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「MITOYOへ行ってください」→即決 —MATCHAが新たに始めた滞在型発信の話(後編)—

2019年の4月からMATCHAの社員が香川県三豊市に出向し、「滞在型発信」をスタートさせました。

代表の青木が以前からあたためていた、“地域に滞在しながら、その魅力に触れ、発信する”この新たな取組みを実現するにあたり、青木が声を掛けたのが編集者の溝端でした。

会社と働いているメンバーの方向性が重なったら最高 —MATCHAが新たに始めた滞在型発信の話(前編)—

事の顛末を青木目線で綴った前編に続き、後編では見ず知らずの土地に移住し、働くことを即決したその背景を溝端目線で振り返ります。


三豊市行きを即決した理由

突然ですが、私の夢は“畑を耕しながら、自分の好きなこともする半農半Xの生活を送る”ことです。

MATCHAに入社したのも、美しい自然のある地方への移住を見据えつつ、自分の好きな「書く」「外国人と関わる」ことの両方に関われる仕事として、インバウンドの仕事が最適だと感じたからでした。MATCHAでなら、自分の将来の夢を後押ししてくれるスキルが身に付けられると考えたんです。

年始の青木さんとの1on1で、そんな自分の理想とする暮らしや働き方を伝えていたとはいえ、今回の話はさすがに驚きました。それまで三豊市を知らなかったし、香川県はおろか、四国にさえ一度も足を運んだことがなかったので。

でもすぐに「瀬戸内国際芸術祭でアートに触れられるし(私はアートが好き!)、インバウンドが伸びているし、面白そうな地域かも」と思ったんです。

今回の三豊市への出向は1年間という期限付きの契約だったうえに、どう転んだとしても自分の人生にプラスになる経験が積めることが想像できました。東京での生活に後ろ髪を引かれる要素もあまりなかったので(笑)、ほとんど迷うことなく返事をしました。

三豊での仕事と滞在型発信の可能性


三豊市を代表するパワースポット、志々島の大楠。
今秋グランドオープンするレストラン・イベントスペース三豊鶴。ゴールデンウィークにプレオープンした時の様子。

今はMATCHAの社員、そして三豊市役所職員という二つの肩書きで働いています。
前者ではMATCHAに掲載する記事作成を中心に、後者では市役所の観光交流課の中で、観光に関する戦略的な情報発信や、観光戦略の策定、観光関係の業務に関するサポートをしたりしています。

三豊は「すでに出来上がった観光地」ではなく、「これから観光を盛り上げよう」という地域です。
そのため、交通の便などを含めて、「どのスポットが訪日観光客でもアクセス可能なのか」を調べるところからやっています。ある意味、「隠れた宝」を探しながら記事を書いていくような感覚です(その分、通常の記事を書くよりずいぶん時間がかかります)。

2、3日の出張でその土地を訪れるだけだと、どうしても既存の観光地の紹介に偏ってしまいがちです。
「観光地」というのは動的で、地元の人々の努力によって、新たに生み出されるものです。そうした変化をダイレクトにとらえて情報発信ができることが、滞在型発信の強みだと思います。地域のみなさんは、「クライアントと業者」というより、「肩を並べて一緒に地域を盛り上げる仲間」というかたちで関わってくれるため、仕事もやりがいがあります。

三豊市は、地域活性化の観点で先進的な取り組みをしていたり、ユニークな活動をしていたりする人が多く、とてもオープンな雰囲気があります。私も、三豊市に住むようになってすぐ、多くの方から「みぞっち」と呼んでもらえるようになりました。

溝端厳選!おすすめの三豊スポット

最後に「旅するワークスタイルや休暇で三豊を訪れるMATCHAメンバーを連れて行きたい場所は?」と尋ねたところ、溝端が三豊に移り住んで執筆した下記の記事にまとまっていました!

【香川】日本最高の夕日スポット!瀬戸内海・父母ヶ浜の5つの楽しみ方

このほかにも……

・電車で三豊に向かう際は、まずJR予讃線の海岸寺駅→詫間駅の間に注目してほしいです。途中から瀬戸内海がぱっと開けて美しい!

・三豊市の一番のパワースポット、志々島の「大楠」はぜひ見に行ってほしいです。島全体から、自然の生命力が感じられます。

・父母ヶ浜の近くにある「cafe de flot」の、地元の海から作った塩を使ったメニューの数々は、絶品の一言に尽きます。

・ゴールデンウィークにプレオープンした「三豊鶴」は、かつて酒蔵だった建物を活用したレストラン・イベントスペース。中にいると、いい菌に自分の体も醸されるようで、今年秋の本格オープンが楽しみ!

三豊市のみなさんの優しさに包まれ、あっという間に新生活に馴染んだ様子の溝端。
Slackで共有される日報からも充実感が伝わってきます。
こんなふうにMATCHAではWebメディアの運営やクライアント業務に止まらず、柔軟に新しいプロジェクトに取り組んでいます。

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