出版社の回し者ではないですが、『数学大百科事典(https://amzn.to/2IzdDVN)』がいい感じです。
少し昔であれば、ソフトウェア開発に必要なライブラリ(共通関数)は、開発チームが独自に構築したりしましたが、この頃ではライブラリの使用が一般的です。Pythonの場合ですが、ベクトルや行列計算ならNumPy、信号処理や統計ならspicy、クラフ描画ならmatplotlibがそれに当たります。
こうした関数がライブラリ化され、標準化されることにより、開発効率がアップすること、製品の品質がアップすることは間違いないでしょうが、逆に言えば、そうした関数がブラックボックス化してしまい、どういった処理が行われているのかを知らなくても良いと言うことでもあります。ライブラリ化される前は、プログラマは行列や複素数などの数学的知識は当たり前に身につけていたものが、現在ではそうしたものが失われているような気はします。
この本では、様々な分野で登場する可能性の高い、数学の公式、定理を解説してくれていて、高度なプログラミングが要求された際の、助けとなるでしょう。
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