆◆ "おうち探し館"をブランドとする当社のメインエントランス。 従来の「敷居が高い」不動産屋さんのイメージを払拭するポップなカラーリングやオリジナルキャラクターで外観を彩り、店内は女性おひとりでも気軽に来店できるようなカフェテイストの内装に仕上げています。 更に旗艦店には、新築・リノベーションを五感で感じられる大型の体感型ショールームを併設するなど、”ワクワクしながら不動産探し”ができるよう工夫をしています。 また、WEBマーケティング部門にも力を入れている為、オーナー様(売主)からのご依頼も多く、圧倒的な情報量が集まる仕組みを創り上げています。 ◆◆リノベーション事業(不動産再生事業)◆◆ "Asobi-リノベ"をブランドとする。 「中古でいいから、中古がいいへ。」 「中古+リノベーション」売上高は全国第3位の急成長事業。 リノベーションとは、既に存在する古い建築物を時代のニーズに合うようアレンジし、付加価値を付けて、新たにお客様へ提供していく事業です。 既存の建築物の利点を最大限に生かしながら、お客様にとって快適で暮らしやすく理想的なライフスタイルに近づける、一歩先を行く不動産事業として位置づけています。 お客様の空間イメージを形にし、多くの感動をお届けします。 ◆◆新築住宅事業◆◆ "Asobi-創家"をブランドとする。 「自己ベストな家が創(た)つ。」 見た目がどんなに素敵な家であっても、それがお客様にとってのベストな家とは限りません。 お客様にとっての理想を引き出し、最も優先すべき<快適さ>をもとにつくる。 それがナカジツのAsobi-創家(スミカ)です。 高品質を裏付ける第三者評価基準を満たし、高気密・高断熱性能を実現。 自分にとっての最良の家が、先々の暮らしをワクワクさせてくれます。 ◆◆投資用不動産事業◆◆ 「お客様にとって本当に優良な投資物件」をコンセプトに、土地の価値を第一に置いた新築一棟アパートの提供を行います。 "Hugkum"をブランドとする。 愛情を持って抱きしめる「Hug」とパートナーシップを組むの「kum」を合わせて、「Hugkum」とし、不動産事業会社の目線で目先の利回りだけでなく資産価値や出口戦略まで描いたご提案で、お客様の信頼のおけるパートナーとして継続的に資産を育むお手伝いをさせていただきます。 土地の価値を第一に置いた「立地」、資産価値に繋がる広さや形状が確保された「土地」、長期居住に影響するフラットフロアの「間取り」、第三者機関からの評価を得た「施工品質の高さ」でインカムゲイン(運用益)とキャピタルゲイン(売却益)への戦略バランスが取れたサービス提供が最大のメリットです。
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