写真:BeGlobalマネージャー 矢上
先日累計1億円の資金調達を発表したBeGlobal。社員数も、2019年1月の3名から、2020年6月には39名と拡大を続けています。
ベンチャー企業の採用代行「まるごと人事」の要として、採用の実務だけでなく、採用戦略の提案や計画立案を担うBeGlobalのマネージャーは、スタートアップやメガベンチャーで人事としてキャリアを積んできた、経験豊富な仲間が集まっています。
今回は大手企業2社で人事を経験後、BeGlobalへ転職したマネージャー矢上(ヤガミ)に、入社した決め手・やりがいについて聞いてみました。
ーーこれまでの経歴について聞かせてください。
大学卒業後はニトリに入社して、リクルーターとして新卒採用業務に従事しました。全国をまわって説明会をしたり、インターンの企画や運営をしたり、年間1000人以上の学生さんの面接をしたりしました。関西の採用担当をした後、採用広報の専任として関東に異動。
採用広報担当として、ホームページやパンフレットなど、母集団形成に携わることは幅広く担当させてもらいました。
その後は、LINEに採用広報として入社。中途採用が未経験でしたので、業務内容や現場を学ぶためリクルーター業務をやりつつ、ブログ記事や採用イベントなどの広報業務を行なったあと、2020年1月にBeGlobalのマネージャーとしてジョインしました。
目に見える数字の変化が面白い。採用広報へのきっかけ
ーー採用から採用広報にシフトしていますが、採用広報に興味を持ったきっかけなどはあったんですか?
採用の仕事をしている人の中には「人が好き」「人と話すことが好き」みたいな方が比較的多いと思うんです。面接も人の魅力で引っ張ってくる、みたいな。でも私は、実はそういうのにあまり興味がなくて(笑)
どちらかというと選んだ媒体や見せ方次第で数字が目に見えて変わっていく部分に採用の面白さややりがいを感じていたんです。そういった部分に特化していきたいと考え、思い切って採用広報を専任としてやらせて欲しいと当時の上司にお願いしたのがきっかけです。
インタビュー記事制作の仕事は、元々は採用業務としては行なっていませんでした。1社目で採用のホームページをつくるときに外注をしていたんですが、出来上がった記事を見たときに、良い記事ではあるんですが採用目線で押し出すべきポイントとはずれているなと感じてしまって。
だったら自分が書いてしまったほうが良いんじゃないかと思い、始めたのがきっかけです。
「正社員 フルリモート」という新しい選択肢
ーー大手企業から、なぜBeGlobalに?
ライフステージの変化に伴う引っ越しの問題でした。ゆくゆくは、通勤が1時間半以上の場所に引っ越さないといけないとなって。出産や育児など長いスパンで将来を見据えたときに、ずっと働き続けることは困難だと感じていました。
そんな時、たまたまフルリモートというワードに目が留まって、BeGlobalに興味を持ちました。
文系の正社員でもフルリモートの仕事があるんだ!というのに驚きましたね。
新卒から全国転勤の企業に就職して、何度も引っ越しを伴う転勤を経験してきたことも大きいです。BeGlobalの「場所を問わず一生働ける」という点に、ずっと探してきたものを見つけた!という気持ちになりました。
ちょうどまるごと採用広報のサービスが始まるタイミングで、そこも魅力でしたね。採用だけでなく、採用広報の仕事も続けられるというのが嬉しかったです。
役割は期待しない?やりたいことを実現できる場所
ーーベンチャーに不安はなかったんですか?
ベンチャーという点に関しては向き不向きはあると思うんですが、大企業にはない裁量の大きさやスピード感が自分には合っていると思いました。社内で声をあげれば、業務範囲を越えたプロジェクトにも参加することができていて、毎日忙しいですがとても楽しいです。
入社してすぐに代表の今さんに「私にどんな役割を期待していますか?」と聞いたことがあるんですけど、「何も期待していない」と言われてびっくりしたんです。今さんは会社を公器と考えていて「こんなことをしてほしいという会社の要望よりも、矢上さんのやりたいことが実現できる働く場所を提供したい」という風に言ってもらえて、業務範囲にとらわれず様々なことに挑戦していこうと思いました。
大企業で当たり前だった承認の確認や打ち合わせもないですし、PDCAも早い。仕事の面白い部分がギュッと詰まってるって感じですね。本当に無駄がないというか、100%仕事と向き合えています。
ーー現在の業務内容について教えてください。
マネージャー業務と採用広報の業務の大きく2つがあります。
マネージャーとしては平均8社程度の企業様を担当として持って、採用の立ち上げの支援やオペレーションを行うメンバーの業務管理などをおこなっています。管理と言っても、メンバーはそれぞれ自立して仕事をしているので、お客様からの要望のすり合わせやオーバーワークになりそうな時は分散したりやり方を検討したりという感じです。
採用は短いスパンで状況が変化するので、頻繁にお客様と打ち合わせをするようにしていますね。
採用広報の業務はインタビュー依頼が来たときに、打ち合わせをして企画書を作成し、実際に企業様に出向いてのインタビューを行なっています。
下請けではなく、パートナー。不安の先にあったのは、経験したことのない仕事の面白さ
ーークライアントワークは初めてでしたよね?
はい。ずっと事業会社で人事としてやってきたので、クライアントワークは初めてですごく不安でした。正直、下請けとして扱われてすごく無茶なことを言われたりするのかなと思ってたんです(笑)。実際は全然違いました。
下請けというよりはパートナーというような感覚で、もしかすると自社人事よりも感謝されたり頼りにされる機会が多いかもしれません。社内の人が自社の採用を達成するのは自分の業務として当たり前ですが、社外の人が社内の人と同じ目線で取り組んでいるというのが喜んでいただけている理由なのかなと思います。
採用代行を任されているときって判断をする場面がすごく多いんですよね。その判断の基準が「もし私がこの企業の人事だったら」になっていて、これまでの自社人事の経験が生きていると感じる瞬間です。営業成績など関係なく、顧客のことを第一に考えられる今のビジネスモデルは非常にありがたいですね。
ーークライアントワークならではのやりがいや面白さは?
1社の人事としてではありえなかった数の媒体やスカウトを使いながら、数字の変化を楽しむことができるところです。入社して半年ですが、採用についての知識は3倍にも4倍にもなったと感じています。聞いたり口コミを読むだけではなくて、実際に使ってみることができる。効果検証をしながら数字の変化を見ていくのがすごく楽しいですし、結果が出ればお客様に喜んでもらえるので、最高の環境です。
ーーBeGlobalでの今後のビジョンはありますか?
私がビーグローバルに入ったとき「今は30人ですが1年前は2人だったし、これから1〜2年後には社員100人にします」という話を聞いたんです。それが面白いなと思って。
初期メンバーとして、会社が大きくなる基盤を作っていくところにも携われたらいいなと思っています。スタートアップならではですよね。
ーー最後に、BeGlobalへの応募を検討している方に向けてメッセージをお願いします!
家にいながら、何十社の採用に携わることができるので純粋に採用を極めたい、仕事に向き合いたいという方には最高の環境だと思います。
RPOって下請け業務で不安だなと感じているという方がいたら、ぜひ一度お話を聞いてみてもらいたいです。きっといままでの固定概念から解放されて、キャリアも働き方も諦めなくて良い、最高の環境に気づくと思います。
以上、BeGlobalでマネージャーとして働く矢上に話してもらいました。少しでもご興味を持っていただいた方は、お気軽に「話を聞きにいきたい」ボタンを押してください! みなさまのご応募、お待ちしております。