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DXの思いがけない落とし穴。始める前に押さえておきたい3つのポイント【ウェビナーレポート】

みなさん、こんにちは!

広報の藤原です!


藤原 咲花 - Wantedly Profile
1996年生まれ。25歳。 大阪市立工芸高等学校ビジュアルデザイン科にて、 グラフィックデザインを学ぶ。 京都外国語大学イタリア語学科卒業後、 2019年度新卒(Team19)として シアトルコンサルティング株式会社に入社。 WEBデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、 2年目からTLとして、シアトルのUI/UX標準化に向けてチーム活動を行う。 シアトルのブランディング確立を軸に、社内報・TeamTech研究所などの 社内プロジェクトのリーダーとしても活動を行っている。
https://www.wantedly.com/id/seattle_fujiwara



今回は7月15日に開催した「始める前に知っておきたいDXの思いがけない落とし穴」

ウェビナーレポートをまとめました!


お客様からご相談を受けることも多いDX推進。

そこで見落としがちな共通の課題が見えてきました。


今後DX推進を考えている経営者の方に、このナレッジを共有したい!

それがウェビナー開催に至った経緯です。


今回はエンジニアのみなさんにも、ウェビナーの内容をご紹介します!

このレポートを通して、どんな形でお客様のDXを推進しているのかということも

知っていただけると嬉しいです!



さて、IT業界で活躍されているみなさんも

「DX」という言葉は頻繁に耳にするようになったかと思います。


DX推進によりビジネスを加速させる。

しかし、そこには3つの落とし穴がありました。


1.DXに対する認識が間違っている

昨今、DXに関するトピックやDXを掲げる企業が増えていますが、

実は誤った認識になってしまっていることが多いんです。


その原因は2018年のDXレポートに登場する「2025年の崖」※。

ここではIT技術の老朽化、システムの肥大化・複雑化などが取り上げられ、


「じゃあ既存のシステムを刷新すればいいんでしょ?」

という誤解を生んでしまったわけです。


※2025年の崖とは? 

経済産業省が2018年に発表した「DXレポート」にて、 

DX推進の必要性について、競争力低下による経済損失をまじえて言及した際の表現。 



2.企業文化の変革まで意識できていない

ではDXとはなにか?

最新のDXレポートでは、DXとは変化に迅速に適応することだと言われています。


変化=社会的変化に対応する変革が必要ということです。




社会的変化にはディスラプターの存在や新型コロナウイルスなどの外的要因があげられます。

これらに対してIT技術を活用し、

ビジネスモデル・企業文化を変革すること、それがDXなのです。

3.トップのリーダーシップがない

これまでは概念に関する落とし穴でしたが、実は進め方にも落とし穴があります。


DXという言葉が一人歩きし、とりあえずうちもDXやろう!新規事業始めておいて!と

トップから担当者に丸投げしてしまうというパターン。


結果的に会社全体を巻き込んだDX推進ができないままになってしまうということです。


まとめると、

・DXに対する認識が間違っている

・企業文化の変革までできていない

・トップのリーダーシップがない


これらが落とし穴になって、

DXに取り組んだもののうまく推進できない企業が増えているんですね。。


じゃあどうする?

そもそもDX推進には3つのステップがあると言われています。


先ほどの丸投げパターンだと、このステップを飛ばして

いきなり新規フェーズに入ってしまっているということですね。


①目線を揃える

まずは経営層・IT部門・事業部などの関連部署間で、DXに必要な要素を洗い出すところから始めます。


ここで重要になってくるのが

「心理的安全性のある組織組成」です。


お互いが気を遣って、発言しづらい関係性では、画期的なアイデアも生まれません。

DXを推進するメンバー1人1人がDXの目的を理解し、それぞれの役割を明確にする必要があります。


②コンセプトを作る

次に、自社の業務プロセスを再設計した上で、

さらに顧客価値を高めるためにはどんな戦略があるかを作りあげていきます。


ここでは、デジタルと顧客を起点にした根本的なビジネスの見直しを行う必要があります。


③新規事業フェーズへ

それぞれが認識を揃え、戦略を策定することでDXの基盤ができ、

ようやくデータを活用した新規事業フェーズへと移ります。


ここで注意すべきポイントは、

「仮説検証しながら投資効果を測定する」ということです。


DXは変化に適応していくことが重要なので、

1度リリースして終わりではなく、データに基づいて顧客・社会の反応を把握し、迅速にプロダクトにフィードバックし続ける必要があります。


またこれを開発ベンダーに丸投げするのではなくて、

共創していくことで、企業文化の変革も行われていきます。


DX成功の鍵は「チーム」

DXを推進するには

・全員で共通の目的を持つこと

・その目的に向かってそれぞれが役割を持って推進すること

が必要だと述べてきましたが、これはつまり、

DXには「チームワーク」が必要不可欠であるということです。


VUCAな社会において、ビジネスやIT技術もかなり細分化されるようになりました。


システムエンジニアだけでなく、デザイナー・マーケター・営業など、さまざまな職種の人が、

1つのチームになってDXを推進しなければいけません。


「TeamTech Move the World」をミッションに掲げるシアトルでは、

独自のチームワーク理論のもと、場所や所属を超えたチームで、お客様のDX推進を加速させています!



まとめ

今回のウェビナーをまとめると、

・DXは既存システムの刷新ではなく、ビジネスや企業文化の変革である

・DX推進にチームワークは不可欠

ということが明らかになったかと思います。


・ビジネスの変革を目指す開発で、お客様のDX推進を加速させたい方

・お客様ともOneTeamになって開発に携わりたい方


ぜひ一度カジュアルにお話しましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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