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【社員インタビュー #05】ムーブのよさはじっくり開発に向き合えること

こんにちは。ムーブの採用・広報担当の三苫です。

今回ご紹介させていただくのは、エンジニアの唐見です。
2018年4月の入社から1年が経った彼に、ムーブでの1年間や入社の経緯を振り返ってもらいました。

名前:唐見 尚樹(からみ なおき)
出身:熊本県人吉市
入社年月:2018年4月
趣味:ランニング、ドラム演奏

現在の仕事内容

入社から1年間、一貫して SNS のマッチングサービス案件を担当しています。
当初は Perl を使った開発をしていましたが、開発環境の Docker 化だったり、現在は Perl から Ruby への移行作業も行っています。

入社前の経歴

学生時代は情報系の大学で、ハードウェアやソフトウェアについて学んでいました。
卒業研究のテーマは、デジタル信号処理を用いた音声の研究です。プログラミングを駆使して雑音を処理したり、遊びで音響エフェクターを作ったりしていました。

当時は論理回路という分野に一番自信があったので、新卒では半導体エンジニアとしてキャリアをスタートしました。半導体設計をしたりヘリコプター内のマイクロチップを作ったりしていましたが、独学で勉強していた Web 系の開発を仕事でもしてみたいと思い、Web 業界にキャリアチェンジしました。
Web エンジニアになってからは、ベンチャー企業の創業期を経験したり、フリーランスとして活動する中で、Ruby や Python でのサーバーサイド開発、フロントエンド開発、Android や iOS アプリの開発など幅広く携わっていました。開発とは直接関係がないですが、電波塔点検のために電測計を担いで無人の雪山に登ったこともあります(笑)。当時は大変でしたが、出来たばかりの会社で幅広く仕事をしたこと、膨大な業務をスピード感をもって遂行したことは貴重な経験です。

ムーブ入社の経緯

多くの仕事量を抱えて忙しい毎日を送っていましたが、「エンジニアとしてもっと純粋に開発業務に専念してみたい、クオリティや将来性も十分に担保されしっかりとした、自分が納得できるシステムを作りたい」と考えるようになりました。
当時は少ない人数で自社サービスを何度も企画を練り直しながら作っていたこともあり、どうしてもスピード重視でクオリティなどはおろそかになりがちだったんです。「本当はもっと良いコードの書き方があるはずなのに」といったもやもやを抱えながら、時間の制限もあって次に進まざるを得ない歯がゆさを感じていました。
またこれまでの色々な業務経験を踏まえ、自分にとってより適性があるのはサーバーサイドだという自覚もあったので、腰を据えてサーバーサイドを自分の強みにしていける働き方にシフトするべく転職を決めました。

ムーブに入社したのはサーバーサイドに強い会社であることはもちろん、社内に大規模サービスの知見があり、その経験や開発スキルを積んでいけることや、社長が技術者であることが大きな要因でした。
今思い返すと、オフィスが落ち着いた雰囲気だったのも好印象でした。決して活気がないとか、変な緊張感があるということではなく、あくまでも業務に集中して取り組める雰囲気という意味です。入社後も印象は変わらなかったですが、必要があれば技術に関する相談もするし、雑談することもあります(笑)。

入社後1年間を振り返って

入社前まで大規模なサービスに携わることがなかったのですが、今はちょっとしたプログラムの変更でも大きく負荷を軽減できるようなダイナミックさを楽しみながら、日々経験を積んでいます。まだやるべきことは多いですが、「サーバーサイドに強くなる」という目標に近づいています。

ムーブのイメージは入社前後で変わっていません。自社内開発の会社なので当然と言えば当然とも言えますが、やはり身近に技術的な話をできる人がいるのが良いところだと感じています。
エンジニアが自分ひとりしかいなかった職場から考えると、他のエンジニアの意見や反応を聞ける環境がありがたいです。どちらの環境で開発するにもいいところはありますが、近くに優秀で信頼できる存在がいるのは精神的な安心感があります。
また、経験してきた職場の中でもムーブのオフィスは作業しやすく感じているのですが、これは社長がエンジニアであり、その働き方を理解しているからこそだと思います。社風も全体的に優しい穏やかな人が多く、心地よい距離感の会社です。

今の思いとメッセージ

今後も、業務内外でスキルを磨き続けたいです。
サーバーサイドを追求していくのはもちろん、フロントエンドの知識が必要なシーンや自分の興味があるので、最近では個人的に Vue.js や Nuxt.js の勉強をしています。直近の関心事は ReactNative や Flutter などクロスプラットフォーム開発です。

時間的・心理的に余裕が生まれたことで、「自分の書いたプログラムが動く嬉しさ」がよりいっそう感じられるようになりました。あらためて自分はモノを作るのが好きなのだと再認識しています。またこの嬉しさが次のモチベーションにも結び付いています。
もし忙しさで開発が辛くなってしまった人や、メリハリを付けた働き方で丁寧に技術を追求していきたいという人がいたら、ぜひムーブを考えていただけると嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました。

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