ムーブでは、皆さまに社内のリアルな声をお届けできるよう、社員インタビューを更新しています。
今回は、前回のインタビューから3年経過し、トレーナーからマネージャーにステップアップした伊藤さんへの再インタビューです。現在の仕事内容や意識していることなどをうかがいました。
アカウント:wiste
出身:神奈川県横浜市
趣味:ゲーム
株式会社ムーブの伊藤です。
ムーブに入社してから約8年が経過しました。入社当初の右往左往していた頃からトレーナーを任されるまでの話も、ぜひご覧ください。
現在は、プレイングマネージャーとして「開発」しながら、「案件の管理」も担当しています。
開発業務では、ブログシステムの運用・保守として、サーバー構築から新規機能の開発をはじめ、不具合や障害発生時の調査・対応など様々な作業をしております。
案件管理では、メンバーのタスク状況を把握しながら、滞りなく進んでいるかを確認し、必要に応じてフォローしています。タスク担当者に開発を進めてもらい、何かあれば一緒に考えるサポート役のようなものです。
”分からないのは当たり前”の前提でサポート
トレーナーになってからは「分からないのは当たり前」ということを前提にし、なるべくかみ砕いて説明したうえで、きちんと理解できているか確認することを意識しています。
未経験でムーブに入社した当初は、分からないことを質問しても、その答えが理解できないほど分からないことだらけでした。 その経験もあり1回ですべてを理解することは難しいと考えているため、同じことでもある程度、繰り返して伝えることも意識しています。
入社後一定期間経過した方へは、本人が気付きを得られるようヒントのみを伝えたり、相手の経験や反応を見て柔軟に対応しています。
ヒューマンスキルとテクニカルスキル
ムーブとして徹底したい部分と個々の自由に任せる部分を切り分けることも必要だと考えています。
ムーブは「高品質な成果物と、安心感のある折衝力」でお客様から信頼を得てきたため、ファシリテーションやヒアリングなどを含むヒューマンスキルについては細かくフィードバックしています。
ヒューマンスキルは常に意識しないとよくならない反面、テクニカルスキルは実務経験を積めば一定上がっていくため、開発環境や細かい実装の進め方などの技術的なことは、基本的に個々の裁量に任せています。
もちろん、なにか困ったことがあれば相談に乗りますし、他のメンバーも手を差し伸べてくれる人ばかりだと思います。
成長の秘訣
ムーブは「市場価値の高いエンジニアを輩出する」という理念を掲げていますが、入社にしたからといって必ずしも理想のエンジニアになれるわけではありません。会社から成長を強要することはないため、成長度合いは本人次第です。
私は、トレーナーを経て約2年前からマネジメントに挑戦していますが、未経験からマネージャーになれたのは HRT (謙虚・尊敬・信頼)の精神を大事にしてきたからだと思っています。
ムーブは少人数の組織かつ、チーム開発をおこなっているため、相手を尊重しながら業務に取り組むことが求められます。身近にいる代表や先輩からのアドバイスを素直に受け止め、向上心を持って業務に取り組める方であれば、エンジニアとして活躍できるのではないかと考えています。
マネージャーとしての仕事観
ムーブのマネージャー職は単なる「役割」のひとつに過ぎないため、上下関係ではなく、社員全員が常にフラットな関係性であることが前提となります。
マネージャーになってからはすべての案件、ひいては会社全体をこれまで以上に意識するようになりました。個々のタスクが案件全体の中でどういう位置なのか、どういう形で進めるのが最善で、最終的にムーブがお客様に信頼いただけるか、といったことを意識しながら日々業務をしています。
開発も並行していると、目の前のタスクに追われ見失いがちなため、今後も意識していきたいです。
3年間を振り返って
この3年間で印象に残っている点は、働き方の変化です。
前回のインタビュー直後にコロナ禍となり、ムーブでもフルリモート勤務を 1年ほど実施しました。
もともとコミュニケーションコスト削減や作業効率などの面からフル出社していましたが、コロナ禍を経てフルリモート勤務を選択できるようになりました。
出社の場合も毎週水曜日はリモート勤務となり、さらにワークライフバランスの取れた生活を送れるようになりました。プライベートの時間が増え、助かっているメンバーも多いと思います。企業の価値観は大事にしつつ、時代の変化に適応できるのもムーブのよさだと感じます。
最後に
今回の話には出ませんでしたが、ムーブでは働くメンバーの健康も大事にしており、プライベートの時間もしっかりと確保できます。歴20年以上の現役エンジニアの代表のそばで、スキルを磨きながら多くのことを吸収できる環境です。「40人規模になったら現役引退する」と冗談交じりに話していたので、今がチャンスかもしれません(笑)。
健康的に働きながら、テクニカルスキルはもちろん、ヒューマンスキルも磨くことができる環境のため、少しでも興味をもっていただけたら嬉しいです!