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現在のムーブを「見える化」してみました!2020年版

採用・広報グループの三苫です。

地道ですが着実な成長を目指している弊社にも、以前公開した記事から1年の間、人の移り変わりや働き方など変化したことがありました。
今回は「ムーブの見える化 2020年版」と称し、2020年8月現在の社員のデータやその傾向についてお伝えしてまいります!

ムーブの社員構成について

弊社では Web システムの受託開発をメインに、自社サービスやシステムコンサルティング、PMO 事業を展開しています。創業から一貫して、Web システムのサーバーサイドに強みを持つ会社です。14名のうち10名と、社員数の大半をサーバーサイドエンジニアが占めています。

昨年から社員の総数は変わっていませんが、その内訳に変化がありました。今年度4月までセールス担当の社員が在籍していましたが、出産や育児などの諸事情により退社しています。2020年8月現在、クライアントの新規開拓を担っていただける方を募集しています。新規開拓に加え、将来的には Web システムについてのコンサルティングや契約手続きまで広くお任せしたいと考えております。
セールス担当者の退社があった一方、テクニカルディレクターが2名体制となりました。今後の開発チームや案件数の増加にも、より対応しやすい体制となりました。

2020年8月時点の社員の平均年齢は、昨年と変わらず約31歳でした。ここ数年と変わらず、社員は20~30代中心です。今年で15期目を迎え、今後は自分達のしたいことや求める働き方を実現し続けながら、会社の利益を向上し、より経営基盤を安定させられる状態まで、組織力を強化していきたいと考えています。

サーバーサイドエンジニアについて

昨年に引き続き、社員の多くを占めているサーバーサイドエンジニアの社員数の推移です。
2019年度は3名が入社しました。文系・理系などの専攻に偏りなく、様々なバックグラウンドを持つ社員が入社しています。なお、2019年度に入社した3名の前職は SES やメーカーです。それぞれ開発の工程を幅広く経験したい、Web 系の開発に挑戦したいといった経緯で入社してくれました。

技術関連の資格について

ムーブでは会社として社員の資格取得に力を入れていたり、評価に反映したりすることはありませんが、社員のうち5~6名が以下のような技術関連の資格を個人で取得していました。
・IT パスポート
・基本情報技術者
・応用情報技術者
・HTML5 プロフェッショナル認定資格

資格を取得した社員の反応として、

直接的に役に立ったと感じる場面は少ないが、資格の勉強が幅広い知識のベースになり、業務で使う技術や知識の勉強・調査をしやすくなった
実務で役に立ったということはあまりないが、基礎的な内容を網羅できた
試験で見た用語に実務で遭遇した時、取得しておいて良かったと感じる

などが挙げられました。実務に直結しないものの、システム開発の体系的な理解や、資格を切り口とした知識のさらなるキャッチアップに繋がるという意見が目立ちました。やはり資格を取得していて損や無駄はないようです。

注目している技術やサービスについて

続いて、最近注目しているオープンソースや Web サービスを挙げてもらいました。

Deno(https://deno.land/) :
Node.js の反省を生かして同じ開発者によって作られたランタイムライブラリだから
DeepL(https://www.deepl.com/home):
機械学習を用いた翻訳サービスで、Google 翻訳より翻訳の精度がいいと噂されているから
V-RAGE(https://rage-esports.jp/shadowverse/):
VR や AR はコロナ禍でも可能性が見込まれているが、中でも VR 空間の発展形式の一つとして注目している
東京都の新型コロナウイルス感染症対策サイトのリポジトリ(https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/):
今勉強している Vue.js で書かれており、更新ややりとりが活発なため。日本語なので読みやすい
HTML 生成サービス全般:
案件を通じて社内に HTML 生成のノウハウができたので、自社サービスなどで何かしら展開できるのではと考えている
ためしがき(https://tameshigaki.jp/):
業務で文字フォントの与える印象を考慮する機会があるが、こちらでかんたんに確認できて便利

他にもフロントエンドとサーバーサイドの双方に対応できるので JavaScript のスキルをもっと高めたい、Golang を使用して個人的にサービスを作っている、まだ経験が浅く知識が少ないので AWS の勉強をしている、などの回答がありました。

