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マイファーム、東証TOKYO PRO Market上場日の1日をご紹介!

皆さん、こんにちは。
かぜユニット(広報部)の松嶺です。

マイファームは、2023年11月27日に東京証券取引所TOKYO PRO Marketへ新規上場しました。

農業×ソーシャルビジネスを行う「農業ソーシャルベンチャー企業」としては日本初のIPOなので、ちょっと誇らしいです。

マイファームがいただいた証券コードは[5865]です。
大切なことなので、もう一度。証券コードは[5865]です。

5865。ご飯、6合。かなり食べざかりです。
ほかのいい語呂合わせを思いついた方は、ぜひ教えてください!

なお、「上場」は聞いたことあるけど「TOKYO PRO Market」ってなに?という方は、こちらを読んでみてください。

▽TOKYO PRO Marketとは
TOKYO PRO Marketの主な特徴-日本取引所グループ-

※大切なお知らせ※
新NISA始まるからマイファームを応援!とご検討の方、申し訳ございません。一般の投資家向けではない、特定投資家等(いわゆる「プロ投資家」)の市場なので、次の市場へのステップアップをお待ちください。

さて、マイファームの上場日当日の様子を書いていきたいと思います。

2023年11月27日、東京は日本橋兜町。
東京証券取引所にて、主に2つのイベントが開催されました。
当日の流れはこんな感じです。

<上場日当日のスケジュール>


10:20 代表 西辻は一足先に東証へ集合
10:30 代表 西辻ストックボイス生出演
10:50 全員集合!
11:00 セレモニー開始・上場通知書&記念品の贈呈・まじめな記念撮影
11:05 上場記念の打鐘
11:15 みんな揃って自由写真撮影
11:20 上場セレモニー終了

10:20 代表 西辻は一足先に東証へ集合


東京証券取引所(=東証)は基本的にお約束がないと入れません。割りと時間厳守な場所です。
上場セレモニーの前に、マイファーム代表の西辻と担当者は生放送のインタビュー番組に出演するため、30分ほど早く集合です。

外で当日の流れを軽く打ち合わせして、いざ東証内部へ!

西辻も「ついにここに入る日が来たね!」とこの笑顔です。
ネクタイもマイファームカラーの黄緑で決まってます。胸元のマイファームバッジも輝いています。


10:30 代表 西辻ストックボイス生出演


ストックボイスとは、東京市場のライブ中継を主とした、個人投資家向けのニュースメディアです。
上場すると、インターネット生配信されて、後日東証のWEBサイトにも録画がアップされます。

当日は、下記の流れで、上場へのこと、マイファーム事業や見通しなどをお話しました。

(1)会社の事業内容について
(2)現在の業績動向と今後の業績見通し
(3)経営者の目から見た自社の強み
(4)今後のビジネス展開
(5)投資家(株主)へのメッセージ

放送スタジオは、よくTVで目にするあのクルクル回るところのすぐ下にありました。
おーー!って感じです。


▼実際の全編動画はこちら
JPX代表インタビュー

▼ストックボイスでも使用した資料は当社IRのサイトからご覧いただけます。


10:50 全員集合!


ストックボイスの生放送が終わる頃には、上場セレモニー参列者の方々が東証に続々と集合。
当社役員陣、社員、ご家族の皆様、株主の皆様が一堂に会する貴重な時間です。

何度も来たことがある東証のベテラン?みたいな方もいらっしゃれば、きっと人生で一度きりかも!とソワソワする方も。
ちなみに私はソワソワする余裕もなく、カメラ片手に走ってました。

セレモニー会場へは、エスカレーターで登場です。まさにハレの舞台。

胸元の赤いお花が映えます。


11:00 セレモニー開始・上場通知書&記念品の贈呈・まじめな記念撮影


みんなが立ち位置に着くと、いよいよ、セレモニーが始まります。
目の前の大外面に特設動画が流れて、思わず全員から「おー!」と感動の声が上がりました。

そのままの流れで、上場通知書の授与式です。

上場通知書を受け取りました!

そして、まじめに記念撮影です。
皆さん、笑顔ながらも厳かな雰囲気が出ています。


続いて、後ろを振り返ると、あのTVでおなじみのクルクル回るところが赤く変わりました。

祝上場 株式会社マイファーム」と書かれているではありませんか!

普段はいろんな企業の株価情報が回っているところを、この時間だけは専有です。

ここでもまじめに記念撮影。パシャリ。


上場記念品の贈呈では、打鐘で使う小槌を受け取りました。
私は勝手に上場の3種の神器と名付けました。

鐘はもらえませんが、鐘の音は心に刻まれます。忘れられない記念品です。

↓上場通知書:赤い賞状ってかっこいい。

↓打鐘時の鐘:しっかり叩いても大丈夫らしいです。歴史が詰まった鐘です。

↓打鐘の小槌:マイファーム専用小槌で、名前も書いてくれてます。


11:05 上場記念の打鐘


さて、お次は、いよいよ、鐘を鳴らす時間です。

合計で5回鳴らします。

なぜ5回なのかって?農業に携わる方はピンときますよね。そう、五穀豊穣が由来です。
まさに実りの瞬間に感謝して鳴らすんですね。

第1打鐘

記念すべき最初の打鍾者は、当社の谷監査役と奥様です。

創業当初、企業が農地を借りるというのは今以上に難しい時代でした。ましてや、実績のないベンチャー企業で、20代の若者である西辻に大切な農地を貸してくれる人はなかなかいません。

