京都研修『2日目』からは、朝8時から私も参加しました。
はじめに『作務』を行います。昨日から研修させていたたいている、妙心寺の中にある『微妙殿』の清掃です。外周・玄関・トイレ等、メンバーで分担して行いました。
『作務』終了後、1時間ほど、弊社の研修時間(自由時間)が頂けました。この時間を使って、メンバーからこの後の、『坐禅』と『斎座(昼食)』の作法について、みっちり教えていただきました。
参加メンバーはこれまでに、『坐禅』を3回、『薬石(夕食)』『粥座(朝食)』を経験しています。メンバーからは、『坐禅』も厳しいですが、より作法が多い食事の方が、大変だよと言われました。注意も相当受けたそうです。
メンバーに作法について話を聞いていると、1人1人がしっかりと一日目の研修を終えたのだと感じました。
こちらは、『坐禅』の前に許可を得て撮影させていただきました。この後、20分の『坐禅』を2回行いました。研修担当の、妙心寺の佐々木様が、『坐禅』の間、『警策』をもち巡回されます。
姿勢が崩れたり、集中できなくなった時に、『警策』をいただきます。私は、『警策』をいただきました。
次は、『斎座(昼食)』です。残念ながら写真はありませんが、とても貴重な体験でした。やはり、聞くのと実際やってみるのとでは、大違いです。メンバーから聞いていたことが、なかなかできません。覚えたはずの作法は、頭にはなく、メンバーの作法を見ながらの『斎座(昼食)』になってしまいました。
今回の京都研修は、とても貴重な時間を過ごさせていただきました。
『知っている・見たことある・聞いたことがある』と『体験した』は、大違いです。
何事においても、体験してこそ、その難しさや奥深さを知ることができます。
時間に追われる慌ただしい日常から、静かな時流れ、一つ一つの行動に向き合うことができる体験でした。
当社では、これからも『京都研修』を続けていきます。