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経営幹部候補生の1期生にインタビュー!3年目の業務について聞いてみました。~廣松編~


今回の記事は「経営幹部候補生の1期生にインタビュー!3年目の業務について聞いてみました。~廣松編~」です!

メディクルードの新卒は経営幹部候補生として、社会課題解決のために「未来の会社経営を担う幹部候補」としての役割が期待されています。そのための助走期間として、入社後は『Next Leader Program』(以下、NLP)と呼ばれる2年間の育成プログラムが設けられており、経営人材になるにあたって必要なマインドやスキルを学ぶプログラムが組まれています。

そして、3年目で経営基礎力の発揮として、「既存事業のプロジェクト責任者」「新規事業のプロジェクト責任者」「経営幹部・リーダーとしての事業責任者」につきます。以前の記事では、前編として新卒1期生の3人に「どういった形で希望を出して3年目の配属が決まったのか?」を聞きました。

後編は、1期生の3人に個別インタビューを行い、それぞれの3年目の業務について深掘りを行います!
3年目の業務内容は?責任者になって感じた変化・面白さってどんなところにあるの?皆さんが気になる部分を余すところなくお伝えいたします!

先日、2人目としてメディクルードNLP育成責任者 兼 新規事業プロジェクト責任者の宮原さんの記事を投稿いたしました。

3人目となる今回の記事は、フォレストデンタルクリニック統括院長室 事務長代理の廣松さんを取材しています!


【プロフィール】
就活中は医療業界を中心に、より課題感の大きなところに切り込めるような会社を探していた。その中でも最も価値観が合うと感じたメディクルードに入社を決意。3年目以降の進路については、フォレストデンタルクリニックが現在拡大期にあり、様々なことを経験しながら成長できる場だと思い選択した。

【もくじ】

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3年目の業務内容について
責任者としてのポジションで感じた変化・面白さ
今後の展望について
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3年目の業務内容について

小西)それではよろしくお願いいたします!改めてにはなりますが、まずはじめにフォレストデンタルクリニックの簡単な説明をお願いします!

廣松)フォレストデンタルクリニックは現在東京・埼玉に6院を展開している歯科クリニックです。もともとは訪問診療を強みとするクリニックでしたが、近年は外来診療にも力を入れ、売上高は3年連続で二桁成長しております!ちなみに統括院長である神成裕正先生は、メディクルード神成裕介社長の実の弟さんです。

小西)なるほど、現在絶賛拡大期にあるわけですね。廣松さんは「統括院長室 事務長代理」という役職ですが、主に神成統括院長のもとで業務を行っているのでしょうか?

廣松)そうですね。前回の対談でも話したように、「統括院長の右腕として足りない部分を全部やる」のが私の役割だと言っても差し支えないです(笑)。組織が拡大していき、やれることもやりたいこともどんどん増えていく中で、統括院長室はそれをひたすら実現していく部署のようなものです。
統括院長ご自身に動いていただいている部分ももちろんとても多いのですが、ドクターとして実際に現場で診療されているため、時間を多くは取れない部分もあります。そうした部分を受け止めて、実際形にしていくことが私の役目となっています。



小西)なるほど、具体的にはどんなプロジェクトを進めているのですか?

廣松)かなり多岐に渡るので説明しづらいところはあるのですが(笑)、大きく分けると8種類くらいのプロジェクトは担当しているかなと思います。例えば「クリニック数が増えて来ると合議制で決めていくのが難しくなってくる」というところから「組織体制構築・人事評価制度策定」のプロジェクトを行っていたりとか、「新しくクリニックができたので、訪問診療で訪れている施設のルート最適化を図りたい」というところから「訪問診療ルート変更」のプロジェクトを行っていたりとか、他にも人材育成・新規開院・医科歯科連携・新卒採用などなど拡大にあたって必要な部分を次々に行っている形ですね。もちろん 1人では限界があるので、他の歯科チームメンバーと一緒にプロジェクトを行ったり、現場スタッフから統括院長室付けに抜擢されたメンバーと共にプロジェクトを進めたりしています。

小西)業務の幅がかなり広いですね・・・!私も2年後にはできるようにならないといけないなと思うと気が引き締まります。

廣松)もちろんすべて初めてやる業務ですが、全くやったことないタイプの業務というわけでもないです。採用/育成、事業推進/経営企画、マーケティングなどのベースとなる経験はNLPの2年間で吸収できると思いますので、「全く何も分からない/何もできない」ということは無いと思います!

小西)良かったです!引き続き頑張ります。ちなみに廣松さんが統括院長室業務をするにあたって大切にしている要素は何かありますか?

廣松)やはり現場の皆様との関係性ですかね。プロジェクトを進めていくと、必ずどこかで現場の皆様の助けを借りる場面が出てきます。もちろんまだまだだとは思いますが、「廣松さんのためなら手伝うよ!」と言ってもらえるような関係を作りたいなと思っています。

これはとある方からいただいた言葉の受け売りなんですが、統括院長室の役割は「0から1を作るのを頑張って、1から10に進化させる段階で周囲の人を巻き込んで、10から100へ伸ばす段階は周囲の方や現場へお願いする」ことかなと思います。気持ちよく巻き込んで、一緒にいい方向に向かっていけるような関係性を作っていきたいですね。

小西)なるほど!つまり、新しいものを生み出すだけで終わりではなく、それがきちんと機能していくように、周囲の方や現場の協力を得ながら拡大する必要があるということですね!

