私たちは「まるごと人事」という採用代行(RPO)サービスを軸にベンチャー企業の成長を支援するサービスを展開しています。2024年11月には社員が190名を超えましたが、今後もパーパスとして掲げた「理想をともに叶える」企業としてさらなる拡大を目指しています。
今回はマルゴトのCS(カスタマーサクセス)職として活躍中の東(ひがし)に、現在までに乗り越えてきたキャリアアップのための経験とクライアントワークならではのやりがいを中心にインタビューしました。
様々な企業の採用に関われるところに惹かれてRPOへ。常に上を目指せる環境で挑戦を続けたかった
ーーこれまでの経歴を教えてください
女性専用のスポーツジムのパーソナルトレーナー、エステティシャン、人材紹介会社の窓口担当と幅広い職種を経験しました。スポーツジムでは店長およびスーパーバイザー(SV)としてスタッフの教育や売上の管理、採用業務にも少し携わっていました。
ーー「採用のプロ」を目指したいと思ったきっかけを教えてください
スポーツジムで勤務していた時に携わった採用業務がきっかけです。
私が担当していた当時は比較的広い条件で採用を行っていました。そのため、結果としてミスマッチによる早期離職が多く、会社にとっても離職する社員にとっても望ましくない状況になっている。そう感じた経験から、採用の領域においてもっと知識をつけたい、成長したい、と考えるようになりました。
ーー過去の経験から採用についての知見を深めたいと思ったのですね!他にも企業がある中で、マルゴトに入社した決め手は何だったのでしょうか
マルゴトでなら、業界を問わず採用に関して深い知識を得られると思ったからです。
私は転職活動を行う中で「採用」や「人事」について調べている時に、はじめてRPOの存在を知りました。インハウスと呼ばれる自社内の人事と他社の採用を代行するRPOとを比較した時に、インハウスの人事では携われる業界や使用する媒体の知識がどうしても偏ってしまう。RPOであれば案件ごとに業界も採用ニーズも変わるため、常に新しい学びがあり、上を目指して挑戦し続けられるのではないかと思いました。また、マルゴトには多種多様な業界で採用を経験してきたメンバーが集まっているため、より採用知見が集まっていて自分を高められると感じて、入社を決意しました!
右も左も分からなかった入社直後。
「前向きな考え方」にシフトできたきっかけとは?
ーーこれまでどのような企業のご支援に携わってきましたか?仕事内容もあわせて教えてください。
自身が実務を担当してきた企業も含めると、マルゴトに入社してからこれまでに合計10社の採用支援に携わりました。現在は、IT企業を2社、オンラインスクール、会計事務所の4社を支援しています。仕事内容は、数値検証/課題抽出/戦略立案/顧客MTGファシリテーションなど、採用における上流部分の設計がメインです。スカウトメールの送付や応募者への連絡など、手を動かす部分は実務メンバーにお任せしており、密に連携をしながら常に各顧客の状況が把握できるように努めています。
入社前から想像していた通り「インハウス人事では経験することができなかった幅広い業界の採用」に携わることができてとても充実していますね。業界はもちろん、企業によって対応する業務範囲も変わってくるため、常に勉強が必要だと肌で感じています。
ーーほぼ未経験のスタートながら、現在は採用の上流部分まで支援されているのですね!入社当時を振り返り、マルゴトで採用のプロを目指す中で課題に感じたことはありましたか?
