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皆様こんにちは!株式会社MUGENUP採用広報です。
今回はMUGENUPで働く現役イラストレーターに、テレワーク環境でのイラストレーターの日常についてインタビューしてきました!
現在、多くのクリエイティブに関わるプロフェッショナルが自宅やリモート環境で仕事を行うことが一般的になりつつあります(MUGENUPでも社員の9割がテレワークをしています)
この記事では、企業で働くイラストレーターがテレワーク環境でどのように作業し、クリエイティブなインスピレーションを維持し、ワークライフバランスを保つのかについてをご紹介し、より充実したテレワークライフで成功する秘訣に迫ります!
インタビュー者プロフィール
株式会社MUGENUP Y・H 氏
イラストレーター
美大予備校の講師を経て、2016年にMUGENUPにイラストレーターとしてジョイン。
ゲームやVTuber向けのキャラクターデザイン、衣装デザイン、3Dモデル用の三面図や、モンスターのデザイン等を手掛けている。
早速ですが、1日のタイムスケジュールを教えて下さい!
平日のタイムスケジュールは図のようになってます。
私は朝方に趣味のサイクリングをして、軽く運動してから業務を行うようにしてます。
業務時間中は打合せなどは少ないので集中して作業できてますよ。残業も多くはありませんので、なるべく定時に上がるようにして、夜は趣味に時間を使いますね。
睡眠時間も6~7時間は取るようにしてます。
テレワークでの作業環境を教えてください!
こちらが現在(2023年11月)の自宅の作業環境です。
これまではデスクトップPCに液タブをつないで作業していたのですが、デスク回りをもう少しスッキリさせたかったので、現在はPC一体型の液タブを使用しています。
今のところパフォーマンスの面で問題はありませんので、しばらくこのままで仕事しようかなと思っています。学生時代には板タブも使っていましたが、今は主に液晶タブレットを愛用しています。基本的には自前の機材を使用していますね。
使用アイテム詳細
- モニター Dell S2721QS
- モニターアーム エルゴトロン LX デスク モニターアーム
- 液タブ(PC)Wacom MobileStudio Pro 13
- ペン Wacom Pro Pen slim
- キーボード LOGICOOL CRAFT
- トラックボール LOGICOOL MX ERGO
- 左手デバイス CLIPSTUDIO TABMATE
- リストレスト エレコム リストレスト 疲労低減 "COMFY" ミドル
色々アイテムがありますが、同じイラストレーターの方にオススメしたいアイテムはありますか?
個人的にはモニターアームとトラックボールマウスですね。
トラックボールマウスは使用者の好みによると思いますが、個人的には買ってよかったと思っています。
それからリストレストもオススメです。
イラスト制作時に前かがみになることが多いため、腕に体重がかかって痛むので、柔らかいクッションがあると負担が軽減されて長時間作業にはとても重宝します。
あとは、高品質の椅子とドリンクホルダーもあって損はないと思いますよ。
自宅で過ごす時間を有効に活用できる点で、今まで会社に持参できなかった画集などを楽しむことができるので、アート系の職業の方は資料を充実させる点ではテレワークいいなと思います。
ハード面はとても充実してますね!ソフトウェアの方はどのようなツールを使用してますか?
イラスト制作にはCLIP STUDIO PAINTを使用し、参考画像は主にPinterestを活用しています。
CLIP STUDIO PAINTはアイコンに色を付けて視覚的に効率的に使用できるようにしています。
メニューはすべて右寄りなのは、筆がキャンバスをまたがないようにするアナログからの習慣ですね。
※実際の作業画面
Pinterestは関連画像を出してくれますし、保存がとても便利なのでなくてはならないツールの一つです。
PhotoshopやIllustratorもプロジェクトに応じて使用しますが、特殊なソフトウェアはあまり利用しません。一時期、PureRefなどのビューアも使用していましたが、最近は使用しなくなりました。
チームとどのようにコミュニケーションをとっていますか?
基本的には「oVice」というバーチャルオフィスツールを使用してミーティングを行っています。
月曜の朝には全社の朝会があり、その後、チーム内でタスク状況を確認します。月に1回の定例会や勉強会も行っています。
勉強会のテーマは自由に設定できて、最近の例では「推しの美しさを語る会」が行われました。"尊さ"より"美しさ"を語る、お薦めの作品を語る会みたいな…。
その他、週に1度の雑談会や業務後の交流会も行っています。交流機会は適度にありますが、ミーティングの頻度としてはそこまで多くはないです。1日の作業時間は充実しています。
テレワーク環境でクリエイティブなインスピレーションを維持するために行っていることはありますか?
私の仕事はクライアント次第な部分が大きいので、独創的なアイデアが必要となる場面は多くはありません。
ただし、外の景色を見たり、画集など資料を集めることでインスピレーションを保っていますね。
テレワーク環境でのストレス管理やワークライフバランスを保つためにアドバイスはありますか?
テレワークをしている場合、平日に趣味の時間を設けることがリフレッシュできると思いますよ。
私は最近サイクリングにハマり、ストレス発散になっています。
趣味に時間を充てるために仕事を早く終える動機づけにもなります。通勤時間がないため、日常を楽しむ時間を確保できるのはいいですね。
また、最近は食事にも気を使い、野菜を摂取するよう心がけています。
個人的に思う、テレワークのメリットとデメリットはなんですか?
メリットはワークライフバランスがライフ寄りに保てることですね。
自分の時間を増やすことができ、日常のささいなことにも時間を充てられます。
デメリットは、一人暮らしの場合は特に対面での会話機会が減ることと、出社勤務では簡単にできていたカジュアルなコミュニケーションが不足しがちなことです。通りがかりに声をかけて立ち話をするとか…。
テレワークはどんな人におすすめだと思いますか?
物理的に一人でいるのが好きな人や、没頭して作業する人には向いてると思います。
それから、仕事以外の時間も大事にしたい方とかですかね。
企業勤めのイラストレーターになるにはどうすればいいですか?
基礎的な制作能力は疎かにできませんが、私は美大予備校の講師から企業のイラストレーターに転職しました。その経験から「ひとまず企業にアプローチしてみる」ことが重要だと思っています。
企業でのイラストレーター職を目指す場合、ポートフォリオの準備は必須です。自分の作品を見てもらわないことには話が進まないので、たとえ完璧な出来でなくても持っていきましょう。
私の場合はMUGENUPとのタイミングもうまく合って、運が良かったというのもあります。
最後に
さて、今回はテレワーク環境でのイラストレーターの日常についてお話ししました。
テレワークを続けるイラストレーターや、新たなキャリアに挑戦する方々に、有益な情報やアイデアはありましたでしょうか?
ワークライフバランスを守りながら、クリエイティブな業務を充実させる方法を見つけ、成功をつかみましょう。
クリエイティブ職の方がテレワークという環境で、新たな可能性を探求し、成長し出来ることを願っています!