なにをやっているのか
耕作放棄地をリメイクした「体験農園マイファーム」は都市部を中心に100カ所以上!野菜づくりの輪が広がっています。
農業スクール「アグリイノベーション大学校」。入学者は2000 名を越え、卒業生は全国で活躍しています。
「自産自消」 =自分たちでつくり自分たちで食べてみる。
この言葉に、私たちマイファームが目指す理想の社会の姿があります。
農作物を育てる楽しさを体感してもらう入口となる収穫・農業体験。
その楽しさを起点に、より農への理解を深めるための学びの場づくり。
そして、培ったノウハウで自然と共にある豊かな社会を目指す生産者・農業従事者のサポート。
農にまつわる多面的な活動の一つひとつがつながり、輪となり、循環していくことで、人と自然の距離が近い「自産自消」のできる社会を目指しています。
<事業内容>
マイファームは「自産自消のできる社会」を目指して、体験農園や農業学校、農産物生産、流通販売事業、自治体・法人コンサルティング等に取り組む会社です。
耕作放棄地の再生および収益化事業、体験農園事業(貸し農園、情報誌の発行)、農業教育事業(社会人向け新規就農学校、農業経営塾、農業高校運営サポート)、農産物生産事業および企業参入サポート、流通販売事業(農産物の中間流通・通信販売)を展開しています。
農をベースとした多岐に渡る事業が輪のようにつながり、循環していることが特徴です。
なぜやるのか
代表の西辻です。「農」を起点に、次世代へと続く社会を一緒につくりましょう!
2017年の創業10周年記念式典の様子。支えて下さった皆様のおかげです。
<代表・西辻よりメッセージ>
故郷・福井県三国町での家庭菜園がきっかけで、幼い頃から自然に触れる機会が多く、野菜づくりと植物採集に没頭していた少年時代。
ある時、通学路の途中に作付けされていない田畑を見つけた私は、「もったいない。使わないなら自分がここで野菜をつくりたい」と強く思いました。
この出来事を機に、後継者不足や高齢化から農家が減り、使われない農地が増えているということ。その一方で、私のように農作物をつくりたくても農地や技術、道具がなくて新たに農の道に進むのが難しいということ。何よりも、社会の中で農や野菜の存在があまりにもぞんざいに扱われている現実を目の当たりにし、もどかしい想いを持ち続けていました。
私がマイファームを立ち上げたのは、こうした農をとりまく現状を見直し、矛盾を正したいという思いから。また、展開しているそれぞれの事業は、当時の自分が直面した障壁のハードルを少しでも下げたいという考えから生まれたものです。
「早く行きたいなら一人で行きなさい。遠くへ行きたいならみんなで行きなさい」
(アフリカのことわざ)
私が大切にしているこの信念のもと、社員、スタッフ、全国にいる仲間とともに、農を起点にした次世代に続く新しい社会づくりにチャレンジしていきます。
どうやっているのか
メンバーひとり一人の「実現したい未来」が、マイファームという会社を形作っています。
「素直・元気・勤勉」を基本とした、多様なメンバーが集まっています。
マイファームでは、これまでの農業経験の有無を問わず、「自産自消できる社会」っていいな、と共感したメンバーが集まっています。
スタッフ自身が、誰よりも自産自消を楽しみ、農や自然への理解を深めながら働いています。
働く上では「素直・元気・勤勉」の3つを大切にしています。
◎素直
…自分自身が「本気でやりたいこと」に正面から向き合って、目の前の課題から逃げず、あきらめない姿勢。相手に対し、率直に意見を述べられること。
◎元気
…変化を恐れず、常に改善を続けるエネルギーにあふれていること。自分自身のことも、他者のことも責めず、失敗や後退を乗り越えて、前に進むための発言や行動ができること。
◎勤勉
…周囲から期待される活動について、自発的に、習慣的に、取り組むことができること。
<組織体制>
当社の社内組織図では、経営陣やバックオフィスが「下」、現場スタッフが所属する各事業部(ユニット)が「上」に配置されてます。これは植物、木や花をイメージしており、役員が下から水や養分を吸い上げ、それぞれの事業やスタッフが花開く、というイメージです。
<評価制度>
評価は、能力評価・業績評価・貢献評価、の3点による総合判断です。
半年に1度(年2回)、評価基準の項目に沿って自己評価・上長評価を行ったうえで、上長と面談を実施し半年の成果の確認やフィードバックを受けます。
加えて、社員全員が参加するプレゼン会で、半期の成果を一人ひとりが発表します。
それらの個人評価と、チームや事業部全体の評価、また会社の業績等を加味して、昇給・賞与が決まります。
当社では、「個人の成長が、会社の成長になる」と考えています。
個人の目標を言語化した「JJ(=自産自消)チャレンジ」を半年に1度設定し、上長との面談を通して各自のやりたいことと会社の方向性のすり合わせを行います。
希望に応じて部署移動をするジョブローテーションも奨励しており、本人のやりたい!という気持ちを重視しています。
また日々の業務日報や週1回全員がオンラインで繋がる全体朝会の場で、情報を透明化しオープンにすることで、個々人の視野・視座の拡大に努めています。
<社員構成>
40歳の社長を筆頭に、20代~40代のスタッフが主力として活躍しています。(もちろん人生のベテラン社員も大活躍しています)
「農業に関わってきた、生粋の農業女子・農業男子」と、「農業とは縁もゆかりもなかった、畑違いのビジネスマン&ビジネスウーマン」の構成比率が半々。男女比もほぼ半々です。
また、「畑や農場で汗を流す現場密着派」「オフィスや在宅で腰を据えてデスクワーク派」「全国を飛び回るウルトラワーク派」がそれぞれバランスよく社内に存在します。
働き方は、それぞれが選ぶスタイルです。
<働き方>
「一人ひとりが、自分の働き方を自分で決める」がポリシーです。
働く場所は畑、オフィス、営業先、在宅など様々で、リモートワークが可能です。
働く時間は月単位のフレックスタイム制で、働く日や時間を自分で決めます。「週5日、1日8時間」が基本ですが、各々の事情から「週4日、1日6時間」や「週3日、1日8時間」としているスタッフも多くいます。
会社と本人の希望がマッチすることが大前提ですが、一人ひとりの生活や希望に応じた働き方が可能です。
また多くのスタッフが産休・育休を取得しており、それぞれの事情により一度は会社を離れたスタッフの復帰も歓迎しています。
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