2つあります。1つ目は、採用業務の全体像を捉えることができず、業務において自信がなくなり、適切な相談もできないような状況に陥ってしまったことです。スポーツジムに勤務していた頃に僅かばかり採用業務に触れてはいましたが、上司と共に自己流のやり方で進めるしかありませんでした。そのため、マルゴトに入社してから初めて触れる内容も当然多く、業務ステップの前後関係や流れがわからず混乱することが多い状況だったことを覚えています。
2つ目は、フルリモートの環境下での成長イメージがなかなか掴めなかったことです。オフィスで共同作業をしているわけではないので、他のメンバーはどのように業務を進めているかをリアルタイムで見たり聞いたりはできない状況です。そのため、入社した当時は周囲がよく見えておらず、 自分の成長スピードが適正なのかわからないことで焦っていました。当時は周囲の様子が実際に見えない不安と焦りから「できている人」ばかりが目についてしまい、自分はなぜこんなにできないんだろう、と落ち込んでいました。
今思い返すと、フルリモートの環境で成長するために必要な自分なりのスタイルや、マインドの持ち方を確立させるのに苦戦していた時期でしたね。
ーー初めての環境下では不安も大きいですよね。
それぞれどのようにして乗り越えたのですか?
1つ目は、リーダーに自己開示をして現状を素直に共有できたことがきっかけです。入社直後は、顧客とのコミュニケーションや定例ミーティングは全てリーダーが主体となって進行してくれていました。未経験である私の成長に合わせて丁寧にワンステップずつ経験を積ませてくれていたんです。それはとてもありがたいことだったのですが、「採用業務の全体が見えないことが不安だ」と素直にリーダーに伝えたところ、「じゃあとりあえずなんでもまずはやってみよう!フォローするからね」というスタンスで進める方針となりました。そこから顧客とのコミュニケーション対応はもちろん、定例ミーティングも準備や進行まで一通り担当するようになりました。
正直なところ覚えることも多くて大変でしたが、やるべきことや優先順位が分かるようになったことで、1つ1つの業務に対して自信を持つことができるようになったと感じています。
2つ目については、成長機会を求めて入社した当初の自分を思い出したことがきっかけで乗り越えることができました。 周囲と比較して後ろ向きな考えになっていたところから、「その分自分には成長できる伸び代がある」という考えにシフトチェンジできたんです。そもそもほぼ未経験の私を採用してくれているということは、ポテンシャルに期待して迎えてくれたという前向きな考えに切り替わりました。
段階を経て一つ一つ地道に知識を積み上げてステップを進めていこう、と思えたことで気持ちが楽になりましたね。何か課題に感じたらまずは自分で調べる、それでも解決しない場合はリーダーに相談する、その上で改善策を講じて成功体験を積み重ねていく。地道に繰り返すことで、少しずつフルリモートの環境下でも独力で課題解決が出来るようなスキルを養い、成長することが出来ているのではないかと感じています。
今だから振り返って思うこと。
業務で感じたギャップとやりがいとは
ーー働き方や業務内容において、入社後に感じたギャップがあれば教えてください。
2つあります。1つ目は、未経験だからといって手取り足取りつきっきりで教えてもらえるわけではないということ。フルリモートではなかったとしても同じことが言えるとは思いますが、部下がどんなところで何に躓いているのか、上司はどんな時でも察知できるわけではありませんよね。フルリモート環境下では特に、自己開示が大切です。未経験だから教えてもらえるはず、と受け身のスタンスでいることは「マルゴトで働くことの価値」を自分のものにできないことに直結するのだと入社直後に気がつきました。
今は分からないからこそ、言葉にして自己開示する。自分の頭で考えて周囲に壁打ちすることで正しいのか検証していくスタンスが重要だと考えています。
2つ目は想像以上の情報量・スピード感が求められる環境だったことです。
マルゴトはノウハウ蓄積に関しては複数のslackチャンネルがあるのですが、いずれも毎日多くの情報がシェアされており、意識的に情報を取りに行く姿勢がないとあっという間に見逃してしまいます。
採用のトレンドは日々変化していくため、採用戦略を練る上でもスピード感は大切だと感じています。
個人的にはのんびり自分のレベル感にあった業務だけをするより、ある程度のスピード感や1ステップ上のクオリティを求められる環境の方が性に合っている為、とてもポジティブなギャップでした。
ーー日々の業務の中で達成感ややりがいを感じるのはどんな時ですか?