そんな時に協力してくれたのが、京都で自身も農家を営む、現在の監査役を務める谷です。

谷は農家をしながら、マイファームのことをいろんな農業関係者に紹介し、「農家のお前が言うなら信用して協力しようか」と農家さんたちを仲間にしてくれました。
それからマイファームの副社長を務め、上場に向けて監査役として今も一緒に走ってくれています。
まさにマイファームのお父さんです。その奥様も社員みんなと仲良し。

谷夫婦の鳴らす鐘の音は、歴史と思い出がいっぱいでした。


第2打鐘

2打目は社外取締役の林さんと佐伯さん。京都から来てくださいました。
着物も相まって、東京・日本橋が京都・祇園に見えます。

お二人ともマイファーム創業当初からお世話になった方々で、マイファームが今まで京都でやってこれたのは、このお二人のご協力あってこそです。

林さんは鐘を鳴らした後、思わず涙がほろり。


第3打鐘

3打目は、マイファームに長年勤めてくださっている、体験農園マイファーム事業の自産自消アドバイザーの廣岡さんと三井さんです。

自産自消アドバイザーさんはアルバイトさんがほとんどなのですが、マイファームでは現場の方々が輝くことを一番大切にしています。
そのため、自産自消アドバイザーさんのご意見は私たちにとって最高のギフトであり、その声が反映されて、今のマイファームができています。

ずっと畑という最前線で支えてくださった大ベテランの廣岡さんと三井さんに、3打目をお願いしました。


第4打鐘

4打目も、関東の体験農園を支えてきた大ベテランの自産自消アドバイザーの田中さんと原尻さんにお願いしました。

お二人の栽培アドバイスは「やりたいと思ったならやってみてごらん」です。
人間のルールで決まっているのではなく、自然を観察して、人間が寄り添う形でお世話してあげることの大切さをいつも教えてくれます。

きっとマイファームにもそういう自然的な寄り添いをしてくれたのかなと感じました。
上場というこの実りのとき、笑顔が弾けます。


第5打鐘

最後の5打目も体験農園の自産自消アドバイザーである、茶屋さんと柗村さんです。

茶屋さんは、当社のアグリイノベーション大学校の卒業生でもあります。
お二人とも、とても優しく、丁寧に野菜づくりを教えてくれる素敵なアドバイザーさんです。栽培の知識も豊富ですが、その人柄にファンがつくタイプです。

ラストを飾るために、いつも鍬(くわ)で鍛えている力で、思いっきり鐘を鳴らしてくれました。


…そう、お気づきの通り、代表の西辻や役員陣は鐘を鳴らしていません!

ここにマイファームらしさ、社風が表れているな~と思います。
実際に、当社の組織図は植物の形をしていて、現場が花や実がつくポジションで、役員陣は根っこのポジションで表現されています。
現場が花形で、その皆さんが一番輝いて、美しい花や実がなるように役員陣が支えていく文化です。

鐘が「カーン」と鳴り響く度に、打鐘した皆さんの笑顔が溢れる度に、代表の西辻も嬉しそうな表情を浮かべていました。

11:15 最後はみんな揃って自由写真撮影


セレモニーの間は人数制限があり、約20名ほどの参列でした。

セレモニー終了後は、このひと時を会場の2Fから見守ってくださっていた、参列者のご家族の方々や株主の皆さんも集合して、記念撮影大会です!

会社で働く瞬間は人生の一部。
お家に帰れば誰かのお父さんであり、お母さんであり、息子・娘でもあります。

ベンチャー企業なので仕事に没頭するタイプの人が多い会社だとは思いますが、それを支えてくださっているのは理解ある家族の皆様。
今日の日をひとつの節目として恩返しできたのが嬉しく思います。

そして、エンジェル投資家の株主の皆様にも感謝の気持ちと、恩返しの瞬間です。
マイファームは農業ベンチャーのため、いわゆるベンチャーIPOのように短期的な伸び率ではなく、自然の速度に合わせた緩やかな成長曲線を描きます。

創業から17年。
じっと野菜が畑で育つのを見守るように、マイファームという会社を見守ってきてくださった株主の皆様の忍耐強さと愛情の深さ、未来への投資には「ありがとうございます」の思いでいっぱいです。

そんなこんなで、私のカメラのシャッターだけでもここから600枚ほど撮影していました。


最後はみんな、笑顔で「えいえいおー」!!

マイファームの理念である「自産自消のできる社会」を目指して、100年後の自然と人が共生する未来を目指して、みんなでこれからも邁進していく「えいえいおー」です。


以上、上場日の様子をお届けしました。

上場は目的でも、ゴールでもなくて通過点です。ここから新たな章が始まります。

マイファームが一番大切にしているのは「人」で、「素直・元気・勤勉」なメンバーが集まっているのが会社のコアバリューです。

最後に、マイファームが大切にしている言葉で締めたいと思います。

<私たちが大切にする言葉>


早く行きたいなら一人で行きなさい。

遠くへ行きたいならみんなで行きなさい。


上場後、新しい投資家の皆様や、お取り引きのはじまる企業様、新しく入社される方々などたくさんの出会いがあると期待しています。

そんな皆様と一緒に遠くへ。「自産自消のできる社会」へ。

※ 後日談、社内の上場記念パーティの様子もまた別記事にて。

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