責任者というポジションの面白さ、難しさ

小西)では次に、責任者というポジションの面白さと難しさを教えてください!

廣松)経営幹部直下であることもあり、思いついたことをすぐに提案・実行できることは面白いです。「これ絶対プラスになるんでやりましょう!」と提案してから「いいじゃん!やりなよ!」と言ってもらえるまでのスピードが早いですし、その分結果が目に見えやすいのもいいですね。

小西)責任者のポジションならではの裁量権の大きさを感じます!では、逆に難しさを教えてください。

廣松)先ほどお話しした、思いついたことの実行にスピード感が持てる反面で、短時間で質の高い判断を出し続けることが求められたことです。僕の一言でクリニック全体の方向性が変わることもあるので、常に正確な判断が必要ですが、一方でそれをなるべく早く行わなければならない。ここの両立が難しかったですし、今も勉強中です。よく学生の皆さんは「若くして裁量権のある会社に行きたい」と言いますが「裁量権」だけあっても意味がなくて、そこに「判断基準」も加わらないといけません。僕は今までのフォレストのやり方や、歯科の常識という「判断基準」を持たないままで大きな「裁量権」を頂いていたので、なるべく早く裁量権に追いつくような判断基準を身につける必要がありました。これはもうひたすら聞きまくって勉強するしかなかったですね。

小西)裁量権に見合った判断力を身に着けることの難しさが想像できました!

今後の展望

小西)それでは最後に、今後の展望を教えてください!

廣松)フォレストデンタルクリニックは今から5年で10院の新規開院を目標としています。拡大期の現在は新たにやりたいことができてくるタイミングであると同時に、今まで出現していなかった新たな課題にぶつかるタイミングであると思います。例えばですが、大人数になっていくと経営層の想いや考えが現場に伝わらなかったり、逆に現場の声が経営層に届きにくくなったりといったことが起こってきます。だからこそ組織体制の強化をしていく必要があります。
現在フォレストデンタルクリニックの事務局は、少数精鋭で回しているところがあります。一人の力には限界があるため一緒の目線で動ける人を増やしていきたいです。そうすることで、もっと様々な取り組みやより大きな取り組みを進めることができると思います。

小西)10院の展開はとても大きなプロジェクトですね!個人的に気になるポイントとして他領域連携についてもお聞きしたいです!以前フォレストデンタルクリニックはGenki Groupで最も他領域連携を進めていると言っても過言ではない、とお聞きしたことがありましたので。

廣松)そうですね、介護施設への訪問診療はフォレストデンタルクリニックのそもそものルーツでもありますし、浦和学院高等学校への歯科健診や、介護福祉士養成の関東福祉専門学校への講習会など教育領域との繋がりも多いです。しかし、まだまだ連携してグループメリットが活かせるところはたくさんあります。

小西)例えばどんな連携が考えられるんでしょうか?

廣松) 介護領域では、訪問介護との連携が考えられます。現在は介護施設の中にいるご利用者さんに口腔ケアを行うことの方が多いですが、ご自宅で訪問介護サービスを受けている方にも口腔ケアを行っていくことで、より多くの方の健康寿命を伸ばすことができます。そこと上手く連携することができれば、もっと多くのご利用者さんを手助けすることが可能です。

教育領域では、野球強豪校でもある浦和学院高等学校で新たにスポーツ歯科でのサポートが行なわれています。これはマウスガードを通してスポーツをする上での怪我の軽減を目的として取り組んでいるものです。現在はグループ外部と連携となっていますので、フォレストデンタルクリニックも教育・スポーツとの連携にも参入していきたいと考えています。

他の医療領域とも連携していきたいと考えていて、例えばこうのす共生病院とは医科歯科連携プロジェクトを今年の4月から発足しています。これまで介護施設にいらっしゃる患者さんを口腔ケアすることはあったのですが、その方が入院してしまったらそこから口腔ケアが途絶えてしまうことが結構ありました。それを病院側とタッグを組めば、入院後もその方の口腔ケアを継続することができ、誤嚥性肺炎などのリスクを下げることにもつながります。医科歯科連携をやっている法人は日本国内でも少数なので、今後より注力していきたいです。医科歯科連携を通してやりたいことは正直めちゃくちゃありますね。

小西)グループ内のメリットをかけ合わせることでより多くの方々に手が伸びて「共に生きる」が実現できると感じました。フォレストデンタルクリニックの今後の拡大が楽しみです!

以上、廣松さんへのインビューでした!
廣松さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!

次回は、私小西を含め他3名の新規ライターの紹介記事となります!
お楽しみに🌟

【👇コーポレートサイト】

株式会社メディクルード
私たちメディクルードは「医療」「福祉」「教育」分野で複数の事業運営を行なっているコングロマリットグループの一員です。 旧態依然とした業界に "Innovation"を起こすため、本気で「まじめをチカラに」と変えていく集団です。
https://www.mediclude.jp/

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