顧客から信頼されている事を実感出来た時です。例えば、小さいことですが「これお願いします」と依頼されるのではなく「こういう悩みがあるんですけど、東さんも一緒に考えてもらえませんか?」と相談ベースで話を持ってきてくださった時です。顧客側の採用担当として見ていただけているような気がして嬉しかったですね。特に、現在ご支援している顧客は「お互いが動きやすい連携をとりたいから、マルゴトさんからもリクエストがあれば教えてください」など、二人三脚で採用活動を行いたいと思っていただけていることが実感できて大きなやりがいに繋がっています。
最近では、立ち上げから任せていただいた案件もあり、0から信頼関係を構築していく難しさと面白さを感じています。自分で立ち上げた案件で顧客からプラスのフィードバックをいただけた時には素直に嬉しいです!
ーー仕事をする上で最も大切にしていることを教えてください。
社内社外を問わず、テキストでのコミュニケーションの「温度感」を大切にしています。
例えば、びっくりマークが1つ付いているかどうかだけでも感情の伝わり方が違いますよね。マルゴトにはお互いに良かった点を見つけて褒め合う文化があるのですが、テキストだけで「すごいね、おめでとう」と伝えられてもなかなか感動や感謝が伝わらないと思いませんか?
フルリモートで実際に顔を合わせる機会がないからこそ、社内のコミュニケーションでは絵文字も交えながら「顔を合わせて伝える時の倍くらい派手」に表現するように心がけています。
一方、顧客によっては絵文字を使うとふざけて見えてしまうケースもあります。先方からのメッセージや定例ミーティングなども含めた関係値や距離感、雰囲気をみながらテキストコミュニケーションの温度感を調整しています。
また、顧客やメンバーも忙しい中返信してくださっているので、出来る限り少ないやり取りの中で伝えたい事を正しく伝える、相手が返信しやすいメッセージを作ることは常に意識しています。
マルゴトで経験を積んだ今こそ目指す目標とは
ーー今後の目標を教えてください。
リーダーに昇格し、メンバーマネジメントにも携わりたいと思っています。
入社当初から、将来的にはリーダーを目指したいというのを上長に伝えており、昇格に向けて共通認識を持って進めてくれています。新規案件の立ち上げや少人数からのメンバーマネジメントなど昇格のためのステップを作ってくださり、着実に成長を実感しています。
各メンバーの性格や強み、キャリアビジョンに合わせたマネジメントができる人材になることを目指し、リーダー陣やマネージャーの知恵を借りながら自身のマネジメント力を養っていきたいです。
「入社時よりも採用業務が好きになった、マルゴトに入社出来て良かった、顧客の為にもっとスキルをあげたい」と思って貰えるように導けるリーダーになるのが目標です!
ーー素敵な目標ですね!応援しています!
最後に、マルゴトに応募を検討している方へ向けて、一言お願いします。
マルゴトは「採用のプロ」を掲げている通り、採用に関して深い知識を持ったメンバーがたくさんいます。採用業務が全く未経験の方にとって、難易度が高く見えてしまっている部分もあると思いますが、ハードルの高い環境下でも尻込みせずに、どう動いたら自分が成長していけるかを模索できる人にとってはとても成長できる環境です。
本人のやりたいこと、目指していることに対してどうやったら実現できるかをリーダーもマネージャーも一緒に考えてくれる。実際に、私も入社直後から「メンバーマネジメントをしたい、リーダーになりたい」と上長に伝え続けてきたおかげで、昇格の機会をいただけそうな段階まで成長することができました。
自分のキャリアを実現するために自ら発信したり行動できる人はマルゴトでも活躍できると思います。
興味のある方はぜひお話を聞きに来てください!
以上、マルゴトでカスタマーサクセスとして活躍中の東(ひがし)にお話しを伺いました!
このインタビューの直後、晴れてリーダー候補へ昇格をされています。クライアントのご支援を通して自身と仲間の成長にもまっすぐ向き合う芯のある考え方が素敵で、今後のご活躍も引き続き応援しています!
マルゴトでは、引き続き採用加速中です!興味がある方はぜひご応募ください!