リモートワークで取り入れたことについて

弊社で起こった昨年からの一番の変化と言えば、4月よりリモートワークを実施していることです。
そこで今年はリモートワーク導入から4ヶ月の間、社員が自宅で仕事をするために取り入れたことについて聞いてみました。

元々自宅で仕事ができる環境だったので、特に何もしていない
LAN ケーブルの新調などインターネットの環境を改善
机と椅子を新調
モニター(会社で使用しているものと同じ)やモニターアームなど、作業環境を会社のそれに近づけた
モニター1台と PC2台で作業をしているので、モニターと PC をつなぐケーブルをスイッチャーでかんたんに切り替えられるようにした
休憩時間に短い仮眠を取っている(パワーナップというらしい)
Backjoy ( http://backjoy-jp.com/ ) という姿勢矯正サポーターを購入したところ、導入後腰痛が改善した!

エンジニアのメンバーは特に何もしていないという社員が複数いたものの、自宅の作業環境を改善したという回答が目立ちました。
また、弊社ではコロナ禍手当として4月に全社員に一律3万円を支給しました。オフィス同様、効率アップのためにできる限り作業環境には投資したいと考えています。

ムーブの働きやすさ・働きづらさについて

最後に、昨年と同様ムーブの働きやすさやいいところについて回答をしてもらいました。

上下関係がほとんどなく、フラットな関係性。社員同士で話しやすい
質問や相談をした時の「そんなことも知らないの?」という空気がなく、勉強中の身にはありがたい
進捗が遅れ気味のプロジェクトがあれば、社内でリソースを割いて臨機応変にフォローし合える
細かいルールや形骸化したルールなどがなく、必要な仕事をきちんと遂行することに集中できる
個々に裁量と責任を与えてもらえる
常識の範囲内であれば色々な場面で融通が効き、会社が社員全体や個人に必要なことを考えてくれる
働き方や場所、休暇など、状況に応じた対応を柔軟にしてくれるところ
プレ金がある! ※コロナ禍の現在は無期延期となっています

個人に任せられた仕事は遂行する責任があり、ある程度自身で判断しなくてはならない場面も度々ありますが、裏を返せば業務を確実に全うすべきこと以外はあまりルールがない点が、ムーブでの働きやすさと言えそうです。
今回コロナ禍などのイレギュラーがあってもスピード感や柔軟性を持って対処できたことは、社員数が少なく連携が取りやすいことを再確認したメリットでした。

あわせて現状感じている働きづらさについても挙げてもらいました。
嬉しいことに「特になし」という回答が大半だったのですが、以下のような声もありました。

強いて言えばオフィスのデスクがもう少し広いと嬉しい
現状、オンライン朝礼が若干長くなってしまっている

現在リモートワークを実施する上で、Web会議ツールやバーチャルオフィス(弊社では SpatialChat というツールを日々活用しております!)を多用しており、業務に支障は限りなく少ない状況です。ただしオンライン朝礼にかかる時間然り、オフィスで仕事をしていたのに比べ手間が増えた一面もある、という反応は幾らか見受けられました。よりいい方向に体制を整え無駄をなくすことについて、日々努力する必要があると感じています。
また、つまづいた時に自力で解決するのか周りに相談するべきかの判断、オンとオフの切り替えや自己管理といった、出社していた頃にはなかった課題・目立っていなかった課題をリモートワークを通して個々で感じるようになったとのことでした。

リモートワーク導入とは別に、数年間の間で社員の層が厚くなっていますが、自立して仕事を進められ、人を引っ張ってプロジェクトを推進できるメンバーと、そうでないメンバーで力量の差がある状況です。会社としての総合的な開発力を強化していくために、それぞれの差を埋めること、同時に採用の強化が弊社内の直近の課題です。

ご覧いただきありがとうございました。
現在弊社では、「世の中に市場価値の高いエンジニアを輩出できる会社、またそんなエンジニアが働きたい会社」をともに体現できる方を募集中です。私たち社員や会社の考えに共感していただける方のご応募をお待ちしております。

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