アルゴリズムエンジニア
自然言語処理で実際のビジネス課題を解決するアルゴリズムエンジニア募集
MNTSQ, Ltd.
初めまして!リーガルテック・スタートアップ MNTSQ, Ltd. 代表の板谷です。読みにくい社名ですが、「モンテスキュー」と呼んでください。
私たちは、トップローファーム向けに「法務デューディリジェンス業務」をサポートするプロダクトを開発・運営しています。
法務デューディリジェンス業務とは、ローファームの花形プラクティスであるM&A(企業の買収)に関するもので、買収ターゲットとなる会社が締結している契約書等に、隠れた法的リスクがないかを確認するものです。短時間のうちに大量の契約書の情報を整理し、危険な条項が存在しないかを精査する必要があります。
私たちのプロダクトは、トップローファームにおいて既に本稼働を開始しており、これまで単純作業に割かれていた弁護士工数を大幅に削減するとともに、弁護士による危険な条項の見落としを防ぐことに成功しています。
私は、長島・大野・常松法律事務所という、いわゆる「四大法律事務所」で法務デューデリジェンス業務に従事していました。そこで感じたのは、法学部から法科大学院と常にトップの成績で卒業し、トップローファームで仕事をする一流弁護士であっても、予想以上に単純作業に苦しめられていることです。似たような契約書を全部読み、特定の条項を見つける、という法務デューデリジェンスの作業はその一つの典型例です。
他方で海外では、自然言語処理技術の発達が法律実務に大きな変化をもたらし始めています。法律は「言語」の世界であり、「言語」をアルゴリズムで扱う技術は、今後確実に日本の法律業界にも大きなインパクトを及ぼすでしょう。
そのような個人的な問題意識と社会の流れのなかで、2018年11月、アルゴリズムエンジニアの安野・堅山、デザイナーの生谷の4名で MNTSQ, Ltd. を設立しました。
設立直後からトップローファームとの間で秘密裏に実証実験を進めてきました。契約書を教師データとした機械学習によるアウトプットも期待した成果を出し始め、無事にプロダクトが立ち上がってきたという状況です。
ここまでは、必要以上の露出や採用を避けてプロダクト作りに集中してきました。
それでも気付けば 総勢9名 + 業務委託10名 くらいのチームになっており、オフィスも初移転を経験して、ずいぶん会社らしくなってきたという状況です。
そんな私たちも、プロダクトが立ち上がったためにステルスを解除し、組織作りと事業強化を始めていくフェーズになりました!
これから、既存プロダクトを強化・拡張していきますし、既存の契約書解析アルゴリズムを活用した新規プロダクトにも挑戦していきます。
テクノロジーの力でリーガルワークに非連続な長期的変化をもたらす仕事にチャレンジしたい、もっと話を聞いてみたいと思った方、ぜひ、一度カジュアルに面談させてください!
MNTSQ, Ltd. では、一緒に働く仲間を募